丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

硝子のハート

2014年01月25日 | お子様
 年末からチビ太郎がたびたび調子を崩すようになった。それも大概同じ状況。①土曜日 ②試合の前後  そして、症状も①熱なし ②急激な強い頭痛 ③吐き気 ④半日で症状は消える ……と、まあこんな感じで今日の朝は三回目だった。二度ある事は三度あると言ったものだ。

 状況を考えて、色々調べて思うに、自家中毒だろうなぁ……という結論に達した。

 昨年の夏にサッカーチームを替わり、練習場所がやたら遠くなった。それでも一生懸命通っている。一応レギュラーとして毎試合出場しているが、相当の強豪チームであり、そのうえ四年半在籍したチームとは試合の運び方なんかも随分違うらしく、実戦でなかなか思うように動けないらしい。そのためにポジションをコロコロと代えられる。考えようによっちゃオールラウンドでなんでもできるサッカー選手になれるかなってなもんだが、まだ十歳のチビ太郎にとってはポジションによって動き方や気の配り方を変えなければならないというのは、正直難しいらしい。
 それに加えて昨年は足を傷めて秋から年末にかけて練習量も減った。

 悪条件にまみれている。一生懸命なんだけど、なかなか身体が言う事訊かないんだよなぁ。必死なんだよなぁ。わかってる。わかってるよ。子どもの心は硝子製なんだよなぁ。無理するな。「今」で人生の全てが決まる訳じゃない。身体も心もその年齢に応じたキャパってもんがある。


 だがしかし……!!


 それをわかっているのに、試合のたびにクドクドクドクドクドクドとダメ出しをし続ける亭主……。そして、今日の試合は当然欠席。ヒィヒィ苦しむチビ太郎をしり目に亭主は試合を観戦に行った。





 ええ加減にせえよ(怒)


 

  近くの神経内科でとりあえず吐き気止めと痛み止めをもらい、ひとしきりぐっすり眠った後、ようやく吐き気がおさまり食欲も戻ってきた。お粥を食べるチビ太郎を見ながら、カギ閉めて帰ってこれんようにしたろか……と真剣に思う妻であった。


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