飛騨さるぼぼ湧水

飛騨の山奥から発信しています。少々目が悪い山猿かな?

コント( 1 ) ヌートバーママ! 次回のwbc?

2023-03-30 11:13:56 | お笑いの部屋

こんにちわ!日本の皆さん、アメリカから実況中継です。
前回2023年につづき、今回2026年も日本とアメリカの決勝戦となりました。ここ、フロリダのスタジアムは超満員の観客です。
ワーワー!
あっ、サムライジャパン側のベンチで、ママさんらしきエプロン女性が、何か配ってます、どうしたんでしょうか?
あっ、おにぎりです、おにぎりを一個づつ皆に配っているようです。
あっ、監督には二個渡しています、監督は当惑と言うか、困った様子です。
それにしてもゲーム中にオニギリなんて、いったいどうしたんでしょう?
しかし、そもそも、チェックが厳しい球場なのにあのエプロン女性はどうやってベンチまで入れたんでしょう?
・・・・?
あっ、メンバー表の最後に何か追加されてます。
なになに、マネージャー補助、女性?へえー、マネジャー補助?あまり聞いた事がありませんね??
、さて、名前もあります・・えーっつと、
「ヌーとばーママ」!

でした。
はい、失礼いたしました

(おしまい)

連載小説「幸福の木」 336話 振動の無い車が欲しい!

2023-01-23 22:12:28 | お笑いの部屋

ハイハイハイハーイ、おまたせ、飛騨の小路 小湧水でーす、いやいや大寒で寒くなりそう、でも予報は外れる事もありますから、はい、また今回も文字オーバーになりそうなので、即、小説に参ります、はい、では開幕、開幕!

336 振動の無い車が欲しい!

長老達には、何か異常な事が起こったように感じられた。
「おお、本当じゃ、牛と牛車がものすごい勢いで土埃を立てながら駆けて来る、牛飼いのお爺さんの姿が見えんぞ、どうした事だ?牛の暴走か?
長老が驚いて叫んだ。
一番初めに異常を発見した修験者も、
「まさか、あんな老牛に、あんな力があったとは、全く信じられん、まるで別の牛みたいじゃないか」
と言うと、馬方のおっちゃんは笑いながら言い返した。
「ハハハ、爺さん達よ、いや、お客さん達よ、それは違うな、そもそも老いたとか女だとか見た目で見くびって馬鹿にしていると、ひどい目に会うぞ。
そうなんじゃ、いざとなると誰でもとんでもない力を出すもんじゃ、まあそれが分かったら、正直に謝ることじゃな、ハッハッハー!」
「・・・」
長老と修験者は、互いに顔を見合わせた。
「ああ、今の話はワシ等の事じゃないな、きっとあの子供達や母親達に言いたい事じゃな、しかし、それを知らせようにも、今さらどうしようもないのう・・、それよりも、今、どうするんじゃ?」
長老と修験者は、慌てて馬方に聞こうとした。
「で、馬方のおっちゃんよ、どうすればいいんじゃ?どうするんじゃ?」
ところが、声をかけた方には馬方のおっちゃんの姿は見えず、その場所から消えていた。
慌てて探せば、路の脇にいて、もう既に青草を腰鎌で腰を曲げてセッセッと刈っていた。
長老達の視線に気づくと、馬方のおっちゃんは立ち上がって、
「おい爺さん達よ、速くこの青草を道に塞ぐように積んでくれ!ワシはその後ろに、馬と大八車で道を塞ぐから」
と早口で指図した。
その素早い態度と叱声に促がされるように、長老達は云々言わず従った。
二人は荷台から降り、転げるように慌てて青草を道へ運んだ。
やがて、土埃を立てながら黒い牛と豪華な牛車が迫ってきた。
しかし、突進する牛の前方には、青草の壁と馬と大八車と男三人が立ちはだかるように立っていた。
牛は、さらに鼻息を荒くして、途惑ったように前方に通り抜けられる道を探した。
が、それは見つからなかった。
牛はやや困ったようにばく進の勢いを緩めた。
すると目の前に青々した草の山が目に入ってきた。
その瞬間、老牛は喉の乾きや空腹や疲労を感じた。
「どうどう、さあ、老牛よ、食べろ食べろ、青草だ」
遠くから馬方のおっちゃんが、牛の心に話しかけるように優しい声をかけた。
すると、老牛は足を止めて、短い首を下げて青草をムシャムシャと食べ始めた。
「やれやれ」
その様子を見ていた馬方のおっちゃんが、ようやく安堵のため息を漏らした。
牛が引っ張ってきた牛車は黒や赤の漆塗りの外観と簾までが埃で黄色になっていた。
中には子供達がいるはずだったが、全く声も音もしなかった。
「おろっ?どうしたんじゃろう?途中で飛び降りたんじゃろうか?」
長老と修験者と馬方が顔を見合わせて不審に思った。
しかし、三人とも汗だくで、身も心も疲れ切っていた。
ようやく安心できたためか、その場に崩れ落ちて休憩し、子供達の事まで考える気力など無かった。
しばらくの間、牛が草を食べる以外、誰も動こうとしなかった。
「ヒヒヒヒーン!」
ずっとおとなしく立っていた馬が鳴いた。
「おーい、どうしたんじゃ、あまりにも遅いので、心配で様子を見に来たんじゃ」
突然声をかけて来たのは、村長だった。
近づいた人力車の上から、声をかけていた。
馬方と長老と修験者は村長の姿を見たが、休んだままで、立とうとも報告しようともしなかった。
百聞は一見に如かず!
目の前の情景を見れば、一目瞭然、言わなくても牛車を馬車で食い止めた事を物語っていた。
「おうおう、そうかい、大変だったんじゃ、牛もたまには怒るからのう」
村長は、すべてを察したように言った。
そして、再び周囲には沈黙が続いた。
「ヒヒヒヒーン!」
またおとなしい馬が鳴いた。
今度は村長の背後に蹄の音がした。
「おお、ようやく到着したようじゃ、馬タクシーじゃ。本物の馬タクシーじゃ、二頭立て馬車じゃ」
長老達は、何の話か分からないと言う顔をすると、村長は話を続けた。
「よく見ろ!あの馬車は馬二頭が引く馬車じゃ、あの馬車は予約で忙しかったので、代わりにこの第八車がアルバイトで来てたんじゃ、ようやく本物の馬タクシーが空いたんで慌てて迎えに来た訳じゃ」
それを聴いて、長老と修験者は納得し、且つ、驚いた。
そして立ち上がって、村長の背後を見た。
そこには、大きな二頭の馬と、ムチを持った御者と馬車が駆けて来るのが見えた。
「おお、すごい、大きな馬車じゃ、あれが本当の馬タクシーかい?立派なもんじゃ」
長老達の疲れが吹っ飛んだようだった。
その時、突然反対側に声がした。
「わーっ、あそこだわ、止まっているわ!」
甲高い女性の声だった。
牛車の背後に、追い駆けていた牛飼いと母親達が、ようやく追い着いたところだった。
母親達は、牛車に向って声をかけた。
「タカちゃーん、元気?アサちゃん達も元気?」
牛飼いのお爺さんは、牛車よりも、青草を食べている老牛に近づいて声をかけた。
「おお、次郎よ、びっくりしたんじゃのう、子供達のイタズラじゃ、石を投げただけじゃ、赦してやってくれ!」
と言いながら牛の背中を撫でた。
そして、馬方のおっちゃんに向って、
「すまんのう、手数をかけてしまって、申し訳なかった」
と詫びた。
すると、馬方のおっちゃんは、
「いやいや、何て事はない、ワシ達は慣れているからたいした事はないが、あの子供達は、さぞかし驚いたじゃろうな」
と二人は牛車に目を向けた。
ちょうど歩いてた母親達も牛舎に着いたばかりだった。
「どうしたの?皆、黙っていて?大丈夫なの?」
慌てた母親が後ろの簾を開けて、中を覗き込んだ。
案の定、子供達は全員がいて、誰も倒れたりはしてなかった。
が、それぞれが勝手な事をやっていた。
男の子達は交代でスマホゲームを、女の子達は何げなく天井を見ていた。
もしかして放心状態なのか?と、瞬間、母親達は思った。
ひとりの娘が母親の顔を見ると、涙声で訴えた。
「恐かったわ、お母さん、恐かった、上下左右に揺れて、まるで大きな地震みたいだったわ」
すると、別の娘は、何とも無かったと言うような声で、
「ジェットコースターの方がもっと恐かったわ、でも揺れ方はこっちの方がすごかった。こんなに揺れる車は、絶対に無いと思ったわ」
とさっぱりしたような顔で言った。
すると男の子が、反論した。
「よく言うわ、初めは恐い恐い!って、泣き出して大パニックだったのに」
すると母親達が、
「まあ、それは女の子だからしょうがないでしょ?さあ、早く降りて、牛車から出ましょう」
と促がされて、子供達は皆、牛車から降りた。
すると村長が子供達の姿を見て、
「おやおや、子供達も皆元気そうで何よりじゃ、もしかしたら牛車には懲りたかのう?さあさあ、本物の馬タクシーが到着したから、これからはそれに乗ったらよい」
と笑いながら穏やかに言った。
「嫌だ、おいらはまた馬タクシなんて嫌だ、ガタガタして振動が痛いから」
グー太が、大声で怒鳴った。
「ああ、そうじゃないぞ、あの大八車とは違うんじゃ、本物の馬タクシーじゃ、二頭立ての馬車じゃ、昔天皇陛下や皇太子様達が乗ったような高級な馬車じゃ」
村長が慌てて説明した。
しかし、ひとりの女の子が、
「でも、昔の馬車でしょ?昔の車は、この牛車や第八車みたいにゴムタイヤやバネが無いから、振動がひどいはずだわ、もう昔の車なんて乗りたくないわ、それより自分の足で歩いた方がいいわ」
と断ったので、母親達も青くなった。
すると、それを聴いていた人力車の車夫が、
「あの、ちょっと詳しく説明いたしますが、私達の村の馬タクシーの馬車は昔の馬車とは構造が全く違いますよ。
まず車輪はタイヤのようにゴムで覆われていますし、車体も防振ゴウやコイルバネや中には空気バネ等も使用して、振動や揺れ対策がなされていますので、昔の車のような振動や揺れはありません。乗ってても快適ですよ、この人力車だって、車輪はゴムタイヤだし、車体はコイルバネを使用してますし、座席にはエアクッションで振動はほとんど皆無ですよ、そうでしょ?づっと乗っておられる村長さんよ?」
急に話をふられた村長が慌てて答えた。
「ああ、そうじゃそうじゃ、全く快適じゃ振動なんて全くない」
その時、牛車の向こう側に、その二頭立て馬車が到着した。
「おーい、皆いるかーい?これが本物の馬タクシーだよー、迎えに来たぞー、早く乗った乗ったー」
太郎が御者の横に立って、皆に呼びかけた。
馬車の中にはタタロやゴクウやケンも乗っていて、ドアを開けて手を振ってた。

(つづく)

コント コロナ連休 実家の娘と父 (その 1 )

2022-05-01 16:01:15 | お笑いの部屋

娘と母が居間のテレビに、隣り部屋から父が来たが・・

娘 ちょっとお父さん、何しているの?テレビの前でウロウロして

父 ああ、うん

娘 ちょっと、お父さん、私とお母さんが落ち着いてテレビが見られないじゃないの、何  を探しているの?

父 ああ、うーん

娘 お母さん、何とかしてよ!

母 ああ、いつもの事なのよ

娘 えっ、いつも?いつもなの?そんなの、ねえ、お父さん、何を探しているの?お母さ  んが探してあげるわよ

父 ああ、

娘 お母さん、探してあげてよ!

母 それが、いつも私には駄目だと言うのよ

娘 えっ、どう言う事?駄目って?

母 それが・・分からないの・・

娘 ああ、じれったい!もう私が探してあげるわ、ねえ、お父さん、何を探しているの?  お母さんには無理でも私なら大丈夫、さあ、言って!何を探しているの?

父 いや、お前にも無理だ

娘 そんな馬鹿な、さあ、私が探してあげるから、言って!なに?何を探しているの?

父 それが、それが分かっておれば、こんなには探さないんだ。

娘 えっ?どう言う事?

父 だーから、何を探しているのかが分かれば、こんなには探さないって言ってるんだ。

娘 えっ?それって、何を探しているのかがお父さんも分からないって言うの?

父 そうだ、この居間に探しにきたんだけど、何を探しにきたのかを忘れてしまったんだ

娘 ・・・?!

父 だーから、こうやって探しながら、何を探しにきたのかを思い出しているんじゃない  か・・・まあ、そう言う事だ

娘 そっ、そんなに偉そうに言わなくても・・あっ、そうだ、思い出した!そう言う時に  は原点へもどれ!でしょ?

父 何?原点にもどれ?

娘 そう、小さい頃にお父さんが教えてくれたでしょ?山で道に迷った時には、先へ進ま  ずに原点へもどれ!って?

父 ええ?そんな事もあったかな?

娘 そう、確か、そう教えてくれたわよ、なので、お父さんも探しにくる前にいた所にも  どったら?何を探したかったかを思い出すわよ。

父 ・・・

娘 だから、お父さん、ここに来る前はどこにいたの?

父 ・・そっ、それはトイレだ

娘 えっ、トイレ?えーっ、まあ、しょうがないわ、さあ、早くトイレへ行って、そこで  よーく考えて思い出してよ。

父 やっぱり、それは駄目だ。

娘 えっ、なんで?

父 ワシの部屋からここへ来る前に、したくなるといけないからと念のためにトイレへ行  ったんだ、トイレをしている内に忘れてしまったようだ。

娘 なら、お父さんの部屋じゃないの、さあさあ、早くお父さんの部屋へ行って、思い出  してよ!

父 分かった分かった、親に向ってそんな乱暴な言い方をするもんじゃない!

父が離れた自分の部屋でキョロキョロしているのが見える。

娘 あら、お母さん、お父さんがいろいろ考えているみたいだけど、まだ思い出せないみ  たいよ。

母 別にいいんじゃないの、暇は山ほどあるんだから、放っときなさいよ、それよりテレ  ビを見ましょう

娘 あっ、お父さんがアチコチ見回さなくなったわ、その代わり、こちらをじっと見てい  るわ

母 ふーんどうでもいい

娘 あっ、お父さんがこっちへやって来るわ

父 思い出した!お前に、ちょっと言いたい事があったんだ、長くなるからと、その前にトイレへ行ったんだった。

娘 えっ、長くなるって?ひょっとして、お説教?

父 そうだ、その通りだ!

娘 そんな事なら、別に思い出さなくても良かったわ、

父 それが、説教までは思い出したんだが、その先の内容がまだ・・

娘 あっ、お父さん、あれからお茶も飲んだんでしょ?時間も経ったし、もう一度トイレ  へ行ったら?ねえお母さん?

はい、おそまつでした!

(つづく)

甘露の飛騨 木犀香と北風

2020-10-06 12:01:27 | お笑いの部屋

冷たさに 一歩てまえの 北の風  湧水

北風の 草にえんまの 途切れ鳴き  湧水

ちりじりと 辞世の句詠む えんまかな  湧水

北風や かえるは土中 えんまは辞世  湧水

遅れしを 詫びるがごとく 木犀香  湧水

四日ほど 遅れて咲きし 金木犀  湧水

西の戸を 放てば豊かな 秋の風  湧水

秋豊か 乾し稲ごしに 夕風かな  湧水

押し入れの 半袖とりだす 昼散歩  湧水

明け方の か細き一匹の えんま声  湧水

枯れ葉落ち 裸枝細き 秋の空  湧水


雪無き暖冬飛騨 パソコンが再入院?し帰宅!

2020-01-14 16:51:13 | お笑いの部屋

雪ぼうし 無き合掌屋根 ライトアプ  湧水

雪の代わり 月夜の白き 冬の飛騨  湧水

「雪やこんこ」 雪なき飛騨に 昼時報  湧水

かがみ餅 割りて冷凍 成人の日  湧水

あずき餅 あんが噴き出す レンジかな  湧水

川柳

おカガミの 気高くなりし 値段かな  届いた三個重ねが一万円超えると言われた

老日本 多数決なる 暖冬かな  スキー場は大変!なんて口先だけ内心は・・

飛び込みし 川柳ネタや 初玄関  ネタ不足で困っていたら・・

初出勤の ヘルパーと共に 川柳ネタ  久々とは言え、信じられない事態に

開かぬ戸を たたくヘルパー 初出勤  早くー玄関開けてくださーい!横の戸だけど・

来客を 事前に告げる わが腹かな  トイレへ入ると必ず客が来る

と言うpcの故障のため、しばらくブログ更新ができませんでした、ひょっとしたら、他にする事があるだろう!と言う事だったかも?
はい、何はともかく、再開いたしましたので、またよろしく!