飛騨さるぼぼ湧水

飛騨の山奥から発信しています。少々目が悪い山猿かな?

石油を使わない農法を目指して!(その 1 ) 無耕起

2014-05-01 22:25:46 | 農業

農業も多様性の時代だと思う。
その土地の地形や気候や風土、また消費環境によって、様々に方法が違って当然だと思う。
最近はコンピュータ制御の野菜工場や名人級の高級果物等々多様化が激しい。
北海道やアメリカ、ブラジル等広い土地では大型機械が必要だろうが、私の住んでいる飛騨などの日本の山間地では別のやり方があるはずだ。
と言う訳で、私の今年の自然農法に話題を移すと、
今年はシルバーの爺さんが腰が痛くて、いつものように作業に来られないらしい。
そこで、視覚障碍の私でもできる農法を考える事にした。
それは、機械を使わない農法、大袈裟に言えば石油を使わない農法である。
昨年使用した黒マルチが畑にそのまま残っていた。
本来ならば、その黒いマルチをきれいに取り除いて、ボカシ肥を投入して耕運機やクワで混ぜ耕す。
しかし、私にはそんな面倒な事はできないから、耕すのをやめて黒マルチはそのまま使用する事にした。
その代わりに、昨年作物が植わっていた穴に手を突っ込んで、ボカシ肥を入れ手袋で土をかき混ぜる事にした。
すなわち、耕運機で耕す作業を手でかき混ぜるだけに省略した訳だ。
実際にやってみると、作物が植わっていた穴は、土が柔らかく混ぜやすかった。
その後に、土の中での発酵を促すためにemと糖蜜の数百倍液を撒いた。
苗を植える予定の場所すべてを二、三日かけてやり終えた頃、運よく二日ほど大量の雨が降った。
これで、注文した苗が届く十日ぐらいまでには、土の中のボカシ肥の発酵も終わっている事だろう。
思っていたよりも案外簡単に一人で畑の準備ができた。
苗植えは、それほど腰に負担はないからシルバーの爺さんに手伝ってもらうつもりである。
上記の畑の準備はすべて私一人でできたが、
実は、この作業の前ニ、ジャガイモ植えの準備作業があった。
その時、私は本来の方法でと、黒マルチを取り除いて、耕運機の代わりに備中鍬で堅い土を起こし始めた。
しかし、そんな事は長年やっていなかったので数分で汗だくになって息切れし、途方に暮れていた。
すると、それを見かねた隣の姉さん夫婦が小型耕運機で耕してくれた。
そこまでやったら、シルバーの爺さんが、ジャガイモを植えてくれた。
その時、果たして毎年、耕運機で畑全体を耕す必要があるのだろうかと私は疑問に思った。
作物を植えるには、土が十五センチほど柔らかければ十分だ。
後は作物の根が堅い土を押しのけて伸びていく。
私の畑は長年自然農法を行っているので、深い所まで土は柔らかくなっているはずだ。
だから、耕運機を使わなくても、昨年の穴にボカシ肥を入れればいいのではないか?
と思って、穴に手を入れて見ると、そこは予想以上に土が柔らかかった。
「これなら大丈夫だ!」
と言う事で、その後の畑の準備は前述のように私一人で行う事にした訳だ。
この方法でうまく行けば、自然農法は力ある若い男手でなくても、お年寄りや女性でもできる事になる。
ついでに、私が以前に農業塾で行った実験について述べておくと、
畑の土を地下深くまで柔らかくしようと思って、地下一メートル近くまでツルハシやスコップで掘って有機物を入れた。
しかし、野菜を作って一年経つと、地下15~20センチの下は元の堅い土にもどっていた。
それは、野菜にはそんなに深い所までは柔らかい必要がないのだと感じた。
しかし、化学肥料や農薬を使用する農業では、土中の微生物が自然農法ほど増えないから、年々土は堅くなり、毎年深くまで耕やさなければならなくなる。

(つづく)


自家製「金山寺味噌」(その 2 )  経過報告 仕込五日目

2014-03-13 22:11:24 | 農業

先週末、ネットで注文していた「麦こうじ」が送られて来たので、早速日曜日に仕込んだ
作り方は、先回述べた通り、
「麦こうじ」1kgに野菜を細かく切って混ぜ合わせ、醤油、砂糖等で味つけをし、よく混ぜる。仕込後、数日は一日一回混ぜる。
と言うものだった。
初挑戦するに当たって、毎年上手に作っている友人のお母さんに、作業手順を細かく聞くと言う方法もあるが、それでは完全なコビーとなってしまい、面白くない。
つまり、私個人の独自性や新たな進化も生まれない。
と言う訳で、手順は先回聞いた大まかな事だけを参考にして、細かい事は自分で考えて行う事にした。
また、使用野菜は、本来は夏に塩漬けしておいたナスやキュウリが主であるが、今回は急に思い立ったので、そんな物は無く、とりあえず現在手許にある自然野菜を適当に使う事にした。
ニンジンがたくさん有ったので、薄く切り、細かく刻んだ。
ゴボウも少し残っていたので、細かく刻んだ。
ショウガは、市販のを購入して大きな一戸を細かく刻んだ。
コンブは、市販のだしコンブを同様、細かく刻んだ。
するめも少し火を通して細かく刻んだ。
以上の野菜類を、フタ付きの大きな容器に入れ、よく混ぜ合わせた。
さらに味付けとして、自然醤油二合、自然みりん一合、自然酒一合、少々の自然塩と自然砂糖入れた。
これ等をよく混ぜ合わせ、フタをして、寒い北側の床の間で熟成させる事にした。
そして、毎日一回混ぜながら、香りと味を確かめている。
また、作業中は清潔さを保つために、帽子と専用上着、使い捨てのビニール手袋を使用している。

試食結果から述べると、初めは美味しい一夜漬の野菜のような素材の味がしていたが、日にちが経つにつれて、麦味噌のような香りが強くなり、素材も柔らかくなって、だんだん本格的な金山寺味噌に近づいているような気がする。
しかし、まだわずか五日目だから、結果と言うには早過ぎ、さらに経過観察が必要。

毎日、少しづつ試食していると、いろいろ考えたり気付いたりする事が増えて来る。
例えば、
この金山寺味噌は、美味しくて当然と気付いた。
と言うのは、これは言わば発酵の集合体、言わば、ウマ味の集合体だからだ。
野菜のナスやキュウリ等は、夏に塩漬けするから、乳酸菌や酵母の漬物発酵品となる。
また、味付けの醤油は大豆や小麦の発酵食品である。
ミリンも酒も、米の発酵食品である。
こうしてながめてみると、少量のコンブ、スルメ意外、すべての材料が発酵によってできた食品である。つまり、言わば、ウマ味の多い発酵食品のデパート食品と言う感じだ!
これなら、美味しくないはずがない!
こう言う事を考えると自然食品の醤油やミリンや酒を使用する事は大正解となる。
なぜなら、一般の物は防腐剤や酸化防止剤、その他にも化学薬品が含まれているので、それ等によって仕込後の発酵熟成が妨害されたり、良いウマ味や香りが生成されにくいからである

と言う訳で、感じた事は、画期的な新しい美味しい○○味噌を開発しようと思えば、既に有る美味しい完成品ばかりを混ぜ合わせて、さらに発酵させる事によって、今までにない美味しさを作り出すと言う方向も有りかな?と思った。ただし、生産コストが問題となるが・・

(つづく)


自家製「金山寺味噌」(その 1 )  今年初挑戦!

2014-03-05 22:35:43 | 農業

四、五年前、たまに世話していた病弱青年のお母さんから、「手作りよ!」と、小さなパックに入った味噌のような物をいただいた。
それまでにも、何回か知り合いの婆さん達から、その家の、しかも年寄りしか食べられない自家製の漬物等をもらった事があり、食べてみると、塩辛い余りものの味だった
そんな訳で、今回も恐る恐る一口食べてみた。
すると、目が大きく見開いた。
今まで味わった事のない何とも極上の味だった。
、麦味噌のような漬物のような、口に入れた瞬間に濃い味の、懐かしいような、初めてのような味だった。
もう一口、もう一口と、味をさらに確かめるように、口へ運んだ。
すると、食事の前に「ちょっと味見を!」のつもりが、食べ止める事ができず、とうとうパック全部食べ尽くしてしまった。
「ああ、美味しかった、もっと欲しい!」
と言う野賀第一印象だった。
これが、今回の、金山寺味噌との出会いだった。
世の中に、こんな美味しい食べ物があったのか!と、驚いたと同時に、私自信が如何に食べ物の事を知らないかと言う事が分かった。
そんな訳で、その金山寺味噌をまたいただきたいと思って、そのお母さんに遠回しにアッピールしたが、「毎年待っている人達がいる」と、遠回しにかわされた。
その内に、世話になっている恩師に是非とも贈りたいと思って、「購入したい」と頼んだが、「売る事はしない!」と断られた。
、その後、出会う機会が少なくなったが、ただ「もう一度食べたい!」「恩師に送りたい!」と言う思いだけが、消える事はなかった。
今年、その地域の「道の駅」で、小さな丸パックの金山寺味噌を見つけた。
ひょっとして、あの味かも?と、サイズの割には高価だと思いながら買って食べてみた
が、味はあの味でなく、いまいちだった。
その時、(これは、もう自分で作るしかないのかなあ!)と思うようになった。
そうこうしている内に、今年久々に恩師宅へ訪れる機会がやって来た。
それで、あわててネットで美味しい金山寺味噌を探していると、手作り用の「麦こうじ」が販売されている事を知った。
「よし、これだ!」
と、早速友人にネットで注文してもらった。
と言う訳で、それが届き次第、自宅で「手作り金山寺味噌」に初めて挑戦する事になった。

作り方はそれほど難しくはないらしい。
本来ならば、夏の内にナスやキウリ等の野菜を塩づけして、水分が少なくなった物を冷凍保存(または乾燥保存)しておく。
冬になったら、その野菜を細かく切って麦こうじとよく混ぜ合わせて醤油、味醂、酒砂糖等等適量いれる。
それを器や樽に入れ、しばらくは毎日一回かきまぜながら寝かせるそうである。

今回は、急に思い立ったので、塩漬けのナスやキウリは無いが、ニンジンやその他手元にあるものを入れようと思う。
電話で聞くと、ダイコンは入れない方が良く、コンブやスルメも細かく切て入れると美味しくなると、あのお母さんがアドバイズしてくれた。
商品には、ユズやワカメ入りもあるようだ。
要は、自家製は、美味しければ何を入れてもいいと言う事らしい。方法も工夫次第で味も違って来るようだ。
「よーし、それなら、日本一の金山寺味噌、いや名前を改めて「飛騨黄金味噌」!を作り出してやろう!
将来は、麦も麦こうじも自分で作って大々的に売り出して、地元の雇用機会も増やそう!
それについては、自信がある。
それは、(これは企業秘密であるが?)、麦から野菜すべてを100%自然農法産にする事だ。
その証拠として、
例えば、今私は、「道の駅」で買った小さなキャベツを食べているが、ソースやマヨネーズを付けないと食べ続けられない。
今回、この事に気付いたのだが、
いつもの自然農法産のキャベツならば、ソースやマヨネーズやドレッシングが無くても、毎日美味しく食べ続けられる。
それは、そのままでも、薄甘く飽きが来ないからである。
今回の市販のキャベツは「道の駅」だから、いつもの自然農法産と変わらないだろうと思って買ったのだが、そのままではまずくて二回しか食べられなかった。
もったいないと思って、包丁で細かく刻んだら、キャベツの風味が出て、ソースで食べられた。
一般の人は、このように野菜はドレッシング等で食べるのが当たり前だと思っているが、それは化学肥料野菜の場合で、本来自然の野菜は、何もかけなくても美味しいと言う事を知らないと思う。
野菜嫌いの子供達も、自然農法野菜なら、美味しいので言わなくてもお代わりをする。
ハムスター等も飼っている人から聞いた話であるが、自然野菜は遠くからでも欲しがるが、化学肥料野菜は鼻先に近づけても見向きもしないそうである。

と言う訳で、すべてを自然農法野菜や穀物を使用する。
そして、金儲けと言う考え方でなく、皆さんに美味しく食べてもらおうと言う気持で心を込めて生産すれば、誰が食べても、もっと欲しい!と言う商品ができるはずだ。

幸い、昨年、何故か好都合な事に、はと麦の種を蒔いた。来年は、二年目だから、麦こうじ用の麦も生産できそうだ。
と言う訳で、ひょっとしたら、三年後ぐらいに、日本一の金山寺味噌、ならぬ、「飛騨黄金味噌」を発売するかも知れませんので、その時はよろしく!


(つづく)


いよいよ始まり! 今年のわが自然農法

2014-03-01 17:20:48 | 農業

三月一日の今日はお祭りがある。
それは、今年蒔く種を神様にお供えして、収穫の豊穣をお願いするお祭りだ。
また、飛騨の地元では、山にお帰りになっていた「田の神様」を、今年も新たに田にお迎えして、稲の豊作をお願いするお祭りも行われている。
よくよく考えれば、小さな小さな一粒の稲の籾が、水田に蒔かれると二十数本の茎に増え、それぞれが二百粒ほどの新しい籾を実のらせる。計算すれば、数千倍となり、成績の良い株は一万粒近くにもなる。正に「一粒万倍」だ。
人間は、ただ種籾を蒔いて、水や肥料を土に入れるだけで、種自身が小さな体から芽を出して、時とともに大きく育ち、数千粒の実を付ける。
毎日観察すると、その大自然の種籾の生命力に驚かされる。
こんな機能のある人工的なロボットかオモチャを作ろうと思えば、きっと一粒の種籾が、工場くらいの大きさになるだろう。
たった二、三ミリの種籾の、驚異的な働きである。
これを、祖先達は「田の神」の働きとして敬い続け、細々と山村では今日まで引き継がれてきた。最近は、観光や無形遺産として復活している。

今年もようやく三月になって、雪が「雨水」によって消え、畑の土や雑草の芽が見えるようになった。
長い寒い冬のお陰で、大自然も人間の心も前年の疲れや営みが癒され白紙にリセットされた。
そして、新たに農業への意欲と気持ちが湧いてきた。
そんな訳で、今年の私の自然農法の計画について述べてみたいと思う。

白菜
昨年は、白菜の苗を本格的にたくさん植えてもらった。
しかし、水やりが不十分で予定より小さいサイズの白菜ばかりだった。
ところが、予想外に、その方が逆二喜ばれた。
それに、配った全員から、甘くて美味しかった!と大好評だった。
それに気分良くして、今年は畑の隅々まで植えて収穫量を増やそうと思う。
大根
大根は、昨年も予定より小さいサイズばかりだったが、やはりその方が喜ばれた。
また、自然農法産なので葉も美味しい!と青葉が好評だった。
青葉は、収穫後すぐ乾いてしまうので配送を検討する必要あり。
薩摩芋
薩摩芋は、昨年同様に休耕田に400株植えつけ、福司関係に芋掘りを楽しんでもらう予定。
昨年は、植えた苗の1/3が枯れたが、残りの苗が枯れた分をカバーして大きな芋を実のらせ、芋掘りを楽しませた。
里芋
里芋も、今年は100個ほど植えつけ予定。
昨年の収穫芋の中の小さい芋100個ほど種芋として保管している。うまく冬越しできていればすべて植える予定。
里芋も、昨年はまろやかで美味しい!と大好評だった。
自分で食べてみても、市販の芋はもちろん、他の有機農家の芋より美味しかった。
ジャガイモ
ジャガイモの収穫後に、白菜を植えるので、白菜同様にジャガイモの植えつけも昨年より少し増やそうと思っている。
キウリ 昨年同様、4株ほど。毎年食べ切れないほど収穫できる。
トマト、昨年同様3株ほど。手入れができなく露地栽培なので途中で駄目になる。
ピーマン 3株ほど。毎年食べ切れないほど収穫できる。
茄子 3株ほど。手入れしやすいプランタ栽培にした。自給して少し余る程度の収穫。
スイカ 4株ほど。 獣やカラス対策さえできれば、毎年10個ほど収穫できる。毎年味は美味と好評。
カボチャ 
白い「伯爵」と緑の「スクナカボチャ」の交配種ができてしまったようだ。長持ちし、ホクホクして美味しい。
収穫量がバラバラなので、たくさん獲れる種を選別中。
その他
麦 昨年の暮れに緑肥用のハト麦の種を蒔いた。芽が出ているので、これからの成長が楽しみ。
茎部は、夏に薩摩芋畑の敷き草にする予定。
レンゲ草 雑草対策にと、昨年末にレンゲ蓮華の種を蒔いた。どうなるか見物!
ソルゴ やはり敷き草用としてソルゴの種を購入した。そろそろ蒔く予定。

以上、3月1日時点での計画


窮すれば通ず! 温室プランタ?

2013-11-28 23:22:38 | 農業

冬はじめ、霜や雪のちらほら見える今、もう近所の玄関から、花鉢がすっかり消えた。
ところが、わが家の玄関前には、大きなプランタの夏花がまだピンピンと元気に咲いている。
ベゴニアだ。
もちろん、ペチュニアは、かなり前に、インパチエンスは、つい最近までがんばって、とうとう引退したが、ベゴニアだけが今も元気にがんばっている。
一ヶ月ほど前に、苗を買った花屋さんに「うちのベゴニアは、まだ元気だ!」と自慢した。
すると、「霜が降りるまでは大丈夫よ」とアッサリ言われた。
「よーし、それなら、霜が降りても元気なままにして驚かせてやる!」と負けん気が出た
寒くなって来たら、夕方に玄関の中へ入れて、暖かい昼間だけ外に出そうと思った。
いざ、寒くなったので、玄関の中へ入れようと思ったら、プランタが重くて一人の力では全く動かなかった。
プランタは、長さ一m横50cm深さ30cmほどある。そこにベゴニアが二株植えられて、花は高さ50cm、四方にプランタから溢れるほど盛り上がっていた。
が、土がいっぱい入っているので重さは数十キロはありそうだった。
「ヘルパーさんが来たら、二人がかりで暖かい玄関の中へ入れよう。それまで、仕方ない!」
とあきらめたが、傍に透明の大きなビニールシートがあったので、とりあえずそれおかぶせた。
そして、翌日、朝日がさし始めたらビニールを取った。
何とか、夏花を長持させる寒さ対策のいい方法がないかと考えている内に、
「そうだ、プランタをスッポリかぶせる透明のミニ温室があればいいんだ!」
と思いついた。
ケーキ等が入っているような透明のプラスチックスの深いフタ。それを巨大にしたもの。それなら、中の花もよく見える。
そんな商品を作ったら売れるのではないか?
言わば、「透明フタ付きプランタ」とでも言うものだ。
等等、いろいろ考えてみたが、
壊れやすいとか、置き場所が必要等々、問題が多そうだった。
そうこうしている内に、ヘルパーさんが来たので、
「あのビニールをかぶっている鉢花って、ビニールを取らないと見にくいでしょ?」
と確認の意味で聞いた。
すると、
「いえ、よく見えて、きれいです」
と意外な答えが返ってきた。
「なーんだ。そう言う事か、ただ単にビニールシートをかぶせるだけでいいんだ。これが、一番簡単な方法だ」
と言う事が分かった。
それで、これからもプランタを外に出したまま、ビニールをかぶせるだけにしようと思っている。
ひょっとしたら、もっと寒くなったら、ビニールの中に電気コタツを入れたりするかも?
今回のベゴニアは丈夫な花なので、ビニールだけでもよいが、もし、支柱が必要なら、ビニールトンネルの時に使用する、白い棒等を使えば良いと思う。

(以上)