横尾寛と平和の鳩

横尾寛と清水友陽の「平和の鳩」は札幌で演劇を検証し実践。
清水はいろいろと忙しそうだなあ。

習慣

2012-05-23 | 日々
私事で大変恐縮なのだが、煙草をやめることにしてから1週間が経とうとしている。

すっかり健康体になった私は今、渋谷のホテルでこれをこうして書いているのだが、ここに至るまでにもさまざまなイベントがあり、それは、
空港に着いて搭乗を待つ時間
ホテルの部屋に着いて荷物を解いて一息ついた時
カツカレーを食ってアイスコーヒーを飲んでる時
打合せ場所にちょいと早く着いてしまった時
部屋に帰ってきて風呂入ってビール飲んでる時
・・・

すべてが喫煙という習慣と結びついた時間であり、そのたびに、あそうだ、俺タバコやめたんだ、と思いだすことになる。

こういうことを書いていると「禁煙と闘う男のプログ」みたいでイヤだからもうやめにするが、何が言いたいかというと、喫煙というのは生活の中のちょっとしたリラックスするためのシーンと結びついて習慣化しているからやめるのがつらいんだと、やめてみてはじめてわかった。

で、すっかり健康体になって前向きな姿勢を取り戻した私は、喫煙に代わるリラックスタイムの習慣を獲得することにした。
といっても、鼻の中に小指を入れたり出したりしてみる、とか、ご飯粒を親指と人差し指で黒くなるまでこねてみるとか、そういうのはダメだ。パンツの中に手を入れて位置を確かめる、とかも、もちろんいけない。
ヨーデルを歌う。財布の中の10円玉を年代別に整理する。昆布を拾ってきて長さを測る。
やるべきことはたくさんあるハズのに、喫煙に代わる決定的な習慣が見つからないのは何故だろう。

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