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THE WALKING DEAD

2020年04月14日 | 日記

WOWWOWで再放送されている『ウォーキング・デッド』シリーズを最近ちょっとしたきっかけで見るようになり、
ハマっております。
上念司さんがゾンビ作品にゾッコンな理由がよくわかりました。
ゾンビが突然現れて人々を襲って、キャー怖い!みたいな視聴者を怖がらせるだけでオシマイな単純なものではなくて、根底に深いテーマ・ドラマがあるのです。

WOWWOWの紹介は下記の通り
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突如ゾンビとなった人間と生存者との生死を懸けた壮絶な闘いを描く。
全世界をとりこにした大ヒットノンストップ・サバイバル・スリラー。生き残るのは誰なのか?

死体だが生きているように動いて人間を襲う怪物、ゾンビ。
グラフィックノベル「ザ・ウォーキング・デッド」をもとに、
1978年の映画『ゾンビ』などでも知られるこの怪物を大胆にもTVドラマの題材にし、
2010年から現在まで全米放送が続いている(2019年秋からシーズン10に突入)
世界的大ヒットドラマが本作。
ゾンビは本作では“ウォーカー(歩く者)”と呼ばれるが、
それは近年の作品で走るゾンビが主流になったことに対し、気が付けばゾンビ(ウォーカー)がそこにいて、
人間を襲うほうがずっと怖いことを示唆。
日本のお笑い界でも、“ゾンビ芸人”(本作を含むゾンビもののファン)が特集されるなど、人気は社会現象化。
映画化も予定されており、今からでも遅くないので、
ぜひ“「ウォーキング・デッド」現象”を体験してほしい。
シーズン1放送後に引き続きシーズン2も放送する。
製作総指揮は『ショーシャンクの空に』のF・ダラボン監督など。
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警察・軍隊は壊滅し治安は崩壊。
どこに行けども無法地帯。
ゾンビ(この物語ではウォーカー)だけでなく、人間同士も敵。
人間が生き残るために、他人を襲う場合がある。
自分の身は自分で守るしかない。
電気、ガス、水道、電話など生活インフラはすべて停止。
インターネットも携帯電話も通じない。
ガソリンはどこも売っていないから、クルマは燃料が尽きればただのカタマリ。
電車、バス、タクシー、飛行機など交通インフラは動いていない。
テレビ、ラジオはやっていない。
病院はもぬけの殻。
スーパーもレストランも人がいない。略奪の対象。
お金は価値を失いただの紙切れ。まったく役にたたない。
原始的な物々交換に逆戻り。

もし、平時だったら、『ウォーキング・デッド』の舞台は、あくまでも、ありえない・遠い架空の世界のお話で済ませられる。
リアリティはあまり感じられなかったかもしれない。
しかし、武漢熱のせいで世界中が急速に壊れていく今日この頃にこの『ウォーキング・デッド』を見ると、
リアリティが目の前に迫ってきて、他人事とは思えなくなってくる。

週末に買い物ついでで地元の横浜駅周辺を歩いてみたが、駅ビルのショッピングセンターは軒並み閉店。
そごうの食料品売場だけほっそりと営業。
平時なら人がびっしり立錐の余地もなく行き交う横浜が、
昼間なのに真夜中のように人はまばらで、まるでゴーストタウン。

武漢熱の被害が更に拡大し、世の中の機能・秩序が失われていったら、
『ウォーキング・デッド』のような破綻した世界が間もなく現実にやってくるのではないか。
ウォーカーはいなくても、現にアメリカの原子力空母で乗組員が武漢熱に感染し機能を失った。最強のアメリカ軍が戦わずして壊れつつある。こんな荒唐無稽なの誰が想像できた??

そうそう、武漢熱のおかげで脚光を浴びているアトランタのCDC(疾病対策センター)がシーズン1の後半に登場する。
そのCDC内で「TS-19」という符号が登場する。
シーズン1最終回のタイトルも「TS-19」だ。
ネタバレになってしまうので、これが何を表すかは伏せます。見てのお楽しみ。
この「TS-19」と武漢熱を表す「COVID-19」とが、偶然にしても数字が同じで気味が悪い、
と直感的に思った。

というわけで、再放送が少しずつ放映されているし、見逃したとしても
会員はWOWWOWオンデマンドでSEASON1から4まで見ることができる。
STAY HOMEのお供に『ウォーキング・デッド』シリーズはいかがでしょうか?

 



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