本物の大人 少なすぎる
by 春風亭 小朝さん (読売新聞のコラムより。2007.5.12朝刊。)
うむうむ。
物事をきちんとわきまえ、美学を持ったひと。
これを大人という。
こういう大人が少なくなった。
原因は、スピード優先の競争社会にさらされ、美学にこだわる余裕がなくなった。
社会のルールを自分はやぶってもよい。あるいは、自分の世界に逃げ込む。
そんな人が多くなった。
とのこと。
ふむふむ。
その通りだの。
本物の大人の崩壊は、いろいろあるけれど、一つは教育。
大人が、本物でなければ、子供も将来本物の大人にはなれないのです。
知らないものには慣れない。希に悟りをひらくものもいるが、希。
かくゆう水神も、上記の定義では本物の大人ではなくて。
どちらかといえば、自分の世界に逃げ込む方。
だって、つらいんだもん。社会と隔絶したい。という欲求もふつふつと。
たぶん、もう、日本には本物の大人が増えることはないと思います。
このまま絶滅でしょう。
だって、手本となる大人がいないのだから。
みんな自分のことで汲々として、自分のことしか考えない。
自分さえよければいい。
自分さえ楽しければいい。
そんなひとばかり。
もちろん、社会で生きている限り、それだけでは生きていけないので、
表向き、そうは見せないようにしている人もたくさんいる。
でも、そういう人たちの底は知れてる。
いざとなれば、逃げる。あるいは、キレる。
とても本物の大人とは言えない。
これは、教育とも関わる。
だれかゆうとったが、戦後六十年。
アメリカの価値観で日本は作られてきた。
教育もまた然り。
つまり、70歳(教育を10歳で受けたとして)以下の人たちは、
アメリカ教育の下で、育ってきたわけだ。
昔の日本にあった日本らしさや本物の大人なるものは、事実上絶滅している。
で、教育の話だと、初等教育の国語の充実。をだれかが力説しておった。
確かにの。
小学校で英語やるくらいなら、
戦前の日本的考え方でも文学を通して教えた方がなんぼか有益だと思うけど。
人間形成としての教育を考えるならば。
ま、こんな世の中だから、無理してもしかたない。
とりあえず、生き抜こう。
それが本物の大人でなかったとしても、死ぬよかよい。
でもぼくは、比較的自分を自分であると認識し、迷惑をかけない程度に、
自分を出していると思うんだけど。
ぼくはぼく。その存在に意義を持ってる。と言えるだけまだましなのかもしれません。
by 春風亭 小朝さん (読売新聞のコラムより。2007.5.12朝刊。)
うむうむ。
物事をきちんとわきまえ、美学を持ったひと。
これを大人という。
こういう大人が少なくなった。
原因は、スピード優先の競争社会にさらされ、美学にこだわる余裕がなくなった。
社会のルールを自分はやぶってもよい。あるいは、自分の世界に逃げ込む。
そんな人が多くなった。
とのこと。
ふむふむ。
その通りだの。
本物の大人の崩壊は、いろいろあるけれど、一つは教育。
大人が、本物でなければ、子供も将来本物の大人にはなれないのです。
知らないものには慣れない。希に悟りをひらくものもいるが、希。
かくゆう水神も、上記の定義では本物の大人ではなくて。
どちらかといえば、自分の世界に逃げ込む方。
だって、つらいんだもん。社会と隔絶したい。という欲求もふつふつと。
たぶん、もう、日本には本物の大人が増えることはないと思います。
このまま絶滅でしょう。
だって、手本となる大人がいないのだから。
みんな自分のことで汲々として、自分のことしか考えない。
自分さえよければいい。
自分さえ楽しければいい。
そんなひとばかり。
もちろん、社会で生きている限り、それだけでは生きていけないので、
表向き、そうは見せないようにしている人もたくさんいる。
でも、そういう人たちの底は知れてる。
いざとなれば、逃げる。あるいは、キレる。
とても本物の大人とは言えない。
これは、教育とも関わる。
だれかゆうとったが、戦後六十年。
アメリカの価値観で日本は作られてきた。
教育もまた然り。
つまり、70歳(教育を10歳で受けたとして)以下の人たちは、
アメリカ教育の下で、育ってきたわけだ。
昔の日本にあった日本らしさや本物の大人なるものは、事実上絶滅している。
で、教育の話だと、初等教育の国語の充実。をだれかが力説しておった。
確かにの。
小学校で英語やるくらいなら、
戦前の日本的考え方でも文学を通して教えた方がなんぼか有益だと思うけど。
人間形成としての教育を考えるならば。
ま、こんな世の中だから、無理してもしかたない。
とりあえず、生き抜こう。
それが本物の大人でなかったとしても、死ぬよかよい。
でもぼくは、比較的自分を自分であると認識し、迷惑をかけない程度に、
自分を出していると思うんだけど。
ぼくはぼく。その存在に意義を持ってる。と言えるだけまだましなのかもしれません。