Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

好き嫌いの選択と料理Likes and Dislikes the Cooking, the Choice

2022-03-02 | 人間関係

 

 

 

 

私は冷たく見えるとよく言われる。

I have been often told that I look cold.

氷の女王だと姉が言っていた。

My sister used to say I was the icy queen.

 

だけど、私自身では感情的に熱すぎると思うが、

感情を表すことを面倒に思うのもあって、

不必要な時は感情の表現自体を削除している。

But quite opposite with her,

I think I am emotionally too hot,

but as for me, the expression of emotion is tiresome,

so I delete the being emotional parts

when it does not need to say.

 

好きなものや嫌いなものを

言葉に一々表すのは不要だと思っている。

I think that speaking out in words

what I like, or dislike is unnecessary.

実際、うちの家庭では人に対して

好きとか嫌いとかの話題にすることは先ず無い。

In fact, in my home,

we rarely talk about which people prefer or not.

 

結婚する前に、好きだとか、愛するとかの

言葉の使いを禁じたこともあって、

うちではお互いに対してもその言葉を絶対に使わない。

Before we got married, I banned using words that

“I like you” or “I love you”

so we never use those words for each other.

けれど、食べ物の好き嫌いとか、

TV番組の好き嫌いとかは明確にしているから、

意見がぶつかることは無い。

But we clearly say about favorite foods or TV programs,

so there is no disagreement or argument.

 

政治家に対しての好き嫌いは、

顕密に人に対する好き嫌いの対象ではあるが、

極端に人道に外れている場合だけは、

好き嫌いの感情も加えて意見を交わしたりすることはある。

Exceptionally, the political opinions

sometimes come up for a topic between us

even though it is categorized as a favorite people group,

but it is only a case of the politician behaving extremely inhuman way.

 

その人道を外れたとか、外れてないとかも

国の慣習によって異なるので、

それを踏まえると感情も理屈ぽい話になってしまう。

Whether a person did inhumanly or not,

the judgment also depends on cultural custom differences

among the countries, with that,

the emotional part becomes a logic-like opinion

between my husband and me.

 

好き嫌いの感情は、

命を料理する調理法ではないかと思ったりする。

The like or dislike emotion is similar to

cooking recipes like cooking our lives.

甘み、酸味、苦味、旨味、辛味、塩辛味など、

人によって同じ材料を使っても

出来上がった料理の味が変わってくる。

Such tastes of sweetness, acidity, bitterness,

spiciness, saltiness, and umami,

they taste different depending on

what people cooked even though they used the same ingredients.

 

ある料理人の味は、

生きている幸せを感じさせることもある。

Someone’s cook can make you feel happy

and make you feel live a life.

だけど、料理の旨味や不味さは、

調味料の量や味覚センサーで

数値に表すこともできて、

個人の味覚の差も平均値として表れる。

However, for cooking which is good taste or bad

can be evaluated with the taste sensor

and analyze how much seasonings it includes,

also enable to numerate

the average of individual tasting differences.

 

しかし、人への好き嫌いは、

科学的なセンサーがない分、

個々人の差を統合させることはできない。

From that point, the like and unlike of the individual difference,

cannot be unified due to the lack of scientific sensors.

その個人の差を平均値に表すことができるとしても

意味が無いだろう。

It would be meaningless

to be able to enumerate the average individual difference.

 

人が生きている限り、

好き嫌いは当然についてくる。

As long as we live our life,

likes and dislikes naturally follow us.

好き嫌いは人生に味をもたらす調味料なだけに、

適当な量を適当に使う経験が必要になってくる。

As our lives have some tastes

and like and dislike seasoning on them,

so it is necessary to have the proper experience

to learn using the correct amounts of them.

 

自分に甘い味は、相手に苦いかもしれない。

A sweet taste for you,

it may be bitter to the other person.

自分に甘く感じられた料理も

人によっては不健康な味になるかもしれない。

A sweet taste dish for you

but it can be an unhealthy taste for some people.

 

私は火のような辛い味が好きだが、

夫は唐辛子一粒でも入ると辛いと言って食べない。

I like hot taste like on fire,

but my husband can nail down

even one single power of chili pepper is in his dish

and he does not eat the dish.

 

なので、好き嫌いの感覚は

他人によって強制されるとか、

変わることではないと

毎日料理をしながら実感している。

Therefore, I learned that the sense of like or dislike,

it never is forced by others or changeable,

that is what I have been learning in daily cooking.

 

禅の指導をしてくれている渡辺充さん曰く、

“他人を変えることはできなくても自分は変えられる” 

彼のその言葉は実際私を変えたのだが...

According to Mr. Watanabe,

https://kbkai.at.webry.info/

who teaches me Zen-meditation,

“You cannot change others, but you can change yourself”.

His words, by the way, changed me actually...

 

 

 

 

 


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8 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (三面相)
2022-03-02 11:26:29
他人を変えることはできなくても自分は変えられる・・・解るような気もします。
人もものも嫌いにならないように努めることにしています。
返信する
Unknown (閑斉)
2022-03-02 15:47:19
テレビで観たのですが、西欧人は海苔が食べられないそうです。
何でも腸に海苔を分解する酵母が存在しないようです。
その国の風土で体内細菌も違ってくるので、嗜好にも差が出るのは仕方ないと思いますね。
返信する
Unknown (三面相さまへ)
2022-03-03 00:43:58
そうですねー嫌いな感情はモノにしても事にしても、
ましてや人に対しては、それこそ嫌な感情ですよね。
私はそれらが煩わしいのですが、
それに追っていく人がいますね。
返信する
Unknown (閑斉さまへ)
2022-03-03 00:56:16
仰るとおり、夫の例をあげてみても
私が好んで食べる多くの食べ物を
見たことさえないようです。
でも、夫はわかめスープは食べないのに、
海苔巻きは大好きなのです。
昆布も旨味を感じられないようだし、
出汁をとっても、その差が分からないようです。

私がチーズの味を分別できないのと同じ筋なようです。
我が家では、場合に応じては
夫用、私用に区別して料理作っています。

私は彼用の鮭丼を作りますが、
それをナイフとフォークで西洋料理のように食べます。
外からみると、彼が日本食を食べているようには
絶対みえません。
私がスパゲッティを箸で食べるのと同じ筋ですけどね。

補足
閑斉さまのコメントはいつも笑えるのです。
偶にコメント返ししないのは、
義務じみたことになるおそれがある場合だけ、でしたので、なにも無視したとか、流したとかではないです。何となく伝わっているかなーとは思ってますが、
予め言及しておきますね。
返信する
Unknown (ZIP)
2022-03-15 10:02:29
感情を伴わない判断基準は参考になりますが、感情任せの判断は、ただ単に好きか嫌いか?というだけで、思考停止に役立つことはあっても何の参考にもならないでしょう。
返信する
Unknown (まねー)
2022-03-18 09:01:06
そうですねー
この記事の背景には
あるブロガー(イジメに遭っている)への
私の応援でしたんで、
考察とかは考慮に入れてないです。

一緒にあの人をイジメましょう的な
コメントは削除したから
経緯が消えてしまってますがね。
返信する
Unknown (びこ)
2022-03-18 09:58:32
すみません。そのようにもおもいましたが、心の余裕がなくてコメント付けさせていただく余裕もありませんでした。自分が理由のない虐めに遭い虐められる人のつらい気持ちも痛いほどよくわかりました。現在まだコメント欄を開くと荒らしが入りますから本当の平穏にはなっていませんが、放っておけば、そのうち忘れてくれるだろうと期待しています。ご心配いただき感謝いたします。
返信する
Unknown (ごゆっくり)
2022-03-21 16:55:56
びこさまへ
私が削除したコメントの同じ系列のコメントをあっちこっちで見かけているから、
ことが相当ひどくなってますね。
なのに、このコメント欄でびこっさんを名指しているのに、ここまでこないのは、なんでかなーとふっと不思議になったので
びこさん宛に書いています。

トランプ時代、私もトランプ人間達(トランプが好きで服従する人たち)から、
嫌がらせや罵倒らしきコメントを結構受けました。
あまりにも汚いのは削除しましたが、
逆に笑える程の無知なコメントは記念で残してはいます。
あの時は削除するのが日課みたいな感じでしたね。

他のブロガーにびこさんを悪く書いている人達のコメントを読むと、
幼稚性とか無知の度合いからみて
被害意識を持たないほうが良いかもしれません。
要するに、彼らはその被害を与えることを
楽しんでいるようだし、
悪いと微塵も思ってないようで、
そのような人から一々被害を受けたと思うのは
彼らをより楽しませることになるとのことです。
辛いでしょうけど、
長いトンネルをくくる時期だと思えば、気が少しは楽になるでしょうかね。

このコメントを読んでも返信しないほうがいいかもです。
トンネルは必ず出口があります。
頑張ってくださいね。
返信する

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