語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

1464番:スガンさんの山羊(12)

2022-07-25 06:40:33 | 日記


スガンさんの山羊(12)


—————————【12】—————————————————
             
 La chèvre se trouvait * très heureuse et broutait 
l'herbe de si bon cœur que M. Seguin était ravi.
——Enfin, pensait le pauvre homme,  en* voilà 
une qui ne s'ennuiera pas chez moi !
 M. Seguin se trompait, sa chèvre s'ennuya.


.—————————(訳)—————————————————
                 
山羊は幸せそうでした.草を喜んで食べていた
のでスガンさんはうれしく思いました.
スガンさんは、哀れにもこう考えました.
——やっと、私のところでも嫌気のささない
やつが1匹来たぞ.
スガンさんは勘違いをしていたのです.実は
この山羊ももう飽きて嫌気がさしていたのです.


—————————《語句》————————————————
        
broutait (半過去) brouter (草を)食う
  lers biches broutent le gazon. 
    雌鹿が芝草を食べている.    
s'ennuiera (単純未来) <s'ennuyer 
se trompait (半過去) < se tromper  勘違いする


————————— ≪解説≫——————————————————
          
* en は des chèvres  不特定多数の山羊.
不特定多数の山羊のうち、en voilà une
ほら山羊が1匹います.と言っています.
どんな1匹かというと、
qui ne s'ennuiera pas chez moi
s'ennuiera は未来形で、(この先)我が家でも
嫌気がささない(だろう)そんな山羊.
そんな山羊が  enfin やっと、ついに
ほら我が家にいます.(我が家にやってきたよ)
それがこのスガンさんの発話文.

Enfin, pensait le pauvre homme,  en* voilà 
une qui ne s'ennuiera pas chez moi !

pensait  はpenser (思う)の半過去「思った」
le pauvre homme, 「哀れな男」ここはpauvre
を形容詞ではなく副詞扱いで訳します.
気の毒にもこの人は思った、と訳します.

trouver は「を発見する」、「を見出す」という意味の
他動詞ですが、目的語が再帰代名詞の場合
se trouver さらに属詞をとって
se trouver + 属詞 「自分が~であると思う」
という意味を作ります.      
* La chavèvre se trouvait très heureuse
 山羊は非常に幸せを感じた.
se touver + 属詞 (自分を) ~であると思う
Il se trouve malheureux.
彼は自分を不幸だと思っている.       
ravi(e) (形) 大喜びの、とてもうれしい.
de bon cœur  喜んで、心から
        de grand cœur  喜んで、心から
        de tout cœur   喜んで、心から
   J'avoue de bon cœur qu'il a raison.
   私は喜んで彼が正しいことを認める.
si… que ~  :   
  非常に、とても(あまりに) ...なので~
    La chèvre broutait l'herbe de si bon 
    cœur que j'était ravi.
    山羊があんまり喜んで草を食べるので
  私はとてもうれしかった。

 

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1463番:さすらいの青春(182)

2022-07-25 06:34:44 | 日記

 
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
  
さすらいの青春(182)

 
—————————【182】———————————————

   C'était  un  vêtement   d'une  fantaisie  charmante,
comme   devaient   en  porter  les  jeunes  gens  qui
dansaient  avec  nos  grand'mères,  dans  les  bals  de
mil  huit  cent  trente.

 
——————————(訳)————————————————

  それは風変わりながら魅力のある服で、おそらく1830年
の舞踏会で祖母と一緒に踊っていた若者たちが着ていたよう
な服に違いなかった.
 

..—————————⦅語句》————————————————
                                   
fantaisie:[ファンテジー](f) ❶気まぐれ、❷風変わり、❸空想力
    ❹独創性、奇抜さ        
charmant(e):(形) 魅惑的な、魅力的な、感じのいい    
comme:(接)【例示】たとえば~のような 
devaient:(半過去3複) <devoir (他)(助動詞用法)
   devoir + 不定詞:❶~しなければならない
      ❷~にちがいない、~のはずだ、きっと~だろう
   ❸~するべき運命にある、必ず~する  
trente:(数形) 30の   
mil huit cent trente:(数、年号) 1830年   
    les bals de mil huit cent trente 1830年代の舞踏会
  1830年の舞踏会ではないかと思い、他の訳本を
  見たが、全て1830年代の舞踏会と「代」がついていた.
  年号をde で前方の名詞に結合した場合「代」がつくのか
  について、手元の文法書を調べたが言及されている本は
  ありませんでした.ただしen を使うと正確にその年にな
  るようです.les bals en mil huit cent trente 1830年にあっ
  たいくつかの舞踏会
  ただし、これも私の思い過ごしかもしれません.わずか
  1~2冊の本を見ただけで判断するには気が引けます.
  「代」がつくか、つかないかの問題は「保留」でお願い
  します.分かり次第、書き込みに戻ってきますので.
porter:(他) 身につけている、着ている
en:このenはun de vêtements を指す.
   先に出た名詞の数を特定する(この場合1つ)

 

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