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よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

かぐや姫は永遠の旅立ちの物語。

2019年11月05日 | コラム
ふとこの世に降りたち、ある時期が来たら、定められた場所へ旅立っていく。
この世の者たち――家族がしっかり抱きとめようと、帝の軍勢が十重二十重に守ろうと――旅立つものをとめることはできない。

この世の衣服をすべて脱ぎ捨て、新しい服を身にまとい、この世の記憶もすべてなくして出発する。
生まれる前の記憶をまるで持たずにやってきたように、この世の思い出ひとつも所有してはいけない。

かぐや姫を読むと、永遠の旅立ちを思う。

この世には肉体だけを持って生まれ、去るときはそれも捨てていく。
記憶しかあちらには持っていけない、というが記憶も薄れていくか喪失していくのかもしれない。

いつか自分が出発するときに判明することだ。どちらでもいい。


PC不調で長文は打てません。

首里城とか、災害とか。

2019年11月01日 | コラム
首里城の無残さに胸をつまらせたと同時に
災害で家や家族を失った人たちのことに思いが飛んだ。

世界遺産は復元できるけれど、家庭の基盤はそう簡単にいかない。
亡くなった大事な人たちは帰ってこない。

つらいことや悲しいことの比較はできないけれど
みんな重い荷物を抱えて、でも笑って見せているんだな…と思う。

ニュースで取り上げられることばかりが、重大なわけじゃない。

あまりテレビを見すぎると、日本人特有の同調圧力の魔力にかかり
「こういうふうに感じなきゃ」と空気を読みすぎてしまうので
ときどき、情報をオフにして、自分の心と対話する時間を設けるようにしている。



笑顔の後ろに悲しみを潜めている人がたくさんいる。

金持ち喧嘩せずの意味

2019年10月31日 | コラム
お金を持っている人は喧嘩をしない。
額面通りに受け取り「金持ちだって喧嘩する」と
思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。



私は心が満たされている人は、人を羨んだり、妬んだり、
相手を陥れようという感情がわかず、常に自分を豊穣な
状態にしている
という意味だと受け止めています。

蓄財で安寧を得られているなら、攻撃的にはならないでしょう。
でも財産喪失の不安から、諍いがちになるならば、本当の豊かさを
そなえているとはいえない、と思います。

財産の多寡を問わず、誰かと比べることなく、自分自身を楽しませる術を
もっている、本当に心豊かな人は喧嘩などしないでしょう。

金持ち喧嘩せずは、心持ち豊かなる者は諍いをせず…だととらえています。



自分を満たす。むやみに比べない。

孤独は認知症を進行させるのか

2019年10月21日 | コラム
人を避け、コミュニケーションを避け、会話が減り、刺激が減ると
認知症になりやすい…という。

孤独は脳の劣化に拍車をかける、よく聞く話だ。

確かに使わなければ脳は衰えると思うが、
脳に一番悪いことは、希望や意欲の欠落ではないか、とも考える。


横井庄一さんは、たったひとりジャングルで生き延びた。
「仲間二人の遺骨を祖国へ持ち帰る」「必ず生きて日本の土を踏む」という
強い意志があった。

先の未来へ、自分の夢をかけること。
脳を若々しく保つには、脳トレや筋トレも有効だと思うが、
それ以上に命いっぱいに生きることが大事なんだろうな、と考える。



「パピコ」が何か思い出せず焦ったボケボケの私

東京オリンピックは想定どおりグダグダになっている

2019年10月17日 | コラム
過去記事で東京オリンピックは最初から最後までケチがつくだろう、と予想していましたが…札幌開催?

酷暑の時期に行うのは殺人的。何を今更、と思います。
地震とか台風とか、避けようとしても避けきれない災害もありますが、
これで落命する人、体調不良者が出たら、完全に人災です。

どんなイベントより、人命が優先だと思う私は、
まったく五輪に惹かれないのですが、
楽しみにしている方たちは当てが外れているでしょうね。

最近はケチがついているというよりも、何が何でも進んではいけない領域に入ろうとして
必死に何か大きな力が妨害しているのでは…?と思いたくなるほど、
この五輪は祝福からほど遠いところにあるように感じます。