くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

卒業シーズン到来

2018-03-20 | 日記
毎日バタバタとあいも変わらず過ごしているのだけれど、とうとう次期PTA会長としての初仕事。
卒業式参列。である。
ウン十年ぶりかにスーツを新調しちゃったりして、今後の色々なイベントにも備えはとりあえずできた。
雨の中であるが、下の子を保育園に預けた後、いざ学校へ。
顔は松嶋菜々子をくっつけてみて下さいませ。
ふと思い出して小さな箱を開けた。
高校生のとき、母が海外研修に二ヶ月間行っていた時があった。
朝練の山の走り込みが七時から。早朝5時半に起きてムーミンをテレビで見ながら自分のお弁当を作っていたことがあった。時々母が恋しくて、予定表を見ては滞在しているホテルに電話をする事があった。電話口から聞こえる外国語にドキドキし、拙い英語が通じた嬉しさ。あれが海外に興味を持った第一歩だったと思う。
その時、フランスのお土産として買ってきてくれたカメオ。
子供にはなんだか高級感がありすぎて着けることもできず、一体いつ着けるのか…と思いながらも大事にとってあったものだった。
そしてやっと、その時が来たわけである。でもなんとなく心配になり、オサレ番長Jさんに写メして
オバハンかな〜?の問に
シックで素敵じゃない?と回答を頂き、よし!と安心して出掛けた。
夫君の コウチョウセンセイミタイ  は聞かなかったふり。
愛知県の卒業式に出るのは始めて。ほ〜…こうやってやるのか。
などと思いつつ一人ひとりああ、この子も卒業か。としみじみ来年を思う。
この辺りは私服登校で、卒業式も市販のスーツなんかを着た女の子が多く、男の子もスーツを着たりってこともあったらしいが、今年はみんな中学校の学ランを着て、初々しい姿。その中で、袴姿の女の子が八人ほど。
華美にあまり走るのもどうかとは思うが、私も娘には着せたいなと思う。
実家には着物がいっぱいあるわけで、振り袖に、袴だけ新調すればまた他のときにも着られると思えば
民族衣装を着る数少ない場面として私は肯定派である。
現会長さんのスピーチは、涙ながらにアンパンマンは知っていますか?…から始まり、ほうほう、人が困ったときには自分の頭を差し出す的な?と思いきや、実は夢と野望を持ち、夢に向かって研究や努力を惜しまずあきらめないバイキンマン推しという斬新なスピーチに目を見張る。
なかなかに面白い卒業式であった。
しかし何か物足りない。
やはり歌なのである。
最早聞くこともない 蛍の光。
仰げば尊し。
慣性の法則で、聞けば泣ける。
だのにもうずいぶん前から卒業式からこれらは姿を消していたのであった。
なんだか寂しいな〜。と思う。
最後は雨なので外でやるはずが校舎内で在校生が見守る中のパレード。
色々面白い。
来年は卒業生の母となる。
いやさ。その前に金曜にはいよいよ保育園卒園式。
長かった私の保育園通い生活も等等幕を閉じる。そして壇上で男泣きしながらのスピーチが私を待っているのであった。

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