日付変わってしまったので昨日と言うことになりますが、姫1号の成人式の記念写真を前撮りしました。
髪飾り以外は全部私の数十年前の成人式と同じです。
私は着る物に蝶や鳥など、目のある模様が嫌いでしたから、当時京都の呉服屋さんで「生き物の柄が入っていなくて一品ものを探してください」とお願いしたのがこの着物でした。
現在タンスで静かに眠っている私の着物は100%同じ呉服屋さんでしたから、好みの傾向はご存じでしたが、その当時の振り袖にはつきものの「鳳凰」「御所車」「蝶」「菊」以外の柄というのは珍しかったと思います。
牡丹の花の輪郭を金糸でふちどってあるので、色味は地味ですが重厚感はありましたねぇ。
姫1号も派手な柄は嫌いだというので私の着物を着せたのですが、気に入ってくれたようで終始笑顔でした(^_^)v
しばらく着ていたいというので、写真を撮り終えても宇部の実家のダイニングをウロウロしていました。
着付けとメイクとヘアーは私の成人式の着付けもお願いした美容院でお願いしました。
不思議なご縁ですが、写真は私が成人式の記念写真を撮った写真館で撮っていらした方が独立されて、今の写真スタジオを建てられたのだそうです。
もしかしたら同じカメラマンの方かもしれません(・д・)
デジカメの普及でプロの写真スタジオのカメラもデジタルカメラが主流で、フィルム式のカメラを使うスタジオは県内でも数えるくらいで、宇部ではもしかしたら1件か2件あるぐらいだそうです。
勿論今回のスタジオではフィルムカメラでしたから、私はカメラも写真に撮りたくなって「カメラも撮っていいですか?」とお願いしたら「じゃあ、こうしましょうか・・・」と、布をかぶって撮るカメラのポーズもしてくださったんです。
「カメラを撮られたのも、私の姿を撮ってもらったのも初めてですよ」と笑っていらっしゃいました(^_^;)
変なことに興味津々な私で申し訳ありませんでした(^_^;)
とても優しい気さくな方で、楽しい撮影でした(*^_^*)
今回、美容院の方や写真スタジオの方々にとても良くして頂き、姫1号も楽しい一日を過ごさせて頂きました。
周りの多くの方々に支えられながら日々暮らしていけるのだと、姫1号にもこれを機にいろいろ話しながら帰って参りました。
多分今回一番喜んでくれたのが私の実家の母です。
涙を浮かべて「良かったねぇ、親子で同じ着物を同じ美容師さんに着せて貰って・・・・大きくなったもんじゃねぇ」と何回も言っていましたから。
私にも一つ親孝行が出来たかなと自己満足出来た一日でした♪
フイルムカメラのおじさんもいい味出してます(^_^)
姫1号は振り袖を着ると言うことを特別な事とは思っていなかったのに、いざ着てみるとこんなにも晴れやかな気分になるものなのだと知り、嬉しかったようです。
確かに初めて振り袖を着たときは「なぜか解らないけど嬉しい」、そんな気持ちだったように思います。