くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

わが身のしあわせ。

2016-08-01 | 日記

子供達が実家で過ごしている中、母は今日もエンドレス釉薬かけである。

ぶい~ん!!!と再生土をブレンダーでかき混ぜていると

びびびびっ!!と音を立てて何かが指にくっついた!!!蜂??!!きゃーっと振り払うと、

そいつはなんとセミ。

わたしゃ木か!!と思ったがはて?電動ブレンダー結構な振動と音だよ?

あっ!!さてはセミと思って求婚したとか?????

・・・・・・・・・・・セミにもててもねえ・・・。

さて、子供がいないというのはつまり24時間自分のもの。なんという事であろう。

気が軽い。が・・・しかし。浮ついてみたのもつかの間。

気が付いてみればぽつんとひとりパソコンに向かってなんかしてる夫君が待ってるため

あ・・晩御飯作らなきゃな。と気が付いたのはもう8時PMをとうに回って居た頃。

そんでもってため込んであったドラマなんかを見ちゃって、12時。寝なきゃな…

と起きて、珈琲飲んで、すぐまた仕事。

あ・・昼。てな感じで残りごはんでお茶漬け。いかんね。アッという間に体調崩すわ。こりゃ。

そういえば子供ができて思ったこと。この子たちがいるからちゃんと休憩できるな。私。

そうでなければただひたすら仕事漬けになってしまう。そういう線引きがどうにも苦手なのである。

ごはんだって、子供がいるからちゃんと三食きちんとしようと思う。

早く寝よう。そう思う。私みたいな不器用で不完全もいいとこな女に、神様もこりゃいかんわ。と

見かねて子供を授けて下さったのではないか。そんなふうに思える。

先日じゅんちゃんの車に乗せて頂き、平井堅の歌 桔梗が丘 を聞いた。

胸を張れるような人間じゃないけど   つい声を荒げてしまうこともあった   そんなフレーズが

頭に残ってる。じゅんちゃんはウチの娘を想って涙すると言ってくれたけど、私は自分の心に直接沁みる。

ひりひりと。

いつも思う。ほんとに自分のことを棚上げして、ああだのこうだのと口を出す。

己はどうよ。人を育てるなんていう大それたことができる人間なのか。

でもそんなこと言ったって、産んだ以上責任があって、自分が知っていること、いいことは

身につけさせてあげたい。毎日に追われて、どれだけできているのかはわからないけど。

そんなことを思って一喜一憂。しかし久々に子供が居ないことによってそのありがたみが

身に染みた。育ててもいるが、身を保たせてももらっているんだな・・・。

それでも帰ってきた今日からまた、あ~しんどいって思うんだけどね。

でも。今日はよく寝られそう。

 

 


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2 コメント

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Unknown (jun)
2016-08-01 22:47:44
私は親になれなかったから、
あー親ってこんな風に思ってたのかもしれないな、
と思って、子にもいつかわかる時が来るんだなって泣けるのよ・・・
ええ歌詞ですわ。
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Unknown (haru)
2016-08-03 20:37:11
本当に親のありがたみがひしひしと身に沁みるわ・・・。
ええ歌詞です。
返信する

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