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ヘルズブログ

「ヘルズ商事」はバカと面白を考察、発信するサイトです。
全コンテンツと趣味、日記を一緒くたでやってます。

2月7日はアイドル記念日

2010-02-07 23:55:03 | マンガアニメ映画とかの感想
今日は℃-uteの舞美とマイマイの誕生日。
しかし加護ちゃんの誕生日でもあるし
ココナッツ娘レファの誕生日でもあるし
俺が最も愛したアイドル奈良沙緒理の誕生日でもある。

芸事に秀でるが波乱万丈な人生を送る日なのだろうか。

例年通りマイマイ看板を作って
奈良さんを偲んだ。




奈良さんはあとでDVD見て絵を描くか。
一番炉…若かったIVの「瞳の中の青い空」(一時期ドプレミア)
よりも安定した頃のただいま、おかえりが好き。

アニメルトダウン

2009-04-11 01:18:10 | マンガアニメ映画とかの感想
アニメ寸評コーナーのタイトルを考えたら
超ダサくなりそうだったので緊急回避して落とし穴に落ちた感じ

今期新番組ラッシュおおよそ1話が終わり
取捨選択も済んだ頃だろうと思いますが
俺もくどくど好き勝手に綴ろう


●イナズマイレブン
日曜から移動
相変わらずムチャクチャで面白いw



●タイタニア
再放送なのね
キャラはオッサンばかりのアンジェリークみたいだわ
話は銀英伝みたいだわと思ったが田中芳樹か
ケチつけつつも面白いから見る


●戦国BASARA
弟がツボってた
ノリが軽すぎるけど当座見る


●真マジンガーZ
これにはやられたわ!
久々の今川節で永井豪ワイワイワールドになるんだろうか
Gロボ以来の期待


●鋼の錬金術師
オトナの事情過ぎて萎える
キューブさんが生きててショゲる
でも見ちゃう

BSアニメ
●花咲ける青少年
すげー!花鹿が動いてるよ!
原作を手放しちゃったので見直したいわ

●グインサーガ
すげー!グインが動いてるよ!
ワンパンチで兵士が地面に埋まったり
吹っ飛んでぶつかった木が摩擦で炎上したり
少々ムチャクチャだがグインファンとしては当然見る!
20巻くらいまでで一区切りにするのかしら


録画するだけしてみてないのはファントム、バスカッシュあといくつか
評判いい咲も見るだけ見てみようかしら
今日クイーンズブレイドか
AT-Xで見たい

新番組そっちのけでFF:U見てるんだけどね
超おもしれー!!!!

【ヘルズ文庫】観用少女~プランツドール~

2009-03-21 02:24:47 | マンガアニメ映画とかの感想
川原由美子・作 観用少女 全4巻?

目玉が出るほど高額な貴族のたしなみ観用少女~プランツドール~
天使の様に美しく生きた人形である観用少女をめぐる人たちの話。

時に少女の魔性に囚われ道を踏み外し、
時にその価値に翻弄され
時に少女の小さな奇跡で救われる

ちょっといい話からちょっと怖い話まで様々楽しいが
一番の見所はプランツそのものだろう
ひたすらに美しく愛おしい

耽美な世界に当時はハマりにハマって
クラシックドレスを研究したりとかしたものです

読み返しててフト人の感想が見たくてググったら
どうにも4巻に収まらなかった未収録を含めた愛蔵版が出てるらしいが
今はちょっとプレミアらしい
でも見たい!!

【ヘルズ文庫】エン女医あきら先生

2009-03-15 12:58:54 | マンガアニメ映画とかの感想
ビブリオ(ryな俺が蔵書を読み返して一人楽しむコーナー

今回読み返したのは
水城まさひと・作 「エン女医あきら先生」全11巻
4コマ雑誌「まんがタイム」で連載してて
ハートフル4コママンガブームの火付け役…なのかな?

舞台の総合病院で働くおっちょこちょいな女医のあきら先生
姉を反面教師に育った生真面目な妹で看護師のみひろ
あきら先生が気になるよく出来た後輩医師の野呂先生

院内、患者、ご近所さんまで巻き込んだ
あきら先生のドタバタを楽しみつつ
野呂先生の古式ゆかしいラブコメまで楽しめる
なぜ今あきら先生が、4コマ雑誌がウケたのかと言えば
今の時代らしからぬスローテンポかつハートフルなネタが
ちょっと疲れた人々にマッチしたのではないかと
勝手に思ったりする

この手のマンガはいつはじまり
いつ終わるのか分かりづらいイメージがあったが
綺麗に完結してるのも評価が高い

またこのまんタイ系はなかなか読ませる作品が多いので
他にもそろえたいなぁ
ラディカル・ホスピタルとかもキャラ立ってていいよ

【ヘルズ文庫】EAT-MAN

2009-03-14 00:01:32 | マンガアニメ映画とかの感想
ビブリオマニアの俺が通勤の30分すら我慢できず
蔵書を忘れた頃読み返して面白がるコーナー

今回は作・吉冨昭仁「EAT-MAN」全19巻

最初はアニメ化&筋肉少女帯がOP&ローンナイトの人じゃん!
程度の食いつきだったのだが
アニメとも違った夢もウィットも渋さもある展開で
地力のある物語を魅せてくれた。

科学も魔法もモンスターもある世界、
あらゆる難事を引き受ける「冒険屋」
主人公は世界一の冒険屋で、ネジを食べる謎の男「ボルト・クランク」
ボルトはネジを食べては手から食べた機械を再構築する能力を持っていて、
再構築するのは時に機械に限らず、時に人の想いすら作り直してくれる。

ボルトは時に愛憎劇をその力と冒険で解決し、
時に悪漢をウィットに飛んだ撃退をし、
もう一人の自分と謎の恋人を追いながらも
身に覚えの無い事で色んな人との縁があり…

読みきりのキャラ同士が知り合っていき
過去、未来、もう一人の自分
一つ一つの冒険が繋がり大きなストーリーになっていく感覚は
独特の快感すら覚える。

最終回は…当時は読解しきれず
「こんなのアリかよー」と思ったものだが
今にして見ると「あぁ、そうなのか…」と言う
理解とも納得とも違う味わい深さだけが残る
オトナ向けの終わり方だったように思う。

また3~4巻の頃にアメコミの大家、
マーブル・コミックスのジム・リー氏との交流があるのを書いているが
そのキッカケが
ジム・リーの方から吉富氏のセンスに惚れて
交流やイラスト交換をもちかけたとか

ヲタ女子中学生か!w

るろ剣の和月氏がサインを貰っただけで感涙した作家が
コラボを持ちかけてくるなどと悪意ある深読みをしてはいけませんw

ちなみにヘルズ文庫とは外れるがアニメ1期は
ラヴィオン編と呼ばれ原作よりも洋画の渋さだけを抽出したような
また違う味わい深い作品になっているので
こちらも是非見て欲しい。

最近読んだ小説

2009-02-02 23:35:58 | マンガアニメ映画とかの感想
小説が読みたくてしょうがないのだが、
すぐ読んでしまうので勿体無くてなかなか買えないのだ。
先日もブックオフで悩みに悩んで一冊買ったのだが、
買ったら半額セールだったので悩んだのを全部買ったw
そんな小説買った本の感想

ぼっけぇ、きょうてぇ
著・岩井志麻子

「すごく怖い」と言う意味の岡山弁のタイトル
「黒い家」のレビュー探してたら、よく並んで紹介されてて気になって読む
ジャンルとしてはホラーかな
明治あたりの貧困や世相の人間の怖さとオカルトが半々の短編集
なかなか読ませるが希望する怖さとはちょっと違ったが
表題作はなかなか良かった


オルファクトグラム上下巻
著・井上夢人

昔読んだのだがあまりに面白く読み返したくなって
で、読み返したがあまりに面白い
前も感想書いたと思うが
あまりに面白いのでまた書こう。

あらすじ
連続殺人犯に姉を殺され自分も瀕死の重症を負った主人公は
目が覚めた時に常人の数百万倍、犬並の嗅覚と
匂いを視覚で見る体質に変わっていた
この力で仇の殺人犯や失踪した友人を探そうと奔走する

斬新な設定はもちろん
「匂いを見る」描写が巧みで自分も
主人公の誰とも共有できない視界を共有してるかのような気持ちになる

また特異な能力に目覚めていくオカルト、SF的怖さ
犯人の視点で凶行を見るサスペンス的怖さ
犯人を追うミステリー的ワクワク感を兼ね備えている
勢いある終盤と美しいラストは是非読んで欲しい


メドゥサ、鏡をごらん
著・井上夢人

こちらは初見。
自分をコンクリ漬けにして死んだ作家。
その奇怪な自殺と消えた遺作を追い
作家の娘と、その婚約者が手記を手がかりに追っていく。

…と書くと単なるミステリーのようだが非常に奇怪な構成。
どこを話してもネタバレになってしまうので
言いたくても言えない気持ちは
まるで作中の恐怖に怯える人のようだ。

ミステリーかサスペンスかSFかオカルトか
とりあえずすげー怖い!すげー面白い!

賛否両論ある作品だろうが
モヤモヤした夢人イズムとしては正解なのだろうと思う。
いや、面白い。


総じてゆっくり読むつもりが
ぼっけぇ1日半、オルファクトグラム半日、メドゥサ帰り道で読み終わってしまった
もったいない

【ヘルズ文庫】吸血殲鬼ヴェドゴニア

2008-12-19 18:00:14 | マンガアニメ映画とかの感想
通勤の30分足らずですらヒマなのが我慢できない俺は
最近は自分の本棚の本を読み返してるので
これをヘルズ文庫と称して紹介したい。

第一弾は昨日読み終えた吸血殲鬼ヴェドゴニア。
スニーカー文庫上下巻
原作・虚淵玄、種子島貴

かなり前にバカ文化研究課で紹介した
18禁ゲームのノベライズだがゲーム自体が
エロスよりもバイオレンスと男くささばかりのゲームな中、
小説版も負けず劣らずのソリッドな仕上がりになっている。

おおまかにあらすじを解説すると
普通の高校生の伊藤惣太はある日強大なヴァンパイアに噛まれ
吸血鬼化する災難に見舞われる。
吸血鬼ハンターに助けられた惣太は
人間に戻る為吸血鬼を要する秘密結社と
吸血鬼の力を使い戦っていく。

古式ゆかしい変身ヒーローを地で行くストーリーが今こそ熱い。
余裕いくばくの主人公の運命、
正体をバレずに、大切な普段の暮らしを守るヒーローの辛さ
そして敵方にも野望に策略愛憎怨怒があり、
惣太はそれを悪と一蹴できず苦しむ…

一応マルチエンディングなゲームなのを
上手くツギハギしてベターなルートを新造してる種子島氏の
ナイスな仕事に脱帽する。

特にエピローグのシチュエーションを
ゲームと差し替えてるのは個人的には二重丸。

原作の良さを活かし切った稀な作品と言えるだろう。
面白かった。

PSYREN考

2008-09-28 03:27:47 | マンガアニメ映画とかの感想
「ポニョ、PSYREN好きー」(俺の声で)

ジャンプ連載のPSYREN。
なんとなしに読んでたが弟が面白いというので
ヨタ話してたらなんだが面白い気がしてきた。

おさらいしながら考察していこう。

・まずは超能力がコッソリあるオカルト前提の世界である。
・サイレン世界は未来のこの世界の事だった。
と言うのがありきで、だ。

主人公アゲハは同級生雨宮を追う内に
怪人ネメシスQの追撃とサイレンへのテレカを手にし
多額の懸賞金が掛かった都市伝説「サイレン」に巻き込まれてしまう。

行方不明者を生む都市伝説サイレンの実情は
テレカを挿すとサイレン世界に飛ばされる。
そのゲームで設定されたゴールに着くと現実世界に帰れる。
ゲームを繰り返しテレカの度数を0にすればクリア。

で、サイレン世界は超能力者集団「WISE」が蜂起した
未来の世界だと先日分かった。
謎の怪人「禁人種(タヴー)」がいたりサイに目覚めやすい世界になってる。


なのだが、よくよく考えると大きな謎ほどスルーされてる。
隠してるのかミスリードなのか知らないが考察しよう。

まず大本のサイレンの都市伝説。
「秘密結社サイレンの使者・怪人ネメシスQが望む者を楽園へと導く」
と言うウワサ。

ついでサイレンのゲーム
ネメシスQが管理している。
サイレンの秘密を他人に喋るとネメシスQに制裁される。


最後に実際のサイレン世界。
2018の未来。蜂起したWISEが支配している。

いくつか気になる点を挙げると
・サイレンのゲームに参加した人は未来に飛ばされている。
・ネメシスQは未来から人を集めに来ている。
・ネメシスQとWISEはどっちも敵のようだが同一勢力ではないっぽい。
・現代では秘密結社のWISEとサイレンが混同されている

となる。
特にサイレンで「秘密結社」と言う単語を使ってるあたり
WISEへの警鐘的な意味合いがあるのではないか?


で、ここからはちょっと憶測になるが
ネメシスQがサイレン世界の住人だとすると
サイレン世界が存在して、サイレン世界に連れて来られている
アゲハ達の時代はサイレン世界からパラレルに遡った
2周目的な時間軸ではないか?



もっと押し進めるとネメシスQは
・蜂起した「宣戦の儀」からそのままサイレン世界になった時間軸の住人説
・(作中主観の)現代のサイレンドリフトが
 サイレン世界(パラレル未来)に残った人物説になる?



後者だとパラドクス起こすから前者?
ちょっとここら辺が事件のキモだろうか。
あと祭先生が見た「タヴーばっかの重要そうな所」も
まるっきり放置だよね
ドルゲとかいいからもっとミステリを解いて頂きたい!

物語の展開が全然予測と違っても当社は責任を負いかねますので悪しからず。

マンガテンプレート理論

2008-09-22 09:18:38 | マンガアニメ映画とかの感想
マンガは僅かな奇才の生み出した「斬新」と
そのテンプレートに当てはめられる
多数の作品に分けられるのではないかと言う仮説。

この理論に気付いたのは変態仮面とDMCの関係性である。
この2者は常識人の主人公がその意に反して変態的な才能に開花して
活躍、邁進していくと言う流れが共通しつつ
普段と変身後の落差の出オチ、マンネリズムの魅力で笑わせる、
というスタイルも共通している。
この事に着目し、マンガは既出マンガのテンプレートに
支配されてるのではないかと言う仮説に辿りついたのだった。


例えるならばゴルゴ13がある。
「凄い達人が高額の報酬で神業を行うドラマ」を
ゴルゴが生み出したゴルゴテンプレとすると
ゴルゴテンプレを医療ドラマに当てはめればブラックジャックになり、
美術ドラマにするとゼロになる。
ちょっと応用すればギャラリー・フェイクもそれにあたるだろうか。

こう鑑みると人は先人が作り出したテンプレートから逃れられないのだろうか。
・聖闘士星矢-ブリーチ
・遊戯王-ヒカルの碁-かぶく者
・銃夢-遊戯王5D’S
・まんが道-G戦場-バクマン

ちょっと上げてみたがテンプレートはストーリーの本質を
見極めなきゃいけないのでなかなか挙がるのが少なく申し訳ない

意外とドラゴンボールを踏襲したマンガは俺にはパッと思いつかない。
極めてスタンダードに見えたあの作品は
極めて異質だったと言う事か。

ただこの理論の問題は何をテンプレートの祖とするかである。
たとえば前述した変態仮面は同様の出オチマンガ(仮にマンガA)が
自分が知らない以前にあるかもしれないし、
その前述作品AがあったとしてもDMCが影響を受けたのが変態仮面だとすると
(これも仮説なのをご了承いただきたい)
前述の作品Aがテンプレートの祖なのか変態仮面が祖なのかと言う
卵が先か理論になりかねない。


ただ人は影響をどうしても受け、ソレを無意識下ですら反映させてしまうと言う
当たり前の事を言っているだけなのだけど
作品のストーリーラインやキャラの関係性だけを追うと
面白い相似性が見えると言う話でした。


まぁなんでこんな話になったかと言えば
久々にオリジナル作品を構想したら地獄戦士魔王のテンプレに
ガッツリハマってしまったからなのだけど。
俺の第二の理論、鉱脈理論に拠ればそろそろ魔王鉱脈は復活してるから
気にせず進行してもいい気がするのだけど。

鉱脈理論、魔王のテンプレに囚われたオリジマンガの話はまた。