壁屋の十勝情報

出来るだけ十勝(帯広)情報を提供しようと思っています。北海道のなかでも北海道らしい十勝地方を知って!!

安全性

2008-05-14 19:54:03 | 住宅知識・仕事
 まず最初に、中華人民共和国(以後:中国)の四川省で起きた、大地震被災者の方々には、お悔やみ申し上げると共に、一日も早い復興と、元気な姿を見せていただけるよう、心より祈っています。


 さて、四川省における大震災を見ていると、どうしても、家屋、建物の倒壊映像が多く出され、その度に、『ハッ!』とするのですが、地震対策先進国の日本と、地震対策後進国の中国とでは、差があることを、本ブログを読んで下さっている方には分かって頂きたいと思っています。
 また、今回、公開されている映像が、どうしても、倒壊した建築物ばかりなので、分からない部分が多いのですけど、全てが倒壊したわけではないと思っています。

 日本には、耐震偽装問題で取り上げられた、『建築基準法』という法律があります。
 色々と問題点も挙げられた法律ではありますが、是非とも分かっていただきたいのは、この法律が、『建物の基準を決める法律としては、世界で最も厳しい規定の法律』であるということです。
 例えば、同じ地震国である『台湾』の場合、日本が『建築基準法』を改定したら追随して改定をかける・・・・というように、お手本となる法律なのです。。

 ただし・・・・性善説で成り立っている法律であることも、、問題ではありますけど・・・・・


 『古い建物が倒壊した・・』というような記事も読みました。
 確かに、そうだと思います。
 『阪神淡路大震災』の時も、古い建物が倒壊し、沢山の被害が出ました。


 ですが・・・・・・・

 私メが問題にしたいのは、『病院』や『学校』などの、人々が避難、収容、治療する場所が倒壊したことです。

 日本でも学校の耐震強度が足りないことで問題となり、現在に至るまで、解消した状態ではありません。
 2年前の投稿ですけど・・・【耐震補強を!!】でも書いたのですけど、避難場所となる学校校舎の耐震補強が進んでいないのが実情です
 現状としては、毎年、数校の校舎を改修していますが、全ての校舎の改修まで改修するのには・・・・あと、、、、、、数年は掛かるでしょう




 私メは、『安全衛生責任者』として、職人さんたちの安全を守らないといけません。
 もし、この足場上で作業していて、地震があった場合・・・・・



 『安全』というのは、お金が掛かります。

 ですが、『お金』と『安全』。。。。。。。





 どちらが、、、重要でしょう


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