藤井聡太四段が公式戦連勝記録を29連勝に伸ばし
最多記録を達成しました。
30連勝目は佐々木勇気五段に接戦の末、
破れてしましましたが・・・。
しかしながら、この記録は私が生きている間には
破られることは無いでしょう。
(破るとしたら、藤井聡太四段自身でしょうね)
なにせ、いままでのプロデビュー以来の連勝記録は10連勝なのですから。
これだけで連勝記録を約3倍に伸ばしています。
信じられません。しかし、現実です。
よく考えてみてください。
彼は中学三年生です。平日はもちろん学校に通っています。
それも進学校の「名古屋大学教育学部附属中学校」という偏差値66の進学校に。
連勝期間中も学校の授業を受け、中間試験や期末試験もあったでしょう。
順位戦などは両者持ち時間は各6時間なので朝10時に始めて夜10時以降に
勝負がつく事もざらです。
また、NHK杯の予選のように早指し戦で持ち時間10分というのもあり、
一日に3局指すこともありました。
通常は自宅の瀬戸市から通いですが、遠方であれば前泊や翌日帰宅とかもあったと思います。
それに100人を超える取材陣。物凄いプレッシャーがかかっていたでしょう。
そもそも、10連勝を過ぎたくらいからマスコミに取り上げられる様になり
他の棋士からも注目を集めていました。
誰が連勝を止められるのか棋士の間で話題になっていました。
だから、連勝の後半は対戦相手は過去の棋譜を相当研究していたはずです。
連勝を止めた佐々木勇気五段は、対戦前の2つ前の対局から対局場に
詰めかけ、藤井四段の人物や、マスコミの動向、対局場の雰囲気
などを事前に把握して対局に臨んだそうです。
佐々木勇気五段
幸運の女神はよく準備したものに微笑む BYパスツール
超人的な体力と知力がないと成し得ない快挙です。
そして、7月6日に初黒星後、初の対局がありましたが熱戦の末、
午後10時14分に中田功七段(49歳)に勝利しました。
(ネットで生中継やってました
)
連敗しないですね。
そんな藤井聡太四段に興味を持った方、将棋に興味に持った方に耳寄りな情報です。
本日夜9時からNHKで「NHKスペシャル 徹底解剖 藤井聡太
~“進化”する14歳~」があります。是非御覧ください。
別府店 カマフチ