歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

自営業者の戒め

2010-10-18 23:44:49 | 日記
とある品物が必要となり、いくらで手に入るのか、いろいろなお店に電話して料金を問い合わせてみました。
いくつかのお店に問い合わせたところ、平均的な値段は5000~6000円でした。一番安い店で4000円です。あまり安くても品質に不安だし、高くてもどうかなということで悩みどころです。
とあるお店に問い合わせた時の話です。高齢のおばあさんが対応されました。「お値段はいくらですか」と問い合わせたところ、そのおばあさんは「値段を言うとみんな逃げちゃうんだよね」と前置きしたうえで「うちの料金表では18000円です」とのことでした。
平均よりかなり割高な値段を聞いて「分かりました。ありがとうございます」とすぐに電話を切りました。
おそらくおばあさんが一人でやっているお店でしょう。
私も自営業者です。一人で仕事をしていると、どうしても一人よがりになってしまいます。しかし世間の常識に合わせないといけないのです。自分では正しいと感じても、世間からずれていることもありえます。そんなときでも、注意・助言をしてくれる上司はいないのです。
そのおばあさんは、他のお店の標準適正価格を調査せず、一人よがりで値段を設定しているのかもしれません。
私も戒めなければなりません。いい教訓を与えてくれた出来事でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする