飛騨さるぼぼ湧水

飛騨の山奥から発信しています。少々目が悪い山猿かな?

冷凍食品大流行り! 自家製も?

2017-07-29 15:42:06 | 発明アイディアの部屋

私は今年の春早くから急に冷凍食品に凝り出した。
元々のきっかけはアップルパイを作るための「パイシート」だったが、スーパーのコーナーへ行った時、冷凍食品の種類の多さに驚いた。
また、たまたま人気の冷凍食品の製造方法を紹介しているテレビを見た。
その中でもチャーハン等は、中華料理店にも劣らない本格的な作り方だった。
それで急に好奇心が湧き買い始めた。
すると、最近のレストランメニューには無い、昔懐かしい喫茶店で食べたスパゲッチィナポリタン(トマトケチャップ味)も並んでいたので、つい手に取ってしまった。
冷凍スパゲッチィは電子レンジでチンするだけでよい。
今までのようにナベで時間をかけてパスタを茹でたり味付けをしたりする必要も全くなく、おまけにレストランのように自分が作る以上に美味しかった。
そんな訳で、まとめ買い(週一度のスーパーの冷凍食品半額セールの日に)をするほどはまってしまった。
またタコ焼き等も、食べたい時に冷凍庫から食べたいだけ取り出してオーブントースターで焼けばいいので、店頭で買うより便利だ。
さて、
暑い今の時期は御飯も汁物もいたみやすい。
特に一人暮らしは、炊いた御飯も汁も鉢やナベごと冷蔵庫に入れておかないと食べられなくなってしまう。
昨年から冷蔵庫が小さくなって困っていた私は、先日いい話を聞いた。
それは知り合いの一人暮らしのヘルパーさんの話だった。
彼女は休みの閑な時に、御飯をたくさん炊いて、丼一杯分づつラップに包んで冷凍しておくそうだ。
そして、食べる時に電子レンジでチンして熱くして食べるとの事だった。
また同じ様に素麺も一度にたくさん湯がいて、一食分づつラップやビニール袋に入れて冷凍庫に入れておく。
その素麺を食べる時は器に入れて自然解凍するそうだ。
この話を知り合いの料理好きの爺さんにしたら、
「それはいい考えだ。冷凍素麺の器に水を入れれば氷を入れなくてもいい!早速やってみよう」
と大喜びだった。
こうなると、他にもまだ今の時期に良い自家製の冷凍食品があるかも知れない。
私は既に「玄米焼きオニギリ」は作っているが、
「野菜炒め」なんか一度にたくさん作って、小分けしてラップに包んで冷凍しておいてもいいかも?
あっ、そうそう「焼き茄子」なんか一度にたくさん焼いて皮をむいて冷凍しておけば良さそう。
ちなみに、我が家では焼き茄子はノンフライヤーに丸ごと放りこんで200度でタイマーを回せば「ボン!」と音を出して皮が破裂してむけるから簡単だけど・・

(以上)

飛騨に梅雨開けの雨? 初西瓜

2017-07-25 14:31:25 | 俳句日記の部屋

食べ頃と 獲りし雨間の 初西瓜  湧水

一番は 神次は仏に 西瓜二個  湧水

食べ頃は 当たり外れか 初西瓜  湧水

もやもやが ひと汗かきて 無くなりし  湧水

梅雨ひとり 脳疲れぬぐう バイオリン音  湧水

久々の 雨の休みの音楽かな  湧水

夏休み 子等の声なき 寺広場  湧水

蝉山へ 左カラオケ 右エホバ  湧水

梅雨開けの 雨あがりの山 せみの声  湧水

梅雨開けの 山路うるさき 蜘蛛の糸  湧水

連日の 暑さ落ち着く 雨の日かな  湧水

子のごとく わが身こき使う 茄子胡瓜  湧水

スーパーの 数倍サイズの わが胡瓜  湧水

ヘルパーさん 待ちたる大きな 胡瓜かな  湧水

梅雨開けと 言われあわてし 飛騨の雨  湧水

胡瓜は成長が早いので、サイズを揃えて出荷するプロは朝昼夕と毎日収穫する。
我が家は火、金曜日のヘルパーさん頼りなのでいつも巨大サイズだ。しかしその方が熟して美味しい。


いよいよaiロボット時代!  おにゃんこ計

2017-07-19 15:25:15 | 発明アイディアの部屋


今まで熱中症予防としておしゃべり温度計を使用していた。
しかし、2000円台の安物?だったので倒れやすく2、3念で壊れてしまった。
今回新しく買った「おにゃんこ計」も3000円弱なので寿命もその程度だろうと覚悟している。
この「おにゃんこ計」は猫の掌サイズの置物で、二回頭を押すと温度湿度を子供の声でしゃべり、コメントする。
一時間に一回何かしゃべり、頭を一回押すと、様々なおしゃべりをする。
一人居の人には退屈しのぎの相手に少しはなる。
しかし、こちらの声に応じた返事をすると言う「会話人形」となると、7、8000円はする。
本格的な会話ロボットならば何十万円だ。
つい最近ネットでシャープがai搭載の音声会話チップ?を近々発売するとのニュースを見た。
こうなると、小さな会社の工場でも、このチップを購入して組み込めば様々なおしゃべり会話製品ができる事になる。
これは画期的な事だと思った。
また今年から日本でもai搭載対話型音声入力スピーカーが発売されるようになり、スマートホーン等も声で操作できるようになるとの事だ。
いよいよ日本でも本格的にai搭載の会話型製品の登場時代となったようで、特に視覚障害の若い人達も喜んでいると思う。
例えば現在一部で試験的に設置されている様々な会話型ロボットも、これから人件費削減や人材不足を補うために店やホテルやレストランや介護施設、学校、事務所はもちろん家庭内でも使用されるようになるだろうと思う。
最近、aiはヂープラーニング手法により将棋や囲碁で人間チャンピョウンに勝ち、医療の診断や治療判断をし株取引や交通捜査にも成果を上げ始めた。
こうした情勢を見ると、3年後の東京オリンピックの頃は、きっと隔世の感があるほどaiがアチコチで活躍しているかも?
今、私が描いている夢は、個人でこうしたaiロボットをプラモデルのように自宅で自由に作れる事である。
私は以前から掃除ロボットと防犯ロボットと消火ロボットを組み合わせた留守番ロボットのアイデアをあたためている。
外観は業務用大型掃除機のような丸い縦長の円筒形で、小さな車で動く。
底部はルンバのような掃除ロボットで、中央部には水や消火液が蓄えられ、火事の時は腕のようなノズるから噴出する。
上部は防犯用のセンサーやスピーカーを付けた頭の形をした会話ロボットで、昔の映画に出てきたようなロボットだ。
昼間に家を留守にした時や夜お休みなさいのあいさつをした後、ロボットは自動的に家中の決められたコースを掃除し、見回る。
高温や煙や火を察知したら、音を出し電話で通報し、現場へへ駆けつけ、再度確認して火が出ていれば水や消火液で消火する。
物音や空き巣の姿を見つけたら、通報し声を出し、映像を撮ったり放水をする。
またふだんは子供や家の人と対話をしたり、質問に答えたりする。
将来は外観も多種の動物等のヌイグルミの中から自由に選んだり、また彫像のように自分で作ったりもできるようにする。
また様々な機能も会話機能チップ、掃除機能チップ、消火機能チップ、防犯機能チップ遊び機能チップ娯楽機能チップ等、多種の機能チップの中から好きな物を選んで組み込めるようにする。
このチップもフリーソフトのように内容の無料提供者が出てくるかも?
要は、自分の好きなaiロボットが予算に応じて自由に作れると言う方式である。
こうなればロボットの普及は車やペットを追い越すかも知れない。
さて、どうなるやら?今後の展開が楽しみ!

(以上)

まもなく夏休み! 梅雨あけも?

2017-07-18 11:59:38 | 俳句日記の部屋

早起きし 掘りしじゃがいもに 朝陽射し  湧水

じゃが芋を まねて土も 塊となり  湧水

欲しい人 減れば少なき じゃがいもかな  湧水

今年のジャガイモ(北あかり)、収穫し始めたところ、予想外に小粒だ。

線路沿い 宿場のごとく きりぎりす  湧水

夏里に 休み近きと きりぎりす  湧水

夏休み 子等より先に きりぎりす  湧水

シャワー後の 清しさ求め 汗をかく  湧水

山のみの 飛騨でもうれし 「海の日」かな  湧水

少雨梅雨 西瓜元気に また実つけ  湧水

色違いの ピンで印す 西瓜球  湧水

西瓜球 危うくカラスに 初試食  湧水

もう一週間ほどで獲り頃の休耕田の大玉西瓜、友人に見てもらったら、カラスに皮がつつかれていたと言うので、あわててザルをかぶせ、畑全体に支柱を立て糸(ホームセンターで売っているてんぐす)を張ってもらった。

朝顔が きれいに咲いてると ヘルパーさん  湧水

次々と 青朝顔の 玄関かな  湧水

川柳

青朝顔 また生まれたる 猫二匹  湧水

前回の子猫騒動のためか、今回は私に知らせてくれなかった。



いのししと飛騨

2017-07-14 21:32:16 | エッセイの部屋

「本日朝、イノシシが列車にぶつかって来たため、高山線が岐阜と猪谷の間で普通になっています」
一昨日の朝の忙しい出勤時間帯にnhkテレビでニュースが流れた。
「えーっ、ウソだろ?本当かい!」
一人暮らしの私も、思わず声を出した。
列車を待っている高校生達が聞いたら、何と叫ぶだろう。
それにしても、「猪谷」と岐阜の間で猪がぶつかって普通とは、当然「猪谷」付近での事故かなと思った。
高山線とnhkニュースでは言っていたが、正しくは「高山本線」だと私はかつて地元の友人に叱られた事があった。
まあそれはともかく、猪の話題と言えば、いつも車で連れていってくれる友人が、

イノシシや 首がまがらず 谷底へ 

と言う川柳を教えてくれた。
「ハッハッハー、なかなかうまい川柳だ、お前が作ったのかい?」
と聞いたら、小学生の時の同級生の句だと言う。
教室の皆で俳句を作る時間があって、友達の一人がこの句を作って先生に褒められたとの事だった。
その友達とは奥山の村から転校して来たばかりの生徒で、いかにもそんな要望だった事を想い出した。
この名句?は、よほど印象深かったのだろう、何十年も彼の記憶に残っていたようだ。

イノシシや 首が曲がらず 谷底へ

今回高山本線にぶつかって来た猪も、やはり「首が曲がらず・・」だったのか?
たぶん目が悪いせいだと思うが、やはり首のせいにしておいた方が分かりやすく面白いと思った。
それにしても、猪のニュースに猪谷とは、でき過ぎ!うまくはまったもんだ!と笑った。
高山本線と言えば岐阜駅と富山駅間の鉄道である。
どうして普通区間が岐阜ー富山間とか、岐阜ー高山間とならないで「猪谷」が出て来たのだろうか?と不思議に思った。
猪谷駅と言えば、今は廃線になってしまったけれど、ニュートリノで有名になった神岡駅への乗り継ぎ駅と言う事しか私は知らない。
どうして?と不思議に思ってネットで調べて見た。
すると、すぐ謎が解けた。
高山本線は岐阜駅を始点に富山駅を終点とする本州を横断する鉄道なのであるが、富山駅に近い「猪谷」駅を境に、岐阜側をjr東海が、富山側をjr西日本が分割所有しているのだった。
なので、普通区間は岐阜ー富山間でなく岐阜ー猪谷間のjr東海区間だった訳だ。
最近、田畑を荒らすようになった猪は鹿と共に石器時代から日本人の大切なタンパク源だった。
縄文弥生時代はもちろん、獣肉が禁止された仏教の盛んな時代も猪と鹿肉は食されたようだ。
ついこの前、知人が山畑に仕かけていた箱式の罠(餌は米ぬか)に猪が二匹入っていたそうだ。
しかし、猟師に頼んで処分してもらい地に埋めたと言っていた。
今の時期の猪肉は脂肪も少なく美味しくないとの事だった。
それはそうと、今、思いついたのだが、猪や鹿や猿を山畑から追い払うのに狼の鳴き声はどうだろう?
爆竹や空砲よりも効果があるかも?

(おわり)