古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

ワンコと旅行(小豆島 Vol.1)

2018年03月06日 | 旅行・車中泊
新年が明けてすぐ、引出しの中を整理しているときに発見した間もなく期限が切れるJALのクーポン券。その額、なんと2万6千円。これは何としても使わなければと思って一泊の旅行を企てた。条件は、①温泉があること、②大阪から一泊で行ける範囲、③ワンコと泊まれること、の3つ。そしてJALのサイトで見つけたのが「リゾートホテル オリビアン小豆島」。小豆島は夫婦ともに行ったことがなく、一度は訪ねてみたいと思っていたところ。ワンコを連れてフェリーに乗るのが少し不安だったものの、経験者のブログなどを見ていると何とかなりそう。しかし、ペットが泊まれる部屋は平日しか空いておらず、やむを得ず仕事を1日休むことにしてホテルを予約。

大阪からフェリーで小豆島へ渡るルートは主に3つ。①神戸からだと3時間20分、②姫路からだと1時間40分、③岡山の日生からだと1時間。大阪から離れるほど小豆島に近くなるので乗船時間は短いものの、逆に車で走る距離も時間も長くなり高速料金もかかる。最初はワンコにとってはなるべく乗船時間が短い方がいいと思って②か③で考えていたけど、先述の通り、神戸からワンコ連れで乗った方のブログを見ていると大丈夫そうだったので最終的に①の小豆島ジャンボフェリーに決定。ところがこのジャンボ、朝便の神戸発がなんと6時しかないのだ。これだと遅くとも4時には自宅を出ないと間に合わない。ここで再び悩んだものの、結局①が現地で過ごせる時間が最も長いことに気がついて踏ん切りがついた。念のためネットで往復チケットを予約して当日を待つことに。

港での待ち時間やフェリーの中でいつでも横になれるようにと車は車中泊仕様にして、当日は朝4時前に出発。あまりに朝が早いので阪神高速も渋滞することなく予定通り5時15分頃に神戸港に到着。ちょうどフェリーが到着したところとあって次々とトラックが下船中。事前に調べておいたのと違うところに誘導されて乗船を待つ。順番は4番目。奥に見えるのがジャンボフェリーのデッキ。


乗船するころには空が白んできて、出航後1時間ほどで見事な朝陽。そして明石海峡には漁船がいっぱい。



そしてまもなくして待望の明石大橋。左舷デッキから。




通過したあと右舷から。


ワンコを連れてしばらくデッキで遊んでいたものの、時間を持て余して結局は車に戻って仮眠をとることに。そしていよいよ小豆島坂手港に到着。ランプウェイ、オープン。


坂手港は小豆島の東南にあって、宿泊するホテルは北西にある。この日の島めぐりは坂手港から時計回りに回って西半分を観光する予定。一日目に訪問したところを順に書くと、二十四の瞳映画村→岬の分教場→マルキン醤油記念館→島唯一の酒蔵がある森國酒造→オリーブ公園→中山千枚田(ここにある「こまめ食堂」でランチ)→池田の桟敷→エンジェルロード→樹齢千年のオリーブの大樹→ギネス認定の世界一狭い土渕海峡→ホテル(泊)。順に紹介します。

二十四の瞳映画村。「二十四の瞳」は島出身の坪井栄の小説で1954年に映画化された。さらに1987年にリメイクされ、このときのオープンセットが映画村として存続。村に入ると昭和時代にタイムスリップ。我々昭和世代には何とも言えないノスタルジーに浸れる場所でした。




リメイク版は田中裕子主演。


岬の分教場。旧苗羽小学校田浦分校(旧田浦尋常小学校)として1902年の開校から1972年の閉鎖まで70年に渡って使用された校舎が現存。この校舎をモデルにセットが建設された。3つ上の写真です。


子供の頃にタイムスリップ。先生の机に座って教室を眺めていると涙が出てきた。この小学校が閉鎖された1972年は私が小学6年生のとき。


映画村と分教場をあとにしてマルキン醤油記念館へ。そもそもここへ来るまで小豆島が醤油の産地で、ましてや有名なマルキン醤油が小豆島の会社とは全く知らなかった。

車を降りた途端にもろみのいい香りが。ここでは醤油の生産工程を勉強して、もろみの圧搾工場を見学して、売店で醤油ソフトクリームを食べました。

次は小豆島唯一の酒蔵を持つ森國酒造。工場横にあるカフェでお酒と好物の酒粕を購入。



少し歩くと森國ベーカリー。アレンジしたコッペパンが絶品。酒粕あんこパンは美味でした。


一日目はまだ続くのですが、ひとまずこれにて第一弾のレポートとします。
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