Swing しなけりゃ意味ないね～！

　私のゴスペル三昧な日々は既にご存じとは思いまするが、実は私、ジャズもお好きなんですのよ～。正直なところ、ゴスペルより先にジャズの方が親しんでいたんですね～。初めてジャズのCDを買ったのは高校を出てすぐくらいじゃないかな。サラ・ヴォーンという渋すぎる女性ジャズシンガーのCDを買ったのでした。なんじゃ、このすごいクールな歌声は！　鼓膜をしびれさせるような低い声。到底楽譜にできなさそうな起伏に富んだメロディー。そしてじっとしてられないほどのリズム感。

うお～～～～～、かっこええええ～～～～～。すげ～～～～～～～。

　ま、そんな出会いからかれこれ二十●年。ゴスペルを通して出会ったジャズ友に連れられて、昨年初めてセッションとやらに参加したのでありました。ジャズ・プレーヤーがプロアマ問わず集い、一期一会のジャズ演奏をするのです。演奏したい曲を用意して、ぶっつけ本番で合わせるんですね～。ピアノ、ドラム、ベース、トランペット、サックス、鍵盤ハーモニカ、エトセトラエトセトラ。私はもちろんボーカルでございますよ。

　ほんまに、ジャズ・ミュージシャンというのは、アホでっせ。コードだけが書いてあるペラペラの紙一枚でちゃんとセッションしはりますねんで。どんな頭の中身してるんやろか、ほんまに謎です。

　ま、そんなこんなで禁断の快楽の扉を開けてしまった私は、自宅から車で15分という超ご近所でジャズ・セッションをやっているカフェにて時々歌うようになってしまっております。今日は四カ月ぶりに歌ってきました。三曲ほど歌わせてもらい、ま、色々と自分の反省点も発見し、楽しいひと時を過ごしてきたのでありました。


　来月も、行くよ。そりゃもう、もちろんさね。