ある復活。
薪置き場が調ったので、薪作りを開始。
ニセアカシアの若木の薪。
これはヤマザクラの枝。
軒下薪デポは満杯になった。
暑い中、順調にやってたのだが、薪割り鉈の柄が折れてしまった。
ま、オクで買った中古品だし、別に不思議じゃない。
あーこらだめだな。
この手の鉈の替え柄は、そこらのホムセンではまず見ない。
普通の腰鉈用のでも、たぶん手を加えれば使えなくはないんだろう。
でも、木製品なので、すげるときはよくても、いずれ木が痩せて刃が緩むのが常だ。
柄を外した。
茎は錆が浮いている。
茎と書いて、ナカゴと読む。
実用刃物なので、カップブラシで錆を飛ばした。
いいのがあったぞ。
以前書いた、じいちゃんのマサカリについていた柄だ。
こいつを、頭とケツを逆さにして使えばいけそうだ。
なにしろ、完璧に乾ききって収縮し尽くしているから、痩せる心配がない。
材質は不明だが、少なくとも、この手の柄の既成品によくある樫ではない。
あ、以前の記事では「マサカリ」が漢字で表記されているはずだが、今使っているMozcでは漢字で出てこない。
漢字に変換できたときは、Windows XPに標準装備のIMEを使っていた。
Linuxは、こういう細かいとこがまだまだなのかもしれないな。他の日本語入力システムならどうかわかんないけど。
別PCから追記: Anthyでは「鉞」「挿げる」変換できた。Mozcがまだまだだったのだな。
できた。
柄を切って、スリ割を入れ、輪の入るとこを加工して、目釘を打った。
薄暗い作業場でやってたら、目釘の下穴を変なとこに開けてしまったのは、老眼のなせる技だ。
いんでないかね。
長さは元の柄とほぼ同じ。
ほんの気持ち、元のより長いかな。
丸太に何度か叩きこんでみたが、感触はいいし、緩む気配もない。
薪割り台にしている丸太は、今年はカラマツだ。
それにしても、亡くなったじいちゃんの形見のマサカリの古い柄が、思わぬ形で復活することになった。
お盆も近いしな。どうだべじいちゃん。