25日のニューヨーク外国為替市場で円相場が一時1ドル=75円73銭へ急騰し、同市場で21日に記録した戦後最高値(75円78銭)を更新した。欧州の債務危機への懸念が再燃、比較的安全な投資先とされる円が買われた。
米経済指標の悪化で米景気への不安も拭えず、ドル売り円買いに歯止めがかからない。
ニューヨーク市場では26日の欧州連合(EU)首脳会議前に開かれるとみられていたEU財務相理事会が中止になったと伝わり、ギリシャ問題打開に向けた協議が難航しているとの見方が広がった。ユーロ売り円買いが進行し、ドルに対しても円買いが波及した。
午前10時半現在は前日比23銭円高ドル安の1ドル=75円81~91銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・3908~18ドル、105円53~63銭。(共同)
米経済指標の悪化で米景気への不安も拭えず、ドル売り円買いに歯止めがかからない。
ニューヨーク市場では26日の欧州連合(EU)首脳会議前に開かれるとみられていたEU財務相理事会が中止になったと伝わり、ギリシャ問題打開に向けた協議が難航しているとの見方が広がった。ユーロ売り円買いが進行し、ドルに対しても円買いが波及した。
午前10時半現在は前日比23銭円高ドル安の1ドル=75円81~91銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・3908~18ドル、105円53~63銭。(共同)