毎度毎度の断頭台。
毎度毎度の後悔先に立たず
毎度毎度の…血液検査と検尿。
スーダラ節
医者もサジを投げる。
というか、苦笑い。
開口一番「ね~♪ 食べ過ぎてない???」
10年ほどにもなるのかな、先生のお世話になりっぱなし。
ダメ患者の俺。
「やっぱ、わかります? 自分でもイッチャッテルなぁと思ってたんですけど…」
「前回、数値が良かったんでエアロやってりゃ、いいような気がして。」
「運動してるからって、食生活を気をつけなくていい、ってことはないからね」
はい。先生、百も二百も承知です。
この手が悪いんです。食いものを勝手に口へを運ぶんです。
この口が悪いんです。物を勝手に咀嚼するんです。
この喉がわるいんです。物を勝手に呑みこむんです。
ラーメンやめます。
寝酒やめます。
ドカ食いやめます。
でもでもでもでも。
それらのセリフを、もう何万回、言葉にしたことか。
自分の代わりはいないのだから。
自嘲。
自重。
なんてレベルが低いのだろう。
志しとプライドは低いほうが生きやすいのらしいのだが。
生きていてもいいですか。
生きていてもいいんですよね?
とりあえず。



