丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

花のワルツ・狂騒曲?

2007年03月21日 | お子様
 月末にチビ子のヤマハの発表会がある。ジュニア科に進級して早一年。相変わらず楽譜をほとんど読めないお嬢様だ。本人曰く「♪を一個ずつ数えたら読めるもん!」・・・それはほとんど私のヘ音記号状態やね(汗)。
 そのジュニア科だがクラスのメンバーはわずか四人。発表会ではよそのクラスと合同のはずが、当てにしていたクラスの生徒さん達は皆発表会を欠席する事になってしまった。それも仕方がないかもしれない。なぜならヤマハの発表会って、たいがい平日なんだもん。仕事を休めない親御さんも多いはず。うちも亭主は恐らく見にいけない。
 それにしてもこれは大問題だ。今のクラスはというと、お世辞にも大して上手いとはいえないクラスなのだ。まぁ、簡単な曲なら四人でもなんとかなるだろうと思いきや、血迷った先生の選んだ曲は「花のワルツ」。
「花のワルツ」といえば、チャイコフスキーの代表作の一つ「くるみ割り人形」の第三幕。超有名なバレエ音楽だ。(私は遥か遠い昔、この曲を踊りましたです、はい。)なんで、フル・オーケストラのそれも結構長いこの曲を幼児二名・小学生二名で弾かせるかな。先生ご乱心!としか思えない。
 練習用に渡されたMDには、まるでチンドンヤのような「ぶん・ちゃっちゃ~、ぶん・ちゃっちゃ~」なんてとんでもないアレンジの曲が入っていた。どっひゃ~!これはチャイコフスキーへの冒涜じゃあ!! 慌ててカラヤン指揮の「花のワルツ」を聴かせたのだが、あまりのギャップにかえって落ち込みそうだった。亭主も思わず白目を向いていた。このアレンジはないやろ~。
 それはともかく、チビ子のパートは結構難しく、チビ子の今の実力ではとても弾けそうにない代物だった。チビ子・ピ~ンチ!!

 かくして、亭主による「花のワルツ」猛特訓の火蓋が切って落とされたのである。毎晩毎晩、チビ子をピアノに必死になって向かわせている。当のチビ子はあまりの難しさにすっかりやる気がなく、ダラダラグニャグニャしては怒られて泣いていた。
 そんな情景を毎晩見るのも結構ストレスが溜まるものだが、最近ようやく形になってきている。楽譜はとりあえず暗譜できたようだし、難しい和音もなんとか頭に入って指も追いつくようになってきた。残すはスピードと正確さと表現力・・・。(残りの方が多いやんか?)あと二週間、亭主とチビ子の狂騒曲「花のワルツ」は続くのである・・・。

がんばれ、チビ子・・・。母ちゃんは布団の陰から見守っているよ。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
胸繰曲? (さるさる)
2007-03-26 13:26:36
 発表会まであと何日でしょうか?
ちょいと不安ですねぇ。
 天下のやまはさんが、平日に発表会なの
ですかぁ。 あの×ワイでも日曜日に
発表会で、親御さんたちは総出で撮影合戦
なのに。。。

音を間違えるのも気になるけど、まずは
リズムをからだで感じることができたら
いいように思います。
私たちおとなも、慣れないリズムやシンコ
ペーションに何度もどぎまぎするくらい
ですからネ。
まぁ、当日は先生がうまくフォローして
くれますよ。
チビ子ちゃん、発表会楽しめたらいいけどね
返信する
秒読み(汗) (ちえぞー)
2007-03-28 23:44:09
さるさるさま
もう数えるどころか秒読み段階です。
なんとか一通りはこなせるようになってるみたいですが、さてさてどうなることやら。
ちなみに過去二回の発表会では、二回ともやたら目立つ失敗をやらかして、思わず母ちゃんは笑ってしまいました。(怒りはしませんよ、私もたいがい本番で色々やらかしますので。)

そろそろヤマハやめて、個人の教室に変えようかな~なんて思ってます
返信する

コメントを投稿