ほっとなほっとする コラム

「上州人」気質そのまんま!義理と人情が身にしみます。本音を語っても許してくれますか?ばあちゃんのホットなコラム見てね。

おくりびとを観て

2008-11-17 13:58:00 | 仕事

早めに夕食を済ませて、ひとりシネマへ行く。

どうしても観たかった「おくりびと」

チェロ奏者の大悟(モッ君)は楽団の解散で、故郷の山形へ妻と帰る。

広告で見た「旅のお手伝い」の会社へ面接、即座に仕事。

実は、遺体を棺に収める仕事「旅立ちのお手伝い」だったのだ。

妻に内緒の仕事だった。

友人や町内の人の理解も得られない。

しかし、さまざまな別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。

 

 偶然、生き別れた自分の父親のおくりびとになる。

幼い頃に交わした「石ふみ」を握り締めていた父に涙する。

眼を覆いたくなる場面あり、田園でのチェロ演奏ありで、笑ったり、泣いたり久しぶりに重みのある映画でした。

おくる人、おくられる人の数だけ 人生のテーマが有り、ドラマがある。

仕事に好い悪いは無い。どんな仕事にも意味があり、お客さまの笑顔が見えるものだ。