人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

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(漢詩)無 題(十七)

2020-11-25 05:12:14 | スピリチュアル
言葉光也然何云即不語言葉充諾
法結行時人之霊止時識是理朗神語

言葉は光なり。然れば何と云わん。
すなわち語るを得ず、といえども
言葉はゆるしにみちて法(のり)に
結びゆく時、人の霊止たるを識る。
このとき神のことわりを朗らかに語る。


 言葉は光である。さてこれをどう説いて
ゆこうか、なかなか言葉にしがたいけれども、
言葉が本心のゆるしにみちて、神の愛と
平和の法則に結ばれてゆくそのとき、人間は
そのまま霊人であることを肉の身のままに
覚るのである。
 そして、そのときこそ、神が愛であることを、
誰もが、はっきりと語りつづけてゆくことが
できるのだ。





(漢詩)無 題(十六)

2020-11-24 10:27:03 | スピリチュアル
祈者総結光之気人間之気連生命源尋
即大我小我包光明体為是真理云

 祈りはすべてを結ぶ光の気にして
人間の気に連なる。
 生命の源をたずぬれば、すなわち
大我(大宇宙)小我(小宇宙=人間)を
包みて光明体となす。
これを真理と云う。


 祈りというものは、万物を結ぶ光明の
気の流れであって、これは、人間一人一人の
持っている気に連なっている。
 生命の源をたずねてゆけば、大宇宙(神)と
小宇宙(人間)を包んで、さらにその奥に
大愛の光明体となっている。
 これが真理なのである。





(漢詩)無 題(十五)

2020-11-23 07:16:04 | スピリチュアル
空海無限仏者
無尽蔵真言光
為与覚者即筆
力語力与神預言
葉屶

 人間(日本の)三筆と云う空海は、
かぎりなき仏者にして、無尽蔵の
真言の光となる。
 覚者はすなわち筆に力を与えられ、
語に与えらる。
 神の言葉を預かるなり。


 日本の三筆といわれる書の達人空海を
霊覚でみてみると、彼は、かぎりなく
祈りに徹した仏教者であって、おのずから
真言の光を無尽蔵に放っている。
 覚者としての彼の筆に力があり、語に
力が与えられているのは、彼が神からの
言葉をあずかっているからに他ならない。




(漢詩)無 題(十四)

2020-11-22 06:31:04 | スピリチュアル
尽不生命是也現云非太初続指吾斯語放也
言即言霊是如生命宿実相永遠之愛言葉即
光光即生源生人心生保連宇宙之平和易行
祈裡是真理込即神慮

 生命は尽きず。これやうつつにいう。
太初はつづきてわがかく語(ことば)を放つや、
言(ことば)は即ち言霊にしてかくの如く生命を宿す。

 実相は永遠の愛。言葉は即ち光。光は即ち
生くる源。
生くる人の心をいかしめ保ちて宇宙に連ね、
宇宙の平和易行の祈りのうちに
この真理込められたるはすなわち神慮なり。


 生命は尽きないと簡単にいうが、宇宙の
はじめは、みんなつながっていた。(生命という
ものに)
 たとえば、私が言葉を語ると、
その言葉一語一語に神が宿っていたから、
言葉そのものに生命が宿った。
 人の実相は愛であり、言葉は即ち神の光
であり、光はすなわち、生きとし生けるものの
源である。
 この世に生きる人の心を生き生きと
のびやかにし、生命ほがらかに、ふるさとである
宇宙(神)に、心をつらならせ、宇宙全体の
完全平和をしたう心があり、世界平和の
祈りのなかに、この真理がこめられている
というのは、全く神慮というべきである。













(漢詩)無 題(十三)

2020-11-21 09:50:25 | スピリチュアル
人者何処故郷為問答吾神
即神者永遠我等之住家

 人はいずくを故郷になす
と問われなば我は神と答えん。
 すなわち神は永遠の我等の
住家なり。


 よるべのない人間、たよりない人間は、
一体どこをふるさとにすればよいのだろう
ともし問われたなら、私は神と答えよう。
 神は我らの永遠の住家なのだ。