ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

モバイル来たか?

2009年03月23日 18時26分11秒 | Weblog
そのときに顕在化したのか、それともそのショックで回路ができたのか。と考えてみても結論は出ないが、「進入拒否が怖いよぉ」症候群である。

自宅の玄関のドアは、内側からチェーンロックをかけられるようになっていた。寝るときかクルマで外出するときだけ、これを使う。ある日の夕方、帰宅して二階の台所の窓から嫁さんが夕食の支度をしているのが見えたので、カギを開けていつものように勢いよくドアを引いたら「ガツン」と来た。チェーンロックがかかっていたのだ。

※ 出がけに夫婦喧嘩をしたわけではない。たまたまのこと。

これがものすごくショックで、しばらく動悸が止まらなかった。単に予想していたものと違う反応に驚いたという程度のものではなく、軽い恐怖感のようなものを覚えたものだ。この日以来ドアを開けるのが怖くなり、チェーンロック式ではないドアに取り替えてからもしばらくの間、玄関のドアは恐る恐る開けていた。

症状として定着していると感じたのは、東京出張で初めてモバイルSuicaを使ったときだ。不慣れのためにSuicaを改札機のアンテナ部に近づける前に体が改札機に入ってしまい、進入を拒否された。ドアの時ほどではなかったが、血圧が上がったのかしばらくは息苦しい思いをしていたものだ。

    *

それで、確認をマイミクのkazutanaさんに頼んだ。え? なんの話だって?

3月14日。つまりKitacaとSuicaの相互利用が実現した日から、Kitacaの改札でモバイルSuicaが使えるかどうかの確認だ。だって怖いんだもん。^^;

kazutanaさんは「だってケータイにFeliCaが入っているだけでしょ」と冷静な分析だ。だから使えるはずだというのだ。しかしアタシの方は、改札機におサイフケータイに対応するなんらかの仕掛けがあるのではないかと疑って(笑)いる。

Kitacaが当初モバイル対応を匂わせ、費用がかかりすぎるとかで結局見送ったという経緯がわずかな根拠だ。やはり「対応」が必要なんじゃないかと思ったわけだ。だからモバイル対応を(当面)諦めたKitaca改札機で、モバイルSuicaが使えるとは思えなかった。

kazutanaさんはまずKitaca対応の自動販売機でモバイルSuicaを使ってみてくれた。大丈夫だと言うが、まだ安心はできない。そうかと油断してモバイルSuicaでKitaca改札機を通ろうとして進入拒否されたら、ショックで心臓が止まってしまうかも知れない。

あきれて帰った(わけではない)kazutanaさんをメールで追っかけて聞いてみたら、Kitaca改札機もまったく問題なくモバイルSuicaで通れたそうだ。うーむ、大丈夫なのか。

それで今日、思い切って自分のモバイルSuicaで札幌駅のKitaca改札機を通ってみる気になった。たしかにまったく、なんの問題もなく通れてしまったのだが、少しドキドキした。

Kitaca改札機をケータイで通るおじさんを見かけても、Kitacaがモバイル対応したわけではないから勘違いしないように。^^;