老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1116;あなたの気持ち

2019-05-20 04:32:27 | 介護の深淵
beagle元気は 風の匂いを嗅ぎながら何を思う

あなたの気持ち

デカルトの有名な言葉に
我思う、故に我在りがある。

人間は考える動物(思考する動物)であり
その思考をしている自分という人間は存在している

自分が死んだら思考も感情も存在しなくなる
だから、生きていること自体
自分がいま、存在している
自分は なぜ、ここに存在しているのか

しかし、その存在は無限ではない

風の匂いを嗅ぐbeagle元気の姿を見て 我思う
beagle元気は何を思っているか
犬が一番思うこと 
人間の玩具として扱われたくない
犬も同じ家族の「ひとり」
犬だって感情も気持ちもある

beagle元気の寝姿を見ていると
安心しきり無防備に寝ている
“悩みがあるのかな”とつい思ってしまう
自分もぐっすりと眠りたいものだ、と

要介護老人の気持ちを
推しはかり どこまでわかっているのか

自分の存在以上に
相手(老人)の存在を思い
様々な感情や思い(想い)を
つまり、老人の気持ちをわかろうとしているのか
介護サービスをプランに乗せるだけがケアマネジャーの仕事ではない

その気持ちを受け留めているのか否か
自分の存在が問われてくる

唯一無二の存在であるだけに
人間は他者に代わることはできない
それだけにあなたの気持ちを理解していくには
何が大切なのか・・・・