入学式。


今日は、ムスメたちの高校の入学式だった。
ムスコの大学の入学式は、東京だったこともあり、安全上の理由から中止になってしまったが、道立高校は無事に入学式を行えた。
昨今思い知らされたように、これは幸せなことだな。
そういや、ゆうべも強い地震があった。深夜だったから、被災地のみなさんはさぞ怖かったことだろう。お見舞い申し上げます。

さて、ムスメたちの高校は北海道立なので、左に北海道旗が掲げられている。
ホントは国旗を中心に、右に校旗が掲げられているのだが、それは非公開ということで。
お揃いの新しい制服で、これはもう親バカといわれようが、めんこいぞムスメ。
学年は4クラスにウチのみつごなので、予想通りというか、みんな別々の3クラスにバラケた。しかたないか。
3人で4クラスにならなかっただけ、まだましだ。
おかげで、ホームルームはかーちゃんと2人で手分けして3クラスを渡り歩いて、結局どこも中途半端になってしまったけどな。
通学は遠くて大変だけど、楽しい高校生活になりますように。がんばれよムスメ。
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春。

東京に行ってる間に、東京では梅が咲き、桜も開花し、スミレも咲いていた。
当地なら5月くらいの気候だ。
東京から帰ってみれば、こっちもすっかり雪が減って、春めいていた。
当地は、早春と春の境目くらいかな。


一昨日の夕日。
案の定、昨日はよく晴れた。


昨日は、山の中を縦横に走る作業道路の状況を偵察してきた。
まだ残雪があって、クルマだと行けるかどうか不安があったので、SX125Rで出動。


タイヤはダンロップのD604。
オフ車用のオンロードタイヤだ。


残雪。
後輪リムの少し上まで埋まる程度だが、この程度でももう自走不能になる。
気休めだけどギアをローに入れて、クラッチつないで、後輪回しながら押して歩いて、脱出する。
SX125Rだから、押し歩きは全然苦にならない。
XT400Eなら、ヤになってたろうけどな。


けっこう長い残雪区間を脱出したところ。
往復したので、トレースは2本付いている。


後輪のリムにも雪が付いている。


雪解け直後の山だから、撥ね上げも凄い。
マッドガードが効いてくれている。エンジンには全く泥が飛んでいない。
落ち葉と泥や草の路面だが、D604で普通に走れる。
路面が悪いからスピードは出せないし、そもそも道路パトロールだからゆっくりではあるけどな。


大きな落枝。腕くらいの太さだ。
カラマツだ。雪に負けたのだろう。
このくらいなら一人で引きずってどかすことはできる。


こっちは倒木。
アカマツで、折れ口で25センチ径くらい。
こんなのが折れるんだ。
雪のせいなのか、風のせいなのか。
一人でちょっとどかすには重すぎる。


他の木に引っ掛かっていた、このアカマツの枝と思われる。
腕くらいの太さ。


幹の折れ口。
かなり高いとこで折れている。


根元あたりから見上げてみた。
アカマツらしく、うねうねとうねりながら伸びていて、バランスが悪そうだ。
これなら折れてもおかしくないかもしれない。


今日はそいつを片付けた。
ビフォー。


アフター。


折れた幹も伐った。
立ち腐れると危ないからな。


カラマツの枝の折れ口。
落ちた枝のほうは切り刻んで片付けた。
考えたら、今日が今年初の山仕事だった。


開いてないフキノトウ。


やや開いたフキノトウ。
花自体はまだ蕾だ。


フキの花のアップ。
白いのが開いた花、黄色っぽいのは全て蕾。
フキの花は小さな花の集合体なのだ。


左から右へ、次第に開いていくフキの花。
仕事のついでに摘んできた。
夕食に、天ぷらにして、おいしくいただいた。
右側みたいに開いたらおいしくない、という人もいるが、俺はこのくらいでも美味いと思う。
ま、好き好きだ。
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巣立ち。

長男の進学がなんとか決まり、東京の大学に進むことになった。
第一志望校ではなかったようだけど、まあ、おめでとう。

それはよかったのだが、ギリギリに結果が出たので、全ての準備がギリギリで、慌しい対応を余儀なくされてしまうことになった。

ウチは、控えめに言っても裕福ではないし、実感的に言えばビンボの子沢山みたいなとこなので、進学にあたっては奨学金を希望していた。
制度として町の奨学金というのがあるのだが、それは親の保証以外に、町内在住の保証人を必要とするタテマエになっている。
ウチのようなヨソモノには、ハードルが高いのだ。
町内に親戚とかジジババがいればいいんだろうが、ヨソモノの核家族には望むべくもない。まして俺は、商売しているわけでもない一介の給料取りで、勤務先は隣の町だ。このマチにカネの保証人を頼めるような他人などいない。
役場に相談に行ったらそんなことだったので、ヨソモノを差別すんな、みたいなことを思わず口に出したら、そんなつもりではない、とのことではあった。
で、町も融通を利かせてくれて、町外の俺の親族でもよかろう、ということにしてくれた。今のところは現場レベルの判断らしいので、審査を通るかはまだわからないが。

それをはじめとして、入学手続きとか、現地での部屋探しとか、もうすべてが一時に集中で、しかもケツの余裕がない状況だった。
かーちゃんが東京に行ければ頼むのだが、津波を伴うような強い余震が懸念されている現状では、家に春休みのムスメたちだけにするのも心配だ。
なので、ここは有休をバーンと使って、俺がムスコに付いて、東京での諸手続きを片付けてきた。
俺は昨夜の深夜バスで東京を発ち、今日の午後に帰宅したところだ。
幸い計画停電にはぶつからずに済んだが。

ふられた第一希望が実力以上の高望みだったのか、ムスコが試験本番に弱いのかはわかんないが、結果は本人的にはやや不本意ではあったろう。それでもまあ、行ってもいい学校として択んだ学校のひとつなのは間違いないから、当のムスコもやる気にはなっているようだし、なにより親元を巣立つというのはめでたいことだ。
もっとも、巣立ったとはいっても、学生なんて、本当に巣立ったうちには入らない。
これから、親だけでなく、親戚やいろんな人の助けを借りて、少しずつ本当の自立を目指していくことになるのだ。
結果を出して、望む未来に進む姿を見せるのが、助けてくれる人たちへの恩返しだ。達者で頑張れよ、ムスコ。
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