ホンダは、『ゴールドウイング』の2009年モデルを限定発売する。ゴールドウイングは、水平対向6気筒1800ccエンジンを搭載したスポーツツアラー、バイク界のクラウンのような存在。いつかは乗りたいか?は別として。ゴールドウイングが限定40台で、価格は315万円、ゴールドウイング<エアバッグ・ナビ>が限定110台で価格は367万5000円。
水平対向6気筒と言えばポルシェのようだし、オーディオ、ナビ、エアバックまで付いているモデルもある。駐車中の実車を見ると、ハンドル回りのスイッチの多いこと、多いこと。
車重も400キロあり、すり抜けも出来ないし、バイクの軽快性もないのだが、意外に運動性は悪くなく、流して走るには最適なバイクだそうだ。こかすと一人じゃ起こせないそうだが(^^;)
こういうバイクで、のんびり北海道を走るのは楽しそうだ。タンデムもし易そうだし。いつかはこういうバイクを選ぶ日も来るのだろうか?
ホンダは前述のゴールドウィングのような贅沢なバイクも造っている一方、実用車のカブも売ってる。で、スーパーカブ110をおモデルチェンジした。
エンジンは、空冷4ストローク単気筒110ccで、PGM-FIの採用などで、燃費は『スーパーカブ90』を上回る63.5km/リットル(60km/h定地走行テスト値)を達成。
クラッチシステムは、発進と変速にそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた2段クラッチシステムで、4速ミッションになっているそうだ。カブとしてば自動遠心クラッチの3速だと思っていたから、やっぱりクラッチレバーはないのだろうか。
エンジンの基本仕様は、グローバルモデルと統一を図りながら、海外生産拠点からも部品を調達する。カブは中国やインドでも生産・発売され、海外では50ccより100~150ccクラスが主流なので、ここら辺はグローバル化の結果だろう。
日本でも原付の排気量に関する新提案が出ているが、二段階右折や流れに乗れない原付は、返って危険な気がする。125cc以下を新原付として、法を整備し直す時期に来ているのではないだろうか? なら、カブ110はピッタリなバイクなのだが。