横尾寛と平和の鳩

横尾寛と清水友陽の「平和の鳩」は札幌で演劇を検証し実践。
清水はいろいろと忙しそうだなあ。

領土問題について

2010-09-26 | 日々
尖閣諸島の衝突のことで考えた。

今回の件で、日本の威信にかかわる、中国を許さないとか、いや、ここは寛大な姿勢を見せて日本のほうがエライということを示すべきだとか、まあ世論はおおざっぱにいえばそんなとこだろうう。
許さない、という人のほうがちょっと多いのではないか。根拠などないが。

難しい、としかいいようがない。
中国の姿勢を擁護するつもりなんか全くないが、あの巨大で複雑な国の立場からいうと、中国の姿勢とかやり口だって、まあ当然といえば当然だろう。それ以外にやりようがないでしょう。
つまり、ああいう国と他の国がうまくやっていくなんて、そもそも無理なのだ。
中国が悪い国、と言いたいのではない。
10億もの人を抱えて、長大な国境を抱えて、大いなる矛盾を内部に抱えて、そんな国がよその国とも調和してやっていけるなんて、誰が考えたって無理なのだ。

さて、どうなるのだろう。
平和の鳩としては成り行きを注視している。








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