老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1318; どっちをとる?

2019-12-17 15:10:01 | 病室から
昨日の冬空は薄青色

どっちをとる?
jj
今日は鉛色の空 いまにも雪が降りそう


シャワーを浴び終え
病棟廊下を歩いていたら
主治医に出会した

「看護師からクレアチンが⒈4の高数値になっている」と主治医に伺ったら
「近いうちに治療をどう進めていったらよいか、本人に決めてもらおう」と考えていた。
「皮膚の症状は良くなってきているが、腎臓にかなり負担がかかってきている」

「クレアチンが1.5を超えると再透析になることも・・・・」
「菌が身体全体に回り生命にかかわる危険性もある」

「このまま治療を続けていき 皮膚を治癒していく」
「一度中断し1月に再入院し治療を開始するか」
「仕事よりも治療を優先するという姿勢をもたないといけない状況にある」
「きちんと治療をしていかないと(抗酸菌が)耐性菌になっても大変」

「皮膚」を選ぶか、「腎臓」を選ぶか
二者択一しかない治療方針をきめるのは患者(自分)しかない
医師は決めることができない、と主治医はそう話す

「腎臓」を選択したとき
皮膚の症状がどうなり生命にどうかかわるのか
そのことを知る必要がある

妹から頂いた大切な腎臓で
10年余り透析せずにきた
透析をしないことに目を奪われ
皮膚の危険性を見逃してもいけない

はなしあいにはwifeも同席してもらうが
問題は自分は どっちをとるか
迷い悩める
後になって後悔の選択だけはしたくない

昨日の青空
今日の鉛空
冬の空は激しく変わる
左の路か、右の路か
どっちをとるか?


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2 コメント

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大きな 小さな (Ray)
2019-12-19 14:50:02
こんにちは☆星光輝さま☆

・・難しい ご決断にせまられていらっしゃるのだなぁと感じながら
読ませていただきました。

人生は、まるで、決断の連続・・
星光輝さまの現在のような 大きな決断
毎日の生活の中で行われる 小さな決断

知らず知らずの決断の連続の結果が 現在・・

やっぱり、現在の自分は、自分の責任なのかな。。って
星光輝さまのお話を読ませていただいて、
あらためて感じました。


妹さまからの大切な腎臓。
こんなにも、星光輝さまの お身体のなかで活躍していらっしゃるのは
妹さまの、お兄さまへのお気持ちもあってのことだろうなって、
そんなことも感じました。


「それ」 は、きっと「愛」 なんだろうなって☆


>後になって後悔の選択だけはしたくない

大変なご決断が、未来の星光輝さまの 健やかな毎日に繋がりまるように・・☆

「ここ」 から、祈っております。  Ray
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みんなに支えられて (星光輝)
2019-12-19 17:28:38
こんばんは
今日はお休みだったのですよね
貴重な時間 コメントして頂きありがとうございます

難しい決断で
Aか Bか
これがAか Bか それともCか
となれば選択の幅が広がるのだが

先ほど17時過ぎに
感染症科の担当医師が病室に訪れ
移植した腎臓も大切にしながら治療を進めていきたい、と話された
それは本当に嬉しい気持ちでいっぱいになった
非結核性抗酸菌の治癒もあり
これから一緒に考えていこう、と

退院した後は
腎臓外科、循環器科そして感染症科の外来受診となる

本当にさまざまな医療スタッフや家族
そしてブログの人たちなど
支援や声援を受けていることに
感謝 感謝 感謝です。

自分は怠惰脆弱の連続であり
在宅介護の仕事もまだまだです
「さま」と呼ばれるほど
立派ではないので、「星」と呼んでも大丈夫です

師走で多忙な月です
十分な睡眠と食事で躰をいたわりくださいませ
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