横尾寛と平和の鳩

横尾寛と清水友陽の「平和の鳩」は札幌で演劇を検証し実践。
清水はいろいろと忙しそうだなあ。

SKグループ『アイドゥーアイドゥー』

2009-02-12 | 観劇した
SKグループ『アイドゥーアイドゥー』観劇。
次の下北沢でのコンクールの参加作なので、1時間の作品。

すがのが描いたクレヨンの絵がいい。美術もよかった。

人物の会話が、もう少し閉じた芝居(演技)だったらいいのにと思った。
どうしても客席に対して開こうとしているように見える芝居になってしまう。
人物同士でもっと完結して欲しい。言葉が、客席に向かって散っている。
後ろめたさとか、エロさなんかが、人となりが、もっと出るはずだ。
それを、いわゆる”キャラクター”として表現しようとするのではなく。
すがのの書いた言葉は、俳優も、演出的にも、もっとやりかたがあるのではないかと思った。

屋根裏だしな。急いで仕込んでるから、水性ペンキの匂いとかするし。
にじみ出てしまった情緒みたいなもの。愛みたいなもの。
この本は、練ればもっと良くなると思う。
面白かった。