丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

台風一過

2014年10月13日 | お子様
 先日は火山の噴火だったけれど、今週は台風で大騒動です。昼過ぎから風と雨が強くなってちょっと緊張していましたが、これを書いている夜半には嵐もすっかり鳴りをひそめて、外は静かな雨が降っているだけです。毎回台風が来るたびに思うのですが、大阪という地は奈良・和歌山の県境にある山々が防風林になってくれているようで、画像を見ていても見事にそこで雨雲がシャットダウンされています。なんと恵まれた土地なんだろう……。

 

 それはそうと、今日は実はチビ太郎の試合の日だったのです。

 

 そんなもん、台風が近づいているのですよ。沖縄、九州、大騒動ですよ。それが西日本に向かってまっしぐら。やたらでかい強風域。風速三十メートル。試合は当然屋外。

 普通どう考えても朝から中止だと思いませんか? するかどうか、迷いますか? それが中止の連絡が来たのが集合時間の二十分ほど前ですよ。二十分! 十時集合の二十分前!! それも「警報が出たから中止」だとのこと。
 うちはたまたま集合場所に近かったのですが、遠い人は一時間近くかかるところから来ているはず。二十分前ならもう集合場所についているかもしれません。警報出てからまた一時間かけて帰らはるんですよね。なんと気の毒なことか……。


 そもそも、警報が出てるとか出てないとか、そういう問題ではないでしょう(怒)。前日にはすでにそのコースと時間帯はだいたいわかってます。集合時間に警報が出てないとしても、試合始まる頃には出てますよ。試合会場までの往復時間、子供への負担、大阪府のサッカー協会はどう考えているのでしょうか。亭主曰く、「公式戦だから簡単には中止には出来ない」らしいですが、子供がそれで危険な目に遭うなんていうのは論外です。試合より子供の安全の方がよほど大切ですよ。

 サッカーは雨でも滅多に中止にならないスポーツだということはサッカー少年の母をしていると嫌でもわかります。でも、夕立ではないんです。来るのがわかっている台風です。それもNASAの宇宙飛行士がびっくりするくらいの規模の台風です。公共交通機関は早々に運休や本数の制限などを決めているのです。もっと早く判断をすべきではないんでしょうか。試合のぎりぎりになるまで中止の連絡をしないなんておかしいと思いませんか? 警報のタイミングが遅ければ試合をするってことですか? そこから暴風雨の中、子供らを帰らせるんですか? 
 亭主は「ナデシコは試合してたけどな」などと、ほざいて……もとい、のたまっておりますが、大人が自分の判断で、自分の責任で、台風の中で試合をするのは勝手です。でも、子供は自分達の判断で試合をしている訳ではありません。大人が組んだスケジュールに乗っかって試合に出ているのです。いくら公式戦とは言え、プロでもないのに、そこまでのリスクを冒して、ぎりぎりまで判断を遅らせるなんていうのは、大人のエゴではありませんか?

 サッカーは理論的なスポーツだと思っていましたが、こんな状況を目の当たりにするとそれもどうかと思ってしまいます。

 ほんま、ちょっと考えてほしいわ(怒)。


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