操縦不能

いつもは娯楽小説（？）系の本はあまり読まないのだが、本屋で目に付いた表題の本を買って読んだ。

著者はもと全日空のパイロット。ボーイング７４７－４００の機長だったという。

この本、すごいおもしろかった。あっという間に読んでしまった。

読んでて思ったけど、パイロットって飛行機に対して怒ったら負けというところって、エンジニアや営業やそういう仕事と同じだなあと思った。何か変な指示が計器に出たら、その意味を考える。バカヤローと飛行機にどなっても、ちゃんとシップは飛んでくれない。全てを自分の問題としてとらえ、原因を追究し、仮説に基づいてアクションを起こす。そしてまた状況の確認。

そういう訓練をつんだパイロットがあのでっかい金属の塊を空にもちあげるのだ。

不調

ここ数週間くらい、頭の調子が悪い。筆もちっとも進まない。このブログも、あんまり意味のないようなことばかり。会社のサイトのコラムもなかなかアップできない。

なぜだろう。そこにある意味ってなんだろう。今までの経験では、こういう時って次のフェーズへの準備段階のようなことが多い。さなぎモードって言うかそんな感じ。

何が次には見えてくるのか。楽しみでもある。でも、それがいつやってくるか、分からない。この沈滞モードがあと一週間で終わるのか、1ヶ月いや一年なのか、わからない。

でも、また何か新しいものが見える日を信じて今日を歩いていきたいと思う。あせっちゃだめだ。きっとね。