ほっとなほっとする コラム

「上州人」気質そのまんま!義理と人情が身にしみます。本音を語っても許してくれますか?ばあちゃんのホットなコラム見てね。

どんど焼きで世代交流

2006-01-15 11:12:06 | うんちく・小ネタ
どんどん どんどん朝から太鼓の音が鳴り響く。
早い所では 6:30から打ち鳴らしている。
バチバチと竹が焼けの割れる音も聞こえる。
どんど焼きが始まったらしい。
早速 主人とお繭玉を持って出掛けた。
火が静まるのを待って 繭玉や餅やスルメを焙る。

待つ間にお年寄りの人と立ち話をする。
「昔はどんど焼きの小屋は子供たちで作ったもんだが 今はおとながやってるようなもんだ。」「年上の子供が親方になり 親方の指図で小屋を作った。いっぱしの棟梁だよ。」「隣りの地区の小屋をのぞきに行って 縄を切ったり競争したもんだ。」「繭玉だって3升も丸めて でっかかったよ。」「今は 孫のために繭玉を作るよ。」

繭玉がないから 行けないとか そんな事は面倒くさいとか いろいろな声を聞くが この地域にも 随分多勢の子供がいるのだなと感じた。地域活性や世代間交流のためにも是非 続けて欲しい行事です。
060115_002_消防自動車が待機する中 轟轟と火柱が上がっている。
夕べの雨で土は湿り 
気温10℃気持ちが
良くて 清清しい。
この火にあたったり無病息災を祈る。 
焼いた物を食べると風邪を引かないと言います。
060115_013_熱くて近寄れない。
長い棒の先に繭玉をくくりつける
長竹に付ける
アルミホイルで包む
紐で垂れ下げる
あの手この手で
繭玉を焼く。