飛騨さるぼぼ湧水

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新しい生き方 (その 5 ) 心のリバウンド?

2021-03-30 21:50:12 | エッセイの部屋

一昨日日曜日の夕食に「鶏ちゃん」を食べた。
日頃の細々としたダイエット食に飽きていた。
それで、たまには以前のようにああよく食べた!と言う満足感を味わいたかった。
たまたまずっと忘れていた冷凍室の「鶏ちゃん」を思い出した。
それが「ケイちゃん」と呼ばれ地元で人気の特産の鶏肉の味噌漬である。
早速、炒めた後にキャベツや白菜やネギと煮込んだ。
久々なので喜んでひととおり食べ終わった。
しかし、何となく物足りなかったので、たまにはいいだろうと、もう一杯食べる事にした。
二杯目をよそった時一杯目に比べ肉が多かった。
どうやら一杯目は野菜ばかり装ったようだった。
なので食後に何か物足りなかったのだと分かった。
今度は少し肉が多過ぎるな!と思ったが、そのまま食べ切った。
そして十分満足した。
ところが、居間でテレビを見たりして一、二時間ほどすると、腹の調子が少し変だった。
トイレに行っても出ずすっきりしなかった。
二階の自分の部屋にもどりベッドに横たわると、急にまたトイレへ行きたくなった。
しかし、今度はあまりにも急すぎて階段を降りている途中で漏らしてしまった。
ひどい下痢だった。
仕方なく、まだ暖かかった風呂ですべて着替えた。
いやこんな事は、もう長い間なかった事だと驚いた。
しかし、後になって冷静に考えてみると、良かったかな?と思えてきた。
と言うのは、つい最近に病院で肉等のたんぱく質を過度に食べないようにと注意されていたからだ。
前回のメタボ騒動の話の続きになる。
3月18日10時頃に約束通りヘルパーさんに病院へ連れて行ってもらった。
若い女性の栄養士?さんから食事指導を受けた。
まず、腎臓機能の数値が悪いため、塩分とタンパク質摂取を減らしてくださいとの事だった。
タンパク質は肉はもちろん魚も卵も大豆も注意してとの事だ。
えっ、大豆も?と少々驚いた。
塩分については、高血圧で薬を飲んでいたので、ふだんから気をつけていた。
説明では、塩分を取り過ぎると飲水量が増えて血液量が増え血圧が高くなり、それが腎臓に大きな負担をかけると言う事だった。
そのため塩分量の多い漬物佃煮塩干し物ねり物(かまぼこ、ちくわ)肉類加工品(ハム等)インスタント食品レトルト食品には十分注意しましょう。
それに醤油ソースはかけるより付けて食べるようにしましょう。
酢やレモン等の酸味香辛料や香味野菜を活用しましょう。
一品に重点的に味をつけるなど塩味にメリハリをつけましょう。
和風料理より西洋料理の報が比較的に塩分量が少ない。
調味料は目分量を避け計量して使いましょう。
毎日のご飯は、味ご飯やチャーハンよりも塩分の無い白いご飯を、赤飯は良い。
うどん等の麺類も塩分が含まれているので注意、そばは良い。
また各食材の一日に食べる量は、こんな量で・・云々。
等々。
以上のような食事指導を受けた。
今、改めて書き出してみると、いつも私が好んで食べていたような物が多かった。
これからは食べる量にも十分注意しなきゃ!と肝に命じた。
肝で思い出した。
食事指導の後、医師から精密検査結果を聞き今後の治療を話し合った。
肝臓、すい臓、腎臓等数値が改善しているようだった。
膵臓に1,5センチほどの水疱?があるので、悪性か両性かさらに検査した方がいいかどうかと医師が迷っているようだった。
私が、以前にもあったが、その後に消えたと話したら、それじゃ次回のドッグ検査まで様子を見ましょう!と言う事になった。
近くの医院の医師への所見の封筒をもらってきたので、もう病院へは行かなくてもよくなった。
やれやれ!だった。
指導食事の事を考えていたら、昔の子供の頃の食事を思い出した。
ご飯に大根、芋、白菜、ネギ人参キャベツキウリトマト玉ねぎ等が主で、魚や卵料理はご馳走だった。
まして牛豚鶏肉などは大ご馳走で特別な日しか食べられなかった。
そうか、あの頃の食事内容にもどればいいんだ!
と思えば、料理内容も難しく考えなくてもいいんだと安心した。
早速、ヘルパーさんに教えてもらって玉ねぎ一個と大根を炊飯器でダシ共に煮た。
それに、かつおぶしとポン酢をかけて夕食に食べた。
柔らかく甘くて美味しかった。
これなら塩分はゼロだ。
他にもいろいろな料理を探そう。

(つづく)

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