語学学習ノート日記です.たまに仏教学習ノート日記です.

語学学習をしたあとのノートです.
ご一緒に学習しましょう.

1432番:スガンさんの山羊(2)

2022-07-06 10:06:41 | 日記

 

スガンさんの山羊(2)

 

                   【2】
 Fais-toi *¹  donc  chroniqueur,  imbécile !  fait-toi  chroniqueur ! 
Tu  gagneras  de  beaux  écus  à la rose,  tu  auras  ton couvert 
chez  Brébant,*   et  tu  pourras  te  montrer *   les  jours  de  
première  avec  une  plume  neuve  à  ta  barrette ...*

                    訳
  記者になりなさいってば、君. お馬鹿さんだなあ、記者になりなさい.
美しい薔薇模様入りの銀貨も稼げるんだ.  ブレバン亭の常連客にだって
なれるのだよ.  帽子に新しい羽根を飾って

                 《語句》   
Fais-toi chroniqueur 記者になりなさい. chroniqueur (m),  chroniqueuse (f) 記者
命令形 ∔ donc  ~ってば   
  Fais-toi *¹  donc  chroniqueur / 記者になりなさいってば、君.
donc [発音、ドンク]  (本文のような命令形では ドン もあるとのこと)
imbécile [アンベスィル] お馬鹿さん
écus (pl)< écu(m)[エキュ] エキュ(昔の銀貨、盾の紋章の入っていた)、
       5フラン銀貨
à (前)~の入った, 
écus à la rose   薔薇の模様の入った銀貨
   (盾の紋章より、ずっと古い古銀貨になります)
 文面から推し量ると、相当高価な貨幣のようです。
 現代日本に置き換えると、さしずめ福沢諭吉入りブラウン・ペーパー
Brébant 経営者のブレバン氏がパリに構えた料亭. 有名文士が集まった
    有名な店だったそうです.
couvert (m) 食器一式(ナイフ、フォーク、スプーン、大皿、パン皿
  バターナイフ、コーヒースプーン、ワイングラス、水用グラス)
 * まだまだありますが、とりあえず、最低限これだけあります.
avoir son couvert chez~ ~にいつでも食事に行けるほど親しい
よその家や店に自分用の食器類があるというのはよほどの常連です.  
te montrer < se montrer 姿を見せる、現れる
barrette (f) 聖職者用の帽子だが、ここではそれを真似たデザインの帽子
les jours de première  芝居の初演の日、複数になっているのは、
          そういう日に何度も行けるということ

 

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1431番:仏作文(6)(スタンダードフランス語講座③より)

2022-07-06 10:06:41 | 日記

仏作文(6)(スタンダードフランス語講座③より)

 

【6回目】

例文6

ほとんどの外国人が日本の庭園を世界一美しいと思う。

La plupart des étrangers trouvent les jardins japonais les plus beaux du monde.


● 文例6は、最後の基本文型

  主語 + 動詞 + 直接目的語 + 属詞

 「~が―を~と・・する」という形です。

この文型で使われる動詞の主なものは、

appeler   :~を…と呼ぶ、名付ける 
           appeler un enfant Paul  
      子どもにポールという名をつける

considérer A comme B :  AをB とみなす
           Je ne le considère pas comme mon ami. 
      私は彼を友人とは思っていない。 

croire :~を…だと思う
    Il me croit son ami.
        彼は私を友だちだと思っている。 

devenir  直接目的語はque + 直説法、もしくは de + 不定詞
    ~であることは…となる
    Il devenait évident qu'il mentait.
        彼がうそをついていることは次第に明らかになった。    

        Ça devient de plus en plus difficile d'obtenir  des bourses.
        奨学金を得るのはますます難しくなっている。

élire   :(選挙によって)選ぶ、 選出する
    Nous avons élu M. Dupont président de l'assembée.
        我々はデュポン氏を議長に選出した。

estimer   :   estimer + 目的語 + 形容詞 
       …が…だと思う
      Je l'estime plus riche que toi.
            私は君より彼の方が金持ちだと思う。

      estimer  + 形容詞 + de + 不定詞
            ~することが…だと思う
            J'estime estimer indispensable* d'y aller.
            そこへ行くことは不可欠だと思う。
           *indispensable  アンディスパンサーブル(形)是非必要な

nommer : ~qn/qc + 属詞
      …を…と名付ける    …を…に任命する
      nommer d'office un avocat
       弁護士を官選する

prendre pour: prendre A pour B   /
              AをBと取り違える(見なす) /  AをBとして選ぶ
       Je le prends souvent pour son frère.
              私はよく彼を彼の弟と間違える。 

       prendre qn pour arbitre
              (人)を調停者として選ぶ

       prendre qc pour cible
              (何)を目標にする 

regarder comme:  regarder ~(qn/qc) comme…
         ~(人/何)を…とみなす
       On regarde cela comme un honneur.
              それは名誉とみなされている。
    
rendre  : ~ + 直接目的語 + 属詞
        …を…にする
       Cette nouvelle l'a rendu triste.
              その知らせは彼を悲しませた。  

 


● 属詞の性、数が直説目的語と一致する点に注意。
● 属詞より直接目的語の方が長い連辞(サンタグム)であるときは、
  これが後に来る方が文として落ち着きます。

   「人はこのいつもぼんやりしている少年を  « お月さまのジャン» と呼んでいた。」

   On appelait  « Jean de la Lune » ce garçon toujours distrait.


問題A

1: 彼女の態度は私を悲しませた。

ゴタの答案は: Son attitude m'a rendu triste.

正解は   : Son attitude m'a rendu triste.

                ≪感想≫
何か論語にありましたが、70歳になると、思うままに振舞っても
それでいて道をはずれないようになるとか、なったとか。
我がフランス語もここまできたか・・・んなわけねーな。たまたま
正解と一致しただけでしょう。慢心はいけない。驕りは進歩成長を
止める毒薬。気をつけましょう。
直前でrendre は、学んだばかり。正解しないほうがおかしいかも。


2: 私たちは、ポールが有罪だとは信じていない。

作文に取り掛かる前に、属詞になる有罪という意味の形容詞を
和仏辞典で引いてみた: coupable  罪のある、罪を犯した(de の)


ゴタの答案は: Nous ne croyons pas Paul coupable.

正解は   : Nous ne croyons pas Paul coupable.

              ≪感想≫
再び正解。しかも一字一句解答例と同じ。ばんざーい。今夜は赤飯。

3: 彼は私を中国人だと思った。

ゴタの答案は: Il m'a croit chinois.

正解は   : Il m'a pris pour un Chinois.

             ≪感想≫
croir よりもprendre を使った方がいいかも。この場合の「思う」
というのは、誤認判断するという意味になるから  prendre pour
の方がいいかも。
それから、国名は大文字で始めるのことはコクメイに記憶したのだが、
国籍も大文字なんだね。小文字なのは、形容詞か言語名のとき。
そして言語名の場合は冠詞をかぶせる。

★ 国名関係は4通りで覚える
① 国名=大文字はじめ+冠詞つき(冠詞のない国もある)
② 国籍名=大文字はじめ
③ 国語名=小文字+冠詞
④ 形容詞=小文字

尚、テキスト側にも、同様の注意書きが添えられていました。
それによりますと、

「単語の勉強」
♦ croire とtrouver : いずれも日本語では「~と思う」にあたりますが、
 croire はどちらかといえば、主観的な判断であるのに対し、trouver は
 現実に対象となる人や物を知った上での「発見」に基づく結論です。
   「彼はいい人だと思います。」 Je le crois sympathique. 
                                  Je le trouve sympathique.


問題B

1: ヨーロッパ人の大部分は、日本を極東の国とみなしているが、
   ロベール・ギランに言わせると、あまりにヨーロッパ化され
   ているので、これはむしろ極西の国である。


ゴタの答案は:   La plupart des Européen prenne le Japon le pays
            le plus est,  mais au disent Robert Guilant, c'est plutôt
            le pays le plus ouest comme il s'est trop européanisé.
                                                      (0点/ 10点中)

正解は  : La plupart des Européens considèrent le Japon comme 
           un pays de l' Extrème-Orient,  mais pour Robert Guilain, 
           il est tellement europanisé que c'est plutôt un pays de 
           l'Extrême-Occident. 

                   ≪感想≫
まず、prendre の複数3人称が間違い。こんな基本を間違えるとは、
大丈夫なのか?と自分で自分を疑う。prendre の直説法現在をこの場
を借りて復習.

ju prends             n. prenons
tu prends             v. prenez
il prend              ils prennent

間違えたprenne はどこから出てきたか不思議だが、これは
prendre 接続法単数3人称です。

【忠告】 ええかげんな覚え方せず、ちゃんと覚えましょう。

   尚、極東は Extrème-Orient これも、この際覚えましょう。
  
それから、自分で書いたのに、「ロベール・ギャランに言わせると」を
au disent Robert Guilan とやっている。なぜ、こう書いたかよくわから
ないがここは、d'apres Robert Guilain にすればよかったかも。

              
2: 農耕器具[matériel (m) agricole]  の機械化は、それまで
   未開であった土地を豊かにした。
   

ゴタの答案は:La motorisation du matériel agricole a rendu abondant 
              la terre qui était primitive.


正解は   :La mécanisation du matériel agricole a rendu fertiles
              des terres jusque là inexploitables.

        ≪感想≫  
模範解答に、知らない単語がたくさんありましたので今、調べているところ。
次のように調べました。

mécanisation(f)機械化     mécanisation de l'agriculture 農業の機械化
fertile(形)肥沃な、豊かな (enに) 富む 
inexploitable (形) (土地などが)開発できない
         (資料などが)利用できない 
jusque là  その時まで

解答の文章を逆輸入というか、日本語訳をつけると

農業器具の機械化はそれまで開発不可だった土地を肥沃にした。

なるほど! さすが模範解答!感心して、この本の著者の名前を見てみた。
なるほど、福井芳雄先生と、丸山圭三郎先生。ゴタが昔テレビやラジオで
学習していたときの講師でした。
 

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