Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

生き方の構造を変えるChange the structure way of life

2022-12-20 | 生き方

 

 

 

生き方を変える、

これは極めて簡単であって、

同時にあり得ないほど不可能のようにも捉える。

Changing the way of one’s life is extremely simple,

but simultaneously it looks impossible to be changed.

 

私は自分の生き方を変えた。

I changed my way of life.

生き方を変えると

与えられた私個人の人生の分量も性質も変わる。

As I changed it, my given portion of life

and my personal innate disposition also changed.

 

変わったことで、慣れている自分への感覚が薄れてきて、

以前に感じたことの無い自分を感じ始めるようになった。

The alteration made me feel fading out of

the familiar sense of myself that I was used to,

and I began to think about myself

in a way, I had never sensed before.

それは、自分は自分なのに、

まるで見知らぬ他人の人生を

代わって生きるような気分なのである。

It is likely that I am still as I was

but as if I am living on behalf of an unknown person’s life.

 

自分を変えることは習慣を変えることである。

Changing oneself is to change habits.

習慣を変えることは慣れてきた行いを

慣れていない別のやり方に変えることである。

Changing habits is changing one’s habitual behavior

into another unfamiliar way.

 

私という自分は、

他人からみて人類の数の一つにすぎない。

I who represents as be me,

it is just one of the numbers of mankind

from the viewpoint of others.

全ての人類は“自分”“私”という

単一の意識を持っている。

All human beings have

the singular consciousness of being

“me myself” and “I”.

 

その単一の意識は、

それ以上分解することができない原素であろう。

That singular consciousness about being me

is like an element that cannot be broken down anymore.

自分を変えることは、

その原素の分子結合を変える過程である。

Changing oneself is the process of

altering the molecular structure of the element.

 

鉛筆の芯の炭素、

ダイヤモンドの炭素、

石炭の炭素

The carbon in pencil lead,

carbon in diamond, and carbon in coal.

 

炭素の分子結合が変わると

石炭がダイヤモンドに化ける。

When the molecular structure of carbon changes,

coal turns into a diamond.

鉛筆の芯とダイヤモンドの価値を決めるのは

その分量と数量であろう。

What determines the value

between a pencil lead and a diamond

is the amount and quantity.

 

私の自分という意識は

石炭の分子構造に似ているように思える。

I guess the consciousness of being myself

is similar to the molecular structure of coal.

生き方を変えたということは、

石炭の分子構造の運命を変えたということに似ている。

Changing the way we live is like

alternating the fate of the molecular structure of coal.

 

石炭は熱を加えると酸素と結合して燃え出す。

When coal is heated,

it combines with Oxygen and starts to burn.

酸素が二酸化炭素に結合され、

水素と炭素に分解される。

Oxygen is combined with carbon dioxide

and discomposed into Hydrogen and Carbon.

 

炭素に熱が加わると熱量になり、燃え出す。

When coal is heated,

it becomes calories and bursts into flames.

 

石炭が燃えることは

石炭であり続けることを辞めて、

熱そのものになることである。

Flamed coal means it becomes heat itself

and to stop to be being a lump of coal.

 

熱として石炭の一生を全うし、

燃やせるものが無くなるまでひたすら燃え続ける。

Flamed coal finally completes its life a while after

it produces heat until there is nothing left to burn.

 

存在を全うして、灰だけを残す。

It completes its existence, leaving ashes only.

その灰もやがては目に見えなくなる。

The ashes will eventually be invisible.

 

私は石炭として燃えて消えることを断った。

I refused to burn out and off like coal does.

ただそれだけのことである。

It's just that was all about.

 

 

 


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18 Comments

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reaction formula (テレビとうさん)
2022-12-20 09:19:41
化学反応式が少し違います。
Unknown (閑斉)
2022-12-20 17:00:51
自分を変えることと石炭が燃えることに例えているようです。
化学者に言わせると違うと言うでしょうね。

自分を変わるのは精神面、石炭が変わるには炭素が燃え抜けて灰だけが残ったもの。

もし、精神を変えるのに熱量が出るなら、何かが精神で燃えた証ですね。
燃える想いと言うのがありますので、比喩的な意味で燃えるものな内在しますね。
Unknown (ZIP)
2022-12-22 15:29:49
周期表を眺めている分にはこれらの元素はどれもフラットに並んでおり、個性らしきものは感じられない。
だが、百以上の元素の中には、我々にとって全く他とかけ離れて重要ものがただ一つだけ存在する。
おそらく化学を学んだ者であれば、まず間違いなく答えが一致するだろう。

その元素は、この世で最も硬く輝かしい物質になる。
あらゆる情報を書き記すことのできるしなやかなメディアにも、
我々の生活になくてはならないエネルギー源にも化けられる。
その元素はまた、舌と胃袋を満足させる食品、
病を癒す医療などの主要な構成材料でもある。
暖かい手触りの木材にも、
頑丈なブラスチックにも、
それは欠かせない。
いや、そもそもこの元素を抜きには、あらゆる生命体の存在があり得ない。
何しろ三十数億年にわたって連綿と続いてきた遺伝子、生命のシステムを支えるタンパク質なども、この元素が骨格を作っているのだ。
大地にも、空気中にも、海中にも、宇宙の遠い恒星にさえ、それはあまねく存在する。
その元素の名は、炭素に他ならない。


  佐藤健太郎著『炭素文明論』
Unknown (テレビとうさんっへ)
2022-12-23 09:23:47
指摘ありがたく受けました。
記事を書く前にウィキペディアで確認すべきでしたが、
そうすると書きたかった内容が変わるので
そのまま、おもうがままに書いてしまいました。
まだ知識が確定されてない若者が読むと
間違いに気づけないので、
後で、後書きとして間違いを訂正しておきます。
Unknown (閑斉さんへ)
2022-12-23 09:29:20
比喩のつもりもありましたが、
私は物事を素粒子物理学として
理解しているのもあって、
私流の考え方なのです。
私のブログ記事は、根本として
自分が実際にやって得たものしか書きません。
なので、自分を変える分子構造的な意味を込めて書いたのです。
それを受けるものがいて
反射するひともいる、
理解を示してくれる人もいる、それらも言わば面白いですね。
Unknown (ZIPさんへ)
2022-12-23 09:36:07
まさに、私が思い描いた背景を検索してくださって
本当に感謝します。
私は周期表に魅力を感じています。
何もしたくないときは、周期表を暗記しようとしています。
テストも無ければ、知って何もならないのですが、
分かるだけで満足感が得られるのです。
だから炭素や水素は私の日常の中で
常に考えるものです。

 佐藤健太郎さんはその物質の性質を極めて究明したかと思います。
いつか彼の本を読みたくなりました。
Unknown (桂蓮)
2022-12-23 09:47:57
ところで、誰かここまで読む人がいらっしゃるなら、
ここは寒波注意が出ていて
Snowstormの注意も出ています。
零下30度ほど下がるようです。
風、雨を伴うらしいので停電注意も出ています。
あと、3日ほどWifiが切れるかもしれません。
夫は2階の寝室で寝るのはいやだと言って
今ちょうど、エアベットを1階のリビングに広げています。
寒波が終わるまでリビングで寝るようです。
停電になるとどこも閉まるので
今日は朝から食べ物を作り置きしてました。
ガスコンロ(携帯)も日本では売られていますが、
ここは本体を買えたとしても
肝要なガスを売ってないので
まあー停電になると困りますね。
とにかく、運良く停電にならなかったら
ブログ開けるかもです。

別に私の事情など、どうでもいいのに
アメリカ全域にかけて寒波が来るようだから
参考?までに書いておきます。
とても参考になりました (のしてんてん)
2022-12-25 21:21:30
自己探求の形は十人十色ですね。違って当たり前ですが、一つだけ万人に共通する事実がありますね。

自分と言う存在のことです。空の中に人はみな自分と言う地番を持っているということですが、みな決して重複した住所を持てないという現実を、炭素の話しは見事に具現化して見せてくれたように心地よいです。

炭素の化学変化は、私と言う地番の中で空をうごかしているのですね。
実を作り、燃え、様々なエネルギーを作りだす。あるいはエネルギーの変遷が地番の中で起こる。

それが人間の本質なんだと気付かせて頂きました。

ありがとうございます。-30度なんて考えられませんが、どうか万全に備えられてお過ごしください。
Unknown (のしてんてんさんへ)
2022-12-27 12:59:40
本質っていうか、分子結合変化ですよね。
分かってもらって嬉しいです。

実は今、インフルエンザーがこじらって
酷い咳込みになりました。
薬もあまり効かなくて
もう1ヶ月ほど病気してます。
こんな状態で家事もしんどいですが、
家が汚いのが我慢できないので、
掃除、料理はしてます。
回復が遅れるのもコロナのせいで
外に出なく免疫が落ちたからでしょうね。
こんな時に、深い理解のあるコメントもらって
こころ強いです。
ありがとうございました。
空に依存する?! (のしてんてん)
2022-12-27 22:47:54
しんどい時は休むのも勇気と考えて御自愛くださいね。

天文学的数字の分子たちの結合が、なぜ正確に人を作るのか。その分子間に何が働いているのか。そんなことを考えると空の偉大さが実感できますよ^ね^

それを神と考えてもいいのですが、人間の力(科学的)によって納得したいと常々思ってきました。

桂蓮さんの炭素の着眼点は、そんな私の心をくすぐって、ついコメントしたくなるのです。寒波の中ご迷惑かも知れませんが、返信頂きありがとうございました。

体調いかがですか。日本では風邪気味の時よく、しょうが湯(生しょうがをすりおろし、蜂蜜と合わせてお湯に入れて飲むのです。
身体がホカホカしてきて、いいですよ。そちらにも生しょうががあればいいですのにね。

温かくして身体を休めてください。

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