2022年11月14日、昨日とは打って変わって快晴の一日。この日は必ず行くと決めた行き先が2カ所あって、まずは1カ所目の元乃隅神社を目指します。雑誌やテレビ、ネットでよく見る海岸の断崖の上に赤い鳥居が並ぶ神社です。9時過ぎに到着したのに神社の目の前の駐車場は結構埋まっています。しかもこの日は平日。それだけ人気スポットということかな。
いったん駐車場から下まで降りて立ち並ぶ鳥居の入口から登っていくのが本来の参拝ルートと書いてあったのですが、駐車場からそのまま境内に入って参拝しました。そこでは初めての光景を目にすることに。境内入口の大鳥居の上に賽銭箱が置かれていて、何とそこにお賽銭を投げ入れるのです。風が強くてなかなか入りません。私は5回目でようやく入り、奥さんはついにあきらめました。
この神社はいわゆるお稲荷さんにあたりますが、昭和30年に枕元に現れた白狐を祀るために個人が建立した神社で、古い歴史があるわけでなく、由緒ある祭神が祀られているわけでもなく、立派な社殿があるわけではなく、ただただ絶景であることだけで有名になったのだと思います。とはいえ、神社だけでなく、参道入口近くの岩場に打ちつける波のしぶきが岩場を超えて高く吹き上がる「竜宮の潮吹き」もなかなかの迫力があって見ものです。時おり虹がかかって見えるのもいいですね。
元乃隅神社の次は油谷湾の眺望を期待して妙見山展望公園へ。期待したほどでもなかったけど、なんと元乃隅神社のある岬が見えたのと、誰もいない公園でのワンコと過ごす時間はなかなか良いものでした。
もうひとつ、必ず行くと決めていた場所が角島大橋です。この日が快晴で本当に良かったと思わせてくれる眺望が待っていました。
大橋の脇にある展望台から撮ったあと、丘の上の道路からも撮影。青い空と青い海原、白い波、そして島へ渡る大橋、すべてがマッチしてどこから見ても美しい。このあと橋を渡って角島灯台へ向かう途中、灯台の近くにあるグランビスタ角島でランチ。すぐ目の前の海岸でキムタクのHEROのロケをしたようです。
珍しい石造りの角島灯台は日本海側で一番最初に建てられた大型灯台だそうです。
灯台の周辺は公園になっていて岬の先端まで歩いていくことができます。右から寄せる波と左からの波が岬の沖でぶつかる様子は見てて面白かった。
灯台には登りませんでしたが、灯台の下にある記念館に入って灯台の勉強をしてきました。
島の反対側にある牧崎風の公園まで行ってみたのですが、牧場には牛が一頭いるだけで、公園もさっきの灯台公園と同じような場所だろうと思って車から降りることなく戻りました。帰りは再び角島大橋を渡るのですが、手前の瀬崎陽の公園からの眺めも良かったです。
角島をあとにして国道を走っていると、この日は予定が盛りだくさんで時間的に厳しかったので次の機会にしようと思っていた土井ガ浜遺跡の案内標示。いったん通過したものの奥さんが寄っていいよと言ってくれたのでUターン。
この遺跡は弥生時代前期から中期にかけての墓地で、約300体の人骨が発見されました。最も多くの人骨がでた所の出土状況を復元してドームで覆って保存しています。残念ながら併設する人類学ミュージアムとも休館日なっていましたが、時間がなかったので休館でちょうどよかったです。また機会を作って行こうと思います。
さらに南下して下関を目指す途中、二見夫婦岩というスポットがあります。二見とか夫婦岩とかいうと伊勢の二見浦だろうと思いながら立ち寄ってみると、太陽が傾いてちょうど二つの岩の間に沈もうとする時間だったので、いい写真が撮れました。
この日は、山口出身のお隣さんが教えてくれた瓦そばの「たかせ」で晩ご飯と考えていたので先を急ぎます。たかせに着いたのが17時前で晩ご飯には少し早い時間だったことと、お昼にお腹いっぱいに食べたこともあって、あまりお腹がすいておらず、名物の瓦そば、うなめしを1人分ずつ注文してシェアしました。お腹をすかせてくればよかったなあ。
このあと、予定では本州最西端の毘沙ノ鼻へ行こうと思っていたのですが、お腹がいっぱいですっかり頭から抜けていました。でも、日が暮れてしまって暗くなっていたので仮に行っても何も見れなかったと思うと、忘れていたことが幸いしたかな。
この日のお風呂「和楽の湯 下関せいりゅう」まで30分ほど走ります。お風呂は大きなショッピングモールの中にあって、平日にもかかわらず結構混んでいました。ゆっくりと入浴した後は近くのコインランドリーで洗濯です。
下関のこの辺りは近くに道の駅がなく、ネットでいろいろ調べて老の山のふもとにある彦島ナイスビューパークか、山を上がったところにある老の山公園の駐車場、のどちらかに決めていたのですが、ビューパークは行ってみるとトイレが閉鎖されていたので山を上りました。
洗濯をしたので到着が23時をすぎてしまい、零時をまわってからも若者のグループが公園の遊具で騒いでいたので、彼らが帰るまでは落ち着いて寝ることができず、就寝は深夜1時をまわっていました。でも、関門海峡の向こうに見える工場地帯の夜景が綺麗でした。
7日目のこの日の走行距離は133.2キロ。いよいよ折り返し点に近づいてきました。
(つづく)
↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。
いったん駐車場から下まで降りて立ち並ぶ鳥居の入口から登っていくのが本来の参拝ルートと書いてあったのですが、駐車場からそのまま境内に入って参拝しました。そこでは初めての光景を目にすることに。境内入口の大鳥居の上に賽銭箱が置かれていて、何とそこにお賽銭を投げ入れるのです。風が強くてなかなか入りません。私は5回目でようやく入り、奥さんはついにあきらめました。
この神社はいわゆるお稲荷さんにあたりますが、昭和30年に枕元に現れた白狐を祀るために個人が建立した神社で、古い歴史があるわけでなく、由緒ある祭神が祀られているわけでもなく、立派な社殿があるわけではなく、ただただ絶景であることだけで有名になったのだと思います。とはいえ、神社だけでなく、参道入口近くの岩場に打ちつける波のしぶきが岩場を超えて高く吹き上がる「竜宮の潮吹き」もなかなかの迫力があって見ものです。時おり虹がかかって見えるのもいいですね。
元乃隅神社の次は油谷湾の眺望を期待して妙見山展望公園へ。期待したほどでもなかったけど、なんと元乃隅神社のある岬が見えたのと、誰もいない公園でのワンコと過ごす時間はなかなか良いものでした。
もうひとつ、必ず行くと決めていた場所が角島大橋です。この日が快晴で本当に良かったと思わせてくれる眺望が待っていました。
大橋の脇にある展望台から撮ったあと、丘の上の道路からも撮影。青い空と青い海原、白い波、そして島へ渡る大橋、すべてがマッチしてどこから見ても美しい。このあと橋を渡って角島灯台へ向かう途中、灯台の近くにあるグランビスタ角島でランチ。すぐ目の前の海岸でキムタクのHEROのロケをしたようです。
珍しい石造りの角島灯台は日本海側で一番最初に建てられた大型灯台だそうです。
灯台の周辺は公園になっていて岬の先端まで歩いていくことができます。右から寄せる波と左からの波が岬の沖でぶつかる様子は見てて面白かった。
灯台には登りませんでしたが、灯台の下にある記念館に入って灯台の勉強をしてきました。
島の反対側にある牧崎風の公園まで行ってみたのですが、牧場には牛が一頭いるだけで、公園もさっきの灯台公園と同じような場所だろうと思って車から降りることなく戻りました。帰りは再び角島大橋を渡るのですが、手前の瀬崎陽の公園からの眺めも良かったです。
角島をあとにして国道を走っていると、この日は予定が盛りだくさんで時間的に厳しかったので次の機会にしようと思っていた土井ガ浜遺跡の案内標示。いったん通過したものの奥さんが寄っていいよと言ってくれたのでUターン。
この遺跡は弥生時代前期から中期にかけての墓地で、約300体の人骨が発見されました。最も多くの人骨がでた所の出土状況を復元してドームで覆って保存しています。残念ながら併設する人類学ミュージアムとも休館日なっていましたが、時間がなかったので休館でちょうどよかったです。また機会を作って行こうと思います。
さらに南下して下関を目指す途中、二見夫婦岩というスポットがあります。二見とか夫婦岩とかいうと伊勢の二見浦だろうと思いながら立ち寄ってみると、太陽が傾いてちょうど二つの岩の間に沈もうとする時間だったので、いい写真が撮れました。
この日は、山口出身のお隣さんが教えてくれた瓦そばの「たかせ」で晩ご飯と考えていたので先を急ぎます。たかせに着いたのが17時前で晩ご飯には少し早い時間だったことと、お昼にお腹いっぱいに食べたこともあって、あまりお腹がすいておらず、名物の瓦そば、うなめしを1人分ずつ注文してシェアしました。お腹をすかせてくればよかったなあ。
このあと、予定では本州最西端の毘沙ノ鼻へ行こうと思っていたのですが、お腹がいっぱいですっかり頭から抜けていました。でも、日が暮れてしまって暗くなっていたので仮に行っても何も見れなかったと思うと、忘れていたことが幸いしたかな。
この日のお風呂「和楽の湯 下関せいりゅう」まで30分ほど走ります。お風呂は大きなショッピングモールの中にあって、平日にもかかわらず結構混んでいました。ゆっくりと入浴した後は近くのコインランドリーで洗濯です。
下関のこの辺りは近くに道の駅がなく、ネットでいろいろ調べて老の山のふもとにある彦島ナイスビューパークか、山を上がったところにある老の山公園の駐車場、のどちらかに決めていたのですが、ビューパークは行ってみるとトイレが閉鎖されていたので山を上りました。
洗濯をしたので到着が23時をすぎてしまい、零時をまわってからも若者のグループが公園の遊具で騒いでいたので、彼らが帰るまでは落ち着いて寝ることができず、就寝は深夜1時をまわっていました。でも、関門海峡の向こうに見える工場地帯の夜景が綺麗でした。
7日目のこの日の走行距離は133.2キロ。いよいよ折り返し点に近づいてきました。
(つづく)
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