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スマトラ島・リアウ州の森を守れ(続く熱帯林破壊との戦い)②

2008-07-01 18:48:28 | WWFマガジンより
 「止まらない破壊とさらなる危機」
 森林の消失は、そこに生息する数多くの野生生物にとっても
大きな脅威です。そもそも熱帯林は、地上で最も多様な生命が息づくと
いわれる自然環境。植林など簡単に再生できる環境ではありません。
そして、そこに生きる、トラやゾウなどのさまざまな野生生物は
今、絶滅の危機にさらされています。

 大規模な森林破壊は、野生生物から生息場所を奪うのみならず、
密猟の脅威も増大させてきました。森の奥まで伐採用の道路が
作られたことで、動物を狙う密猟者が、生息地の奥深くまで
侵入しやすくなったからです。

 また、一続きだった森が分断され、トラやゾウなど大型の動物が、
かつて森だった土地に作られたプランテーッションや集落に出没して、
住民を襲って犠牲者を出したり、逆に害獣として殺される事件も
跡を絶ちません。これは、テッソ・ニロなど保護区周辺でも多発して
おり、希少な野生生物の減少に拍車をかけています。

 さらに、最近の研究によって、森林破壊が地球温暖化に及ぼす影響に
ついても、明らかになってきました。

 今年2月、WWFは北海道大学などと共同で行なった調査の結果を発表し、
リアウ州で起きた森林破壊が、森に蓄えられてきた大量の炭素を、
大気中に放出させていることを指摘しました。
その二酸化炭素(CO2)の量は、1990年から2007年までの年平均で、
およそ2.2億トン。オランダ1国分の排出量(1995年時点)上回ります。

 世界的に貴重な生態系の喪失と、温暖化の加速。リアウ州における
森の破壊は、スマトラ島の一州で起きている、限られた地域の問題ではなく、
すでに地球全体にかかわる大きな問題になりつつあります。(WWFマガジン)

 
 私は、この国に行ったこともない。
それどころか、国内だって行ったことの無いほうが多い。
遠い国で起きていることを、知るにはテレビなどの情報番組、
新聞や雑誌の情報でしかありません。

でも、自分が何気なく利用する紙などが、大きな環境破壊を
起こしているのですね。
他国だから、分からないからでは済まされない事態が
異常気象に現れているのではないでしょうか。

小さな、小さなエコでも、続けたいと思うのです。

 「マイ箸」を推進している団体があります。
この運動に賛同するお店もあるそうで、「マイ箸」持参の
お客さまには、なにやらサービスが???
そこのところは詳しくしりませんけど、「マイ箸」なら
すぐできる活動かな。