あとまわしにするから。


今日の山。
白く見えるキタコブシが開きかけている。
赤く見えるのはエゾヤマザクラの芽と蕾だ。


カラマツの芽も青くなってきた。


去年の8月に除伐したヤナギ類、バイトさんたちが片付ける予定で倒しっぱなしにしていたのだが、いろいろ忙しくて片づけを後回しにしているうちに、年を越してしまった。
今週はそのヤナギの枝を払い、玉切りして片付ける仕事だ。
でも今週は、時折ザーッと雨が降ったり、雷が鳴ったりの不安定な天気で、落ち着いて作業が続けれない。


玉切り、とは、丸太を適当な長さに切る作業だ。
林業関係者は、丸太を「玉」と呼ぶようだな。
10-20センチのヤナギだから、切断自体は簡単だ。
しかし、ヤナギは枝が広く張るので、枝を払って丸太の状態にするまでが大変なのだ。
しかも、木は乾いてるから硬いし、全部すでに倒してある木ばかりなので、ずっと下を向いての作業になるから、やたら腰に堪える。
あとまわしにするからこういうことになるんだ。


ラクして枝払いもチェンソーで、なんてことやってれば、腰をヤってまうこと請け合いだ。
だから、いつもの米軍鉈で枝を払っていく。
この鉈は長いから、極端に屈まなくても作業が出来るのが助かる。
去年倒したヤナギだから、枝は乾燥して硬いけど、この鉈は勢いがあるからパリパリ切れるのもいい。
本来は柔らかい植物相手のジャングルナイフだけどな。


このくらいまでは鉈できれいにする。
太い枝分かれの根元で7-8センチってとこか。
生のヤナギなら、鉈でも「いくか」って気になるサイズだけど、乾いてると、無理とは言わないけどさすがにゆるくない。
そんだけ気を使ってても、やっぱり腰痛いし。


春の小川。
岸にはまだレンゲもスミレも咲いてないけど。
さらさら流れてたんだけど、写真だと伝わんないな。
水源は湧き水だ。


タラノメはまだ固い。
旬はゴールデンウイーク明けくらいかな。


作業は水場なので、長靴必須だ。
去年の今頃卸したスパイク付きの長靴は、ワンシーズンでオシャカになってしまった。
でもスパイク付いてないと能率が落ちる。仕方ないから新調したさ。


庭の花。
かーちゃんにきいたら、チオドノクサとかいう花らしい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする