goo blog サービス終了のお知らせ 

ヘルズブログ

「ヘルズ商事」はバカと面白を考察、発信するサイトです。
全コンテンツと趣味、日記を一緒くたでやってます。

遊戯王5D’Sを作品としてみる。

2008-06-05 13:59:08 | マンガアニメ映画とかの感想
遊戯王の3作目となる遊戯王5D’S。
カードマンガとして見れば販促がメインなのだが
今回はストーリーの方から斬ってみよう。

まず初代遊戯王は古代の王の魂が宿ると言うオカルトに始まり
魔太郎的なストーリーやジャンプ的バトルを経つつも
王の魂を冥界へ送ると言うオカルトに帰結している。

次ぐアニメオリジナルのGXはデュエル学校における
デュエル至上主義が初期のデュエルマスターズ的であり面白く
主人公の成長物語でありつつ展開世界を巻き込む話になり
主人公が成長しすぎたのを最後のデュエルを通して少年時代の心を取り戻す。

そんな中の5D’Sだが
舞台は未来の童実野町(初代の舞台)だが
そこは支配階級のネオドミノシティと
それを支える下位階級の市街「サテライト」に別れていた

ネオドミノシティの人気競技ライディングデュエル(バイクでカード)
の王者として君臨する「キング」ジャック・アトラス。

そして主人公・不動遊星は自分達を裏切ったジャックに
因縁を晴らそうとすべくサテライトから脱し闘いを挑む。

二人の勝負に際し現れた「光る赤き龍」…
それは古代のプレ・インカ文明から伝わる星の民が祭る神の化身…
いずれ甦る邪悪な意志との対決…

古代と現代を繋ぐ運命の輪が回り始める!



あぁっ!!
ドコからツッコんでいいのか分からねぇ!


カースト化された理想社会
犯罪者に打たれるマーキング
熱狂するレーシング格闘競技…
銃夢じゃねぇか!

そして3000年前のナスカ…
次はナスカか!? ナスカなのか!?


思わず盛り上がってしまったが一方アニメ自体も面白い。
遊星は一見クールだがすぐ熱くなる!(キング談)
なので熱い展開てんこもり!
弱いカードを足蹴にされると
「生まれてきたカードに意味の無い物なんて無い!」
雑草と言う草は無い!みたいでカッコイイー!!
声は男性アイドルRUN&GUNのユウヤ。
最初だれだ…?と思ってたらおはスタで見てたヤツらだったー!!
頑張ってるようで嬉しい限り。
(ちなみに電王のイケメン記者も仲間)


そしてキング!ジャック・アトラス!
ジャシュガンを目指して海特と万城目を混ぜたら
デュエルと遊星に関わる時だけアホになる人になっちゃった!!

内容も熱い!
先日までやってた刑務所編では
世話になった爺さんの弱いデッキで
刑務所の中のボスに勝っちゃうわ、
横暴な署長にデッキなしでデュエルを挑まれるのに
犯罪者仲間からカードを持ち寄って貰ってデッキを作るとか!

主人公なのに自分のカード使ってねぇ!w

とにかく熱い5D’S。
毛嫌いせずに是非とも見て欲しい。

美味しんぼを鑑みる

2008-05-14 22:33:51 | マンガアニメ映画とかの感想
さて、日記やニュースで話題になってるが
美味しんぼでついに海原雄山と山岡士郎が和解して
一端の区切りを見せた。

世間では盛り上がってるがこの和解はいかなものか。
よく美味しんぼヲタには言われる事であるが
初期の雄山の横暴なサマをダメ社員の山岡が逆転勝利したり
逆に雄山の強大さに破れたりがミソだったのに
今ではおおらかになってしまった人格者の雄山に
捻くれ息子の山岡が絡んでるだけの構図になってしまっていて
何の和解だろうか。

作者が丸くなってしまったのか
栗田家のせいなのか。
しかし多分全てのそれは
作者、雄山、山岡、読者
全てに流れた25年の時なのか。

俺の予想の通りにはいかなかったなぁw
●予想●

迴光反照マンガさん。

2007-11-12 19:49:36 | マンガアニメ映画とかの感想
迴光反照…かいこうはんしょう。
ロウソクが燃え尽きる寸前に一際輝く様を表す言葉。

その言葉をコミックボンボンに送ろう。
フラリと本屋を覗くとッボンボンが売っていた。
早々に悲嘆に暮れたが休刊は12月号。
つまりまだラス前だったので読んでみると…
なんかスゲェ

まずヘルズ商事にはお馴染みデビチル藤異が
今になって読みきり前後編「マザーコスモス」。
文明が滅びた世界での冒険活劇+メカ+帝国。
藤異大好きそうw
原作+メカをパートナーに任せたらしく
伸び伸び楽しんでる感がいい。

そして「海の大陸NOA+」
復活して即絶筆したショックも今は昔。
最終回っぽいイベントを得意のズッコケで回避して大団円。
どうやら講談社の携帯コミック部門で続編をやるらしく
それはめでたいのだが
最終回の最終ページに3箇所も告知、警告入れなくてもいいだろw

他にも中華一番の作者、小川悦司「天使のフライパン」も
美味しさの表現に6Pも使いつつ気になる引きをしたり、
長谷川裕一がガンダムエースでやったジョニーライデン外伝の続きを
前後編でやってたが今回は後編。
相変わらずの長谷川節だった。
意外とまだ松本零司の連載も続いてたしやっぱりカオス。
ん~やっぱこのカオスな誌風は惜しい。


●暁のマンガさん。
落ちる陽あれば昇る陽あり。
月刊ジャンプの転生、ジャンプスクエアを品薄の中探して購入。
継続モノ以外ほとんどが1話と言うのは地味に違和感。
看板になってた森田+小畑のはイマイチよく分からなかった。
和月のエンバーミング新作。
今までのシリーズを踏まえてまた違う切り口。
シンプルに期待。
あとは新人?のTISTAは黒い感じで良かった。

2号は藤崎竜がウリ。
そして3号にはパンツを被ったマッチョの「新作」が!!
期待大。

ドラマとマンガの愛憎蜜月

2007-10-16 22:56:50 | マンガアニメ映画とかの感想
最近医龍のドラマ再放送を見てたので
併せて再販されてたコミックを読んでみてた。
ドラマの方がマンガ的でマンガの方がドラマ的とか面白い。
しかもマンガの絵にキャストが結構似てるのがいいw
そんな中、医龍2もはじまるので並行して見て行こう。

以前もドラマとマンガの関係性に考察した事があるが
近年はそれにもましてマンガ原作のドラマが増えている。
安易に楽しめる反面、製作サイドのモノを作る能力も心配になる。

はてさて今期、そして今日、と言うかリアルタイムで
有閑倶楽部のドラマ化である。
15年来の有閑クラバー(Club+erとLOVERをかけた地獄ジョーク)としては
「なぜ今!?」と「大丈夫なのか!?」の大問題。
一条さんも「かなりオファーがあるけど断ってる」って以前言ってたのに~。
でも作者さんミーハーなところあるからな~…

でも赤西at魅録が主役とかどうなんだろう…
と心配してたらキャスト(特に女性陣)が意外とマンガ的だったり
イントロは原作に忠実だったりで当面は安心かな。

だが原作付ドラマは往々にしてガッカリするので
油断しないで見て行きたい。


今期はドラマはそんなモンかな。
働きマンとかなんとかママは見ない雰囲気。


話題が変わるが先日ヒマを持て余していたので踊る大走査線の再放送も見てた。
こちらは時代が時代なせいか
非常にアニメ的な感覚で作られてるように今にして思えた。
先の医龍といい、そこら辺の境界が曖昧になってきたのと、
才能の多くがマンガ業界に流れてると言う事か。

クロサワもそんな事を言ってたような。

アキバ新ビジネス「普通喫茶」

2007-09-11 22:17:10 | マンガアニメ映画とかの感想
先日ニュースでアキバで新ビジネスをする人の
特集コーナーをやっていた。
テーマはオタクと萌え市場の新たな開拓。

オタクは何よりも他者の介入とカテゴライズを嫌う。
オタクグリーンベレーとして育った自分も例外ではないが
ちょっと切り口が面白そうだったので見ていた。

密着取材されてるのは二者、
政治家シリーズの土産物で売り上げを上げてる食料品会社と
メイドビジネスで新商売を始める人だった。

前者は「メイドの土産」とか作ってる会社らしいが
今一歩ブレイクがない。
同じクッキー系の商品でもハデなパッケより地味なパッケのが
倍以上売れている資料があり
次いで社長がガチオタのコスプレメーカーとタイアップして
もえたんのクッキーを企画制作、コミケ先行販売すると言う話。

後者は脱サラしたエリートリーマン風の人が
新しいメイドビジネスを開始しようと
アキバマンツーマンガイドみたいのを始めるが
イマイチ奮わないみたいな話だった。

前者の凄い所はおそらく
「自分では分からない所で優劣が決まる市場」→
→「分かる所と組む」とすぐ移行している所。

驕りも固執も無い純粋なビジネスセンスが鋭い。
実際売れてるのかは知らんが。


対して後者はヲタ的に見ても疑問符が多い。
手垢の付いた「萌え」と言う単語を理解しているのか?
ガイドと言うがちゃんとできるのか?
案内ならゲマズ前に居るじゃん
同伴と言う事だがその内風営法に引っかからないのか?
キャストの安全性は?
結構な値段をヲタが払うのか?

色々首を傾げてみたがその内思索は
「メイドビジネス」その物に行き着く。
「そもそもメイドである必要があるのか?」

確かにかわいい、一部需要はある。
しかしオタクの性質として
「ベタな物は好き」なのと裏腹に多くを占める
「ベタな物を嫌う天邪鬼」と言うアンビバレンツな性質である。
つまり「一般人が曲解した萌えビジネスをあてがわれて
喜んでられるか」とも言うような気持ちが
何割かのオタクにはあるのではないのかと思う。


俺はそこにビジネスチャンスを見出したい。
女子とは近づきたいがベタでは嫌。
そこで俺が提唱するのは「普通喫茶」である!!


的確な言葉が無くアンチメイドの意味合いとして
「普通」と言う単語を使ってみたが具体的には
「高校マン研~大学サークルくらいまでの
 オタグループ内のちょっと気になるあの子との部活内や
 ちょっとなかよくなってオフでも遊んでみたような感じ喫茶」だ!!

いるのは普通のオタ女子。
格好は清楚2、フェミニン2、しまむら6のダサかわいさ!!
CutieはいいけどAnAnはダメみたいな。

コンセプトが決まった後はビジネスの話。
いかに売っていかに稼ぐか。
あえてここはほんのりときめく機微を感じてもらう為に
ノンアルコールの形態で行きたい。

品目は紅茶、コーヒー、女子の喜ぶ甘味。
これにウェイトレスが同席してトークを楽しんだりする。

…これだと客単価が安く付いてしまいそうな感もあるが
つい女子と一緒だと見栄張って奢りたくなってしまう心理を利用し
キャストも時折ご相伴し客が負担する。

♀「ん~…やっぱ美味しいね~w」
♂「良かった良かった。」
♀「ガサゴソ…じゃそろそろ行こっか…」
♂「あ、俺出すよ」
♀「え、悪いよ~」
♂「こんぐらいいいって」
♀「本当~? じゃあごちそうさまです★」

男の見栄っ張りと不毛さだと分かりながら乗る自分に酔ってしまい
ときめくMさを利用し客単価を上げるシステムだ!!
そんな食べてたら女の子が太ってしまうという懸念もあろう。
だが大丈夫!
ちょっとぽっちゃりくらいのがヲタ受けがいい!!(偏見)

そしてウェイトレスは店が混むと
働く為に卓を離れてしまう。
これでは元の木阿弥ではと思うが
これで再注文の要素を残しつつ、ガッカリ感を残す。
後ろ髪を引かれるのこそがキモ。

友達が多い女子はなかなか誘えないんだよ!!!

ちなみにアルコールを使った店はもう少しときめき年齢層高めの
「会社の同僚が元オタで話が合って
 じゃああの映画見に行った後飲み行こうよ」パブになります。


適度に脳が暖まってきたので妄想は加速する。
控えめ女子じゃ物足りない「腐女子喫茶」!!
店内にはメジャージャンルのマンガが並び
腐女子のパワーの強さを味わう喫茶。
しかし男子の弱さでウケるか疑問符が残るが、
一方の強みとして語りたい女子の客層も期待できる。


次いで尊敬したり語り合いたい要素を売り物にした
「同人作家喫茶」!!
非作家ヲタが締め切り前の辛さを聞いたり
作家同士で頑張った部分を語り合ったりする。
…がこれじゃ吼えろペンの漫画家パブか。

その連想で閃いたのが「アシスタント喫茶」!!
吼えろペンではお金を払って客がアシ体験をする物だったが
これは同人作家がアシを雇える!!
アシも単純作業からPC作業、アナログトーンワークと
できる仕事につき雇い料が変わってきて、
同時に画材も割高で売る。
締め切り前の同人作家はいくら金を積んでも手を借りたい!!
夏冬だけかと思いがちだが
オンリなども踏まえてオールシーズン活躍していきたい。


フゥ…俺の輝かしい商才が憎いぜ
※冗談なので真に受けないで下さい。
 真に受けた方はコンサルタント料を(ry

最近のジャンプ

2007-08-30 10:53:29 | マンガアニメ映画とかの感想
久々にジャンプ評。
今回は新作メインで。

「サムライうさぎ」
ポップな絵柄と裏腹に話はシビアな面もあったり
かなり練りこまれている。
両手剣のアクションは大変なのに(痛感した)
ちゃんとキマってる辺り実力がかなりあると見た。

「ベルモント」
赤マルで読んで面白かったんだけど
これは単発で面白い作品じゃないのかなー?
最近のジャンプは面白い漫画を面白い期間で終わらせる気概がない。
とは言っても危惧してたネウロも大丈夫だったので様子見。
キャラ増やしたり、外出たりで失速しない事を期待。
どれだけ面白い拷問を空想できてるかがキモか。

「瞳のカトブレパス」
ベルモントと似た事しかないが
単発でよかったのにダレないかどうか
味方バンバン増えて危険なニオイしてるけど。
読みきりじゃ気づかなかったけど
ジョジョのアシかなんかなのね、この人。
ジョジョ風画風で話題取ろうとしてる感がちょっとイヤ。

人気策
「ムヒョ」
キレイに終わりそう。
ちょっと収束しすぎた感が無きにしも非ずだが。

「ネウロ」
サイが小物だったとはー!
絶対悪シックスはうっすら居そうな気はしてたが
まんまとミスリードにハマってしまいました。
小説版も結構面白かった。

「ナルト」
もう「ウチハ」じゃん。
アニメ版のサソリ戦とかキレイに動くと面白かった。

「アイシールド」
キッドさんがやられても今週読むまで西部逆転はアリだと思ってました。
パクノダが死ぬまでウボォーは生きてると思ってた俺なので
予想はアテになりません。

6周年

2007-07-20 07:35:22 | マンガアニメ映画とかの感想
同人の販促用にと職場から立ち上げたこのサイトも
先日14日で6周年になりました。

本末転倒でHPのネタがメインになったり
良く分からない嘘理論をぶちあげたり
ヘンテコなレビューをしたり
勝手に趣味でジャンルを変遷したりとしましたが
まぁ勝手気ままに。

6周年だからと言うワケじゃないですが
ちょっとの間は記事も多めになるのでちょくちょく覗いて下さいね。

「本」であった所の同人の情報もそろそろ。

新番組とネタ鉱脈10年理論

2007-04-08 21:19:39 | マンガアニメ映画とかの感想
色々新番組が始まりました。
適度に見てるのでファーストインプレッション。

●ゲキレンジャー
今更だが。
メレ様メレ様!
有無を言わせない修行&バトルの構図は面白い。
後々に問題を解決するのかな?

●電王
ケツ!ケツ!俺の秋山莉奈!

●ゲゲゲの鬼太郎
猫娘がかわゆい。

●天元突破グレンガラン
超面白い!今回のヒット。詳しくは後述。

●瀬戸の花嫁
ヘルズ商事にはおなじみ、「世の名はズシオ」の作者。
ギャグの構図を「バカ」と「被害者」の分離、
「バカ」の複数化、多様化によりダレを減らした構図が面白い。

●鋼鉄三国志
普通の武将モノかと思ったら孫策がオーラを放って飛翔!
大剣の一撃で兵士が木っ端微塵に!
キャラは美形ばっか!
ダメだこりゃ!(いい意味で)


グレンガランに見る熱血アニメとネタ鉱脈考察
天元突破グレンガラン。
孤児で引っ込み思案だけど凄い力と運命を秘めた少年シモン、
イナセな兄貴肌のカミナがロボを発掘し未来と冒険を目指して旅に出る。
どうにも古き良き80年代アニメを思わせる作りが心地よい。
主人公のロボ、ガランは顔だけのロボット。
どうにもグランゾートを思いだす。
主人公は地下の洞窟村出身のせいかロボにはやたらドリルが。
合体してもドリルだらけ。
1話のタイトルは「お前のドリルで天を突け!」
そう、グレンガランは久々の
正統派のドリルアニメなのだ!!

これは興味深い。
ドリルはオイシイがそのオイシさ故に多様され
個人的にはD4プリンセスでその鉱脈は掘りつくされたと思っていたのだが、
しばらく使うのを控えて早10年。
その沈静により鉱脈には再びオイシさの種が芽生えたと言う訳であろうか?
ユンボルしかり、グレンしかり。

まぁそんなこんなだが熱くて笑えてシビアなストーリー。
今期イチオシだぜ。

マンガ力(ぢから)

2006-07-29 20:37:25 | マンガアニメ映画とかの感想
今回は目に見えないマンガの面白さ
「マンガ力」について語りたい。
島本和彦氏も著作「吼えろペン」で名言していた
技術ではなく理屈でなくなんかマンガを面白く書く力の事らしく
その回ではマンガ力を上げる為に同人に乗り出すと言う話だった。

確かにマンガ力はある。
画力でも無くストーリーや情感でもなく
なんだか分らないけど読ませる力、次回を期待させる力。
そんな物かもしれない。
例えるならばデュエルマスターズ。
幼年誌のコロコロでも上手い方じゃない。
むしろヘタな部類なのになぜかアツい!
あの有無を言わせない熱量はマンガ力なのではないか?
同じく1回立ち読みしただけで人生すら変えてしまったしろー駄作劇場
うめぼしの謎なんかもかなりのマンガ力を備えていると思う。

だがヘタウマと言う訳ではなく
有名なマンガ、絵が極上に上手いマンガでなおかつ
「どの巻から読んでも面白い」「ある時無性にあの巻が読みたくなる」
などの現象を起こさせるマンガもマンガ力を備えていると思う。

…だが逆に言えばマンガ力が無いと言うのはどういう事だろうか。
つまらないマンガなら読むのを止めればいい。
その内終わるだろう。
だが悲しいのは技術も努力もあるのにマンガ力が薄い作品だ。

そんな悲しさを中傷ではなく(重要)
切なさとしてあえて一つ名指ししたい。
ジャンプで「謎の村雨くん」を書いているいとうみきお氏だ。
絵は上手い。
ミッチリ下積みも練習も積み重ねたであろう地力を感じる。
ストーリーも起承転結どんでん返し。キッチリこなしている。
なのにどこかグッと来ないのだ。
つまらないとは少し違う。
子供時分と違いつまらないマンガは読み飛ばしてしまうが
いとう氏のマンガはノルマンディー秘密クラブやグラナダと
一通り読んでいる。
だが何か足りないのだ!
ネタを張っているのが見えて「さぁ!かかってくれ!」感のような
丁寧さの弱点が見えると言うかなんと言うか。
「ギャグは計算をバレてはダメ」とマガジンの編集に言われた言葉を思い出す。

しかし俺のような木っ端マンガヲタが思うくらいだから
作者はもっと痛感してるのかもしれない。

だがコレも一つのスタイルなのか。
G戦場ヘヴンズドアにおけるイノさんを思い出す。
凄いスキルを持ちつつ
「アタシにはマンガの才能がないの。
 それでもマンガとか関わっていたいの」と言うイノさん。

G戦場を引き合いに出すなら阿久津編集長の
「華」こそがマンガ力なのかもしれない。

アンチ・モエ・スタンド・カッチョイズム理論

2006-06-28 23:47:48 | マンガアニメ映画とかの感想
「カッチョイズム」とはモデラー智恵理氏が提唱した
カッコ良さを前面に押し出す表現であるが
ここではその言葉をオイシさと無駄なカッコ良さを兼ねた言葉として
曲解、引用させて頂きたいと思う。

さて、常々カッチョイズムを研究し、危機感を抱いていた俺である。
なぜ危機感かと言うとカッチョイズムには「斬新さ」が欠かせないからである。
つまり使われた分だけ新しいカッチョイズムは減っていくので
その分また新たに閃きと発想がいるからだ。
つまり仲間であり先を行くカッチョイストの同志は
鉱脈を荒らしていく最大のライバルなのだ!



だが新たな危機感が思いも寄らぬ所から別の形で襲ってきた。
それは書店でこの本を見かけたからだ。
「萌え萌え武器事典」「萌え萌え銃器事典」
たしかに美少女に刀剣、銃器を持たせるのはベタだし、
戦闘機のノーズアートからモデルガン雑誌にまで通じる古典手法だがあえて俺はいいたい。
その場所は我らカッチョイストの領土だ!

だが萌え陣営の手は長く足は速い。
形として目に見えた時点で最早領土は足の踏み場も無いくらいだろう。
そこへの抵抗を試みようと思うが、
その方法とは先駆けて行く同士への戦いと同じ手段であると思うのでいくつか案件を挙げてみよう。

未知の武器を考える
例えるならばヴェドゴニアである。
カタール+メカブーメランの「旋風のカリギュラ」
ギター+マシンガン「スクリーミングバンシー」
などなど創造でも合成でも未知の兵器を編み出す事により、
持ってるだけで、そのものだけで面白カッチョ良い
武器のカッチョイズムの原点へと立ち返れるであろう。

既存の武器と言う名目で全く別の物にする
武装錬金が顕著。
槍と、鎌と言うが実際は未知のメカ武器である。
この過度かつ斬新なアレンジは前案と同じくカッチョイズムの復権をもたらすであろう。

普通の武器に不思議な力が
この好例はブリーチだ。
みんな普通の日本刀にも関わらず変形したり
不思議な能力を持たせる事によりタダの日本刀、タダの殺陣が
見た事も無いカッチョイズムを秘めたバトルへと変貌するだろう。

普通の武器の運用法を編み出す。
例えば使い古された二丁拳銃が未知のアクションへと変貌し人々を魅了したガン=カタや
日本刀だけにも関わらず一撃必殺以上の駆け引きを生み出すシグルイのようにである。
ただコレは一発のアイディアだけでなく
読者を説得させるだけの設定の練りが無ければダメだが
練れば練るほどそのカッチョイズムは高まっていくだろう。

意外とまとめたら普通の事であるが再確認は重要である。
食い荒らされた足場をしっかり確認して明日へのカッチョイズムを開拓したい。