飛騨さるぼぼ湧水

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「冷や飯パン」! 試作報告 (その 1 )

2012-03-23 12:53:06 | アイデア

先日、休日とは知らず出かけようとしたら、いつもの時刻のバスが無い事に気付いた。
それで、外出を止め、こんな時にと、暖めていた「或る事」を実行することにした。
それが、「冷や飯パンづくり」と、「油なし天ぷら料理」だ。

「冷や飯パン」づくりは、例のテレビ通販で購入したばかりの「全自動?ホームベーカリー」、一万円弱の安物だから(サンヨーのゴパンは5万円ぐらい)、初めから完璧なんか期待していない。
週1回一時間のヘルパーさんに使用書を読んでもらって、適当に?我流?れ初回試作。
面倒なので、使用書無視の有り合わせの材料をセットして外出した。
帰宅すると、家中に焼き立てパンの香ばしい匂いがした。
「いやー、全自動って便利なものだ。昔ならメイドだ!」なんて、喜んでホカホカを期待して、フたを開けて手を入れたら、様子が少し変だった。
ペチャンコである。カクハン棒をはずして取り出すと、何と、オムライス!だった。
中から、米粒がこぼれた。大失敗!
香りは完璧だったが、パンは別物だった。
「やっぱり!」と思った。
確かに、使用書には、堅い飯では米粒が残ると書いてあったのを思い出した。
話しは違うが、「雪道はすべるから、車の運転は気をつけて!」と言う時は、一度ワザト急ブレーキを踏んで、すべり具合を体験すると、その後ビクビクしなくて上手な運天ができる。
この「初回は思いっ切り失敗すると、その加減が分かる!」とばかりに、実にいい加減に適当にセットしたからだ。
その次第は、次の通り。
残り飯パンと言ってるのに、強力粉を飯の倍入れろと使用書にあると言うので、「何だ!これじゃ、米パンじゃない、普通の小麦パンじゃないか」と怒って、逆に、冷や飯を倍入れた、しかも堅い奴を。さらに、「強力粉」なんか無かったので、残っていた小麦グルテンを少量使った。
「さて、このいい加減なやり方で、どの程度の物ができるだろうか?」と楽しみだった。
出来上がりの匂いと言うか、香りは本当に素晴らしかった。が、できたのは、前述のとおり「オムライス」ならぬ「パンライス」だった。
二斤分も作ったので、食べ切るのに苦労した。次回は一斤分にしようと思った。
と言う訳で、一週間後に、第二回試作を試みた。
今度は、前回で懲りたので、冷や飯を少なく、しかも柔らかい飯を使用した。
ところが、強力粉を注文したつもりが普通の小麦粉だった。
仕方ない、小麦粉とグルテンで作ることにした。
初回は、量など適当だったが、二回目は計ることにした。しかし、やっぱり、小麦は飯の倍も使用できず、ほぼ同僚にした。
さて、出来上がりは?、ずっと家にいたため、帰宅した前回ほど香りは感じられなかった。(途中は、ゴトゴトと音を出して、一生懸命に作っている様子だった)
フタを開けて、手を入れると、それほど膨らんでいない。しかし、前回よりはパンらしく固まっていて、何かチーズケーキのような重い掴みごこちだった。
試食が続いて、すぐには食べる気がしなかった。(内心はがっかりして落ち込んでいた)
翌翌日、朝食に試食したら、普通のパンと日本の餅の間の食感で、やはりチーズケーキや以前ブラジルで食べたチーズパンのようだった。(この辺はプラス志向)
しっとりとした腹ごたえがあって、食べ慣れれば、あんがいヤミツキになるかも、特に、柔らかい物を喜ぶお年寄りにいいかもと思った。(もう、完全な楽天家)
が、次回は、一応、正式に強力粉で作ろうと思います。さてどうなるでしょうか?お楽しみに!



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