少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

レンタル暗室初体験

2009-08-14 20:54:10 | 写真
今日はネットで見つけたPIPPOというレンタル暗室に行ってみた。目的はもちろん4x5のネガフィルムの焼き付け。電話で確認すると4x5が焼ける機械はダースト Laboratory 1200という引伸ばし機にCLS501というカラー用のヘッドをつけたものとのこと、フィルターワークがしにくいだけだということだったので、最近はフィルターを使わないこともあり了解して浅草のお店に出かけた。場所はつくばエキスプレスの浅草駅から数分のお寿司屋さんの2階。まだ開店(?)して2カ月ほどととのことだった。

ほとんど4x5の焼き付けに来る人がいないとのことで、ちょっと装置の使い方やフォーカスチェック用のフィルタがなかったりと、気になることもあったが、相手をしてくれたお店のお嬢さんもとても感じが良く、気分よく作業をすることができた。

プリント自体は、今まで一度も自分で焼いたことがなかったせいもあり、ネガの調子がバラバラでひどいプリントしかできなかったが、それはそれで想定の範囲内。

何と言っても他の店に比べると値段が安い。2時間程度のセッションで3000円以下で済む。(よそは3時間が最低単位になっているところが多い。)これまで4x5は、焼き付けができないのでなかなか撮影が進まなかったが、これを機会にもう少し撮影数を増やしてみようかと思う。

ギャラリーにはアンセルアダムスのプリントが展示してあった。なんとも自分のプリントと比べると、こんなに違うものかと思うほど違っていた(あたりまえか)。でもよいプリントを見るのはいつも楽しいし、勉強にもなるね。


こんな時代に無謀(?)にも開店した町の小さなレンタルラボPIPPOさん、しばらく応援してみようかと思います。