独り言1044（‘07.11.13）

今日の午後、川面の街道を歩いていて珍しいものを見ました。
綿です。街道筋のあるお宅で綿の木？の鉢植えが置いてあり、実が弾けて綿が飛び出していました。そぉ～と触ってみますと本当に綿の感触でした。まだ小さい子供だった頃、寒い冬の夜、風呂上りに綿入りの着物を着せてもらって、暖かいのはこの中に「綿」が入っているからやと教えられました。その綻びから白いフワフワしたものが出てきて、これが綿なんやと思った記憶があります。その綿は、アメリカか中国かの大陸の広い畑で、こうして実が弾けて綿が出ているのを摘んでいるというのを学校で習ったような気がしていますが、余り実物を見たことはありません。
という知識としては知っていても、実際を見たのは最近になってからです。マンションの中の花やさんで、切花の一種として店先に置いてあったのを撮ったことがあります。こんな木から出来るんです。しかし、綿入れの着物の中から出てきた綿とこの木で実から弾けている綿とが、同じものなんやと今でも中々一致しません。(hero)