人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

(記事はリンクフリーです♪)

(漢詩)無 題(十二)

2020-11-20 07:01:13 | スピリチュアル
愛心保魂養之人之生命也
生々相変化成世界然神許在
即完全本心照更天界

 愛の心を保ちて魂を養うはこれ
人の生命を養うなり。
 生々の相は変化しつつ成る世界。
 然れども世界は神のもとにありて、
すなわち完全に本心を照らし
さらに天界を照らす。


 愛の心を保ち、それによって魂を養う
というのは、実は人の生命を養う
というのとおなじなのだ。
 生々(せいせい)(生命)のすがたは、
変化(かぎりない変化)のうちに成立している。
 けれども、この世界は神の慈愛のもとに
あって、全く本心を照らし、さらに天界神界の
幾階層をも、くまなく照らされているもの
なのである。




(漢詩)無 題(十一)

2020-11-19 22:55:11 | スピリチュアル
灯者祈也
神仰者之灯光者唯祈無
祈依生命保持我又是如来人之也
歩伝今到


灯(ともしび)は祈りなり。
神を仰ぐ者これの灯は唯祈りよりなく、
祈りによりて生命は保持さる。
我又、この如く、人のきたれるや、
今に到る歩みを伝えん。



 神をしたう者にとって、その
ともしび(消してはならぬ)は祈りである。
 神を仰ぐ我々にとって、ともしびは祈り
以外にはない。
 祈りによってこそ、日々生命は
たもたれているのである。
 私がこう思ったように、(そして今ここに
こうしているように)、後から、神を求め
したう者が来た時には、私が、今語った
ような祈りについての自らの歩みを
あなた方に伝えるだろう。




(漢詩)無 題(十)

2020-11-18 10:13:20 | スピリチュアル
美者真実求相愛者神之心顕
真者大我生諸々之生命之法
為即三者一体也


美は真実を求める相(すがた)
愛は神の心のあらわれ
真は大我にして
諸々(もろもろ)の生命は大我(神の愛)
を法(のり)として生く。
すなわち、美愛真は一体なり



 美愛真は、宇宙を支える万法である。
すなわち、調和と愛と平和の気をみたす
ものである。
 美とは人間(宇宙人類)が真実を求めて
生きるすがたをいい、愛は、宇宙心のこころの
あらわれを指している。
大愛そのものである。
 真は、宇宙と同義語である大我をこの場合は
しめしており、宇宙の法則である神の愛
によって、もろもろの生命は生かされ
変化し、滅し、また生まれ、ついに光となって
ゆくのである。
 つまり、美愛真は、宇宙をあらわした言葉
であって、宇宙、そこにいきる我々
一人びとりの生命をささえる土台となって
いるものである。




(漢詩)無 題(九)

2020-11-17 05:42:01 | スピリチュアル
一粒之麦込生命是如微妙
神之相風中其意在


一粒の麦に込められたる生命
この如く生命は微妙なり
神のすがたは風のうちにも
そのこころあり



 一粒の麦にも微妙な生命(神の神秘)は
込められ、いきづいている。
 このように、生命というものの奥深さは
実はどこにもひそんでいるものなのである。
 神のすがた、そのこころは、吹く風の
なかにもたずねようとおもえば、ながれて
いるものだ。




(漢詩)無 題(八)

2020-11-16 05:48:35 | スピリチュアル
宇宙者生之生命之流
本体人者是流之中在自為
光観放其光以大我帰

宇宙は生(いき)の生命のながれ。        
人の本体はこの流れのうちに
ありて自らを光と観じ光となす。
其の光を放ち、もって大我に
帰す。


人間の本体は、この生命の大河の
流れの中にあって、自らを光とみ、
自らの光を放ちつつ、その光にも
とらわれることなく、宇宙神の
おおみこころへと帰ってゆくものなのだ。