杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

市場で凹む

2010-05-26 08:48:57 | 中国語
昨日は環北市場へ久しぶりにお友達と行ってきました。
久しぶりの市場はやっぱりごちゃごちゃしています。

そして、いろいろ凹んだ買い物でした

ある物をいくらか聞いたら「セーケェ。(シェーケェ?シャーケェ?)」と返事。
…わからない!!

たぶん、三元(サンクアイ)?
でも、十(巻き舌のシー)にも聞こえます。
こちらの人は、十は(スー)と発音する人が多いから、多分三だと思うんですが…。
でも、もしかしたら「十元」と言ったのかも??
声調まで聞き取れれば判別できるのかもしれないんですが、私はまだ声調をしっかり聞き分け出来ません。
(だって早口だし!!)

おばちゃんは別の客の相手していて、ゆっくり言い直してくれそうもないし、それを買うのはやめちゃいました。

最近、野菜市場のおばちゃんの訛った値段の言い方が分かるようになっていたので、値段なら聞き取れると思っていたんですが、おばちゃんは、私に分かるように普通語寄りで言ってくれていたようです。(それでも多少訛っているんだけどね

あれだけ早口でコテコテに訛っていると値段でも聞き取れません。お手上げ!!



それから、夏、寝汗を吸い取る為に、ベッドに敷くタオルケットがないかなぁ?と探しに行くことに。
でも、こちらでは竹や牛革(!)のものか、綿のキルティングみたいなものを敷くのが主流なんですね。
タオルケットがなかなか見つかりませんでした。

それで仕方なく綿のものを見ていたんですが、私が希望する大きさより若干小さい…
それで、「大きいのはありますか?」と聞いたんですが、これは大きいじゃなくて面積が広いという形容詞を使うべきだったんですね。
「アァ!?クアン?」と直されてしまいました。

家で調べたら「宽」という形容詞だったようです。また1つ勉強…。

そこからが分からない!おじちゃんが早口で話し続けます。
おそらく…これ以上の大きさはないと言っているんだと思いますが…。

でも、この大きさだったら要らないので、「不好意思。不要!」と言って店を出たら「あんたの言っている意味がわからない!」と捨て台詞を吐かれました

確かに、私が話したのは「大きいのある?」「(大きさが)足りない」「要らない」だけ。
たぶん、おじちゃんはいろいろなことを言っていたのに、私がそれ以外の単語を話さない(話せない)から、こちらがどんな商品を探しているのか分からなかったんでしょうね。



カタコト中国語の限界を感じる今日この頃…。
以前はカタコトでもなんとか頑張って話して、適当に買い物できていたんです。
だから、そんなに高いレベルの中国語が話せなくてもなんとかやっていけるなぁ…なんて、勘違いしていました。

でも、今は以前と違って聴解能力があがり、そういう言葉がすんなりと聞き取れるようになってしまったので、買い物に行くたびにちょっと凹みます

中国語学習を更にがんばらないといけない時期になっちゃったのかもしれません



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7 コメント

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Unknown (舞蹴)
2010-05-26 11:04:35
「セーケェ」は「三元」だと思います。杭州弁の発音は「セークィ」です。十元なら「ザクィ」みたいな発音になりますよ。

因みに私は市中心から離れた所に住んでいますので、杭州弁は聞きとれますが、うまく話せません。
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舞蹴さんへ (はる)
2010-05-26 11:46:46
うわぁ♪教えてくれてありがとうございます!
すっごく助かります。

やっぱりあれは「三元」なんですね。
水道代を徴収しに来るおじいちゃんも杭州弁がひどくて全然聞き取れないんです。
でも、以前3を「セー」って言っていたような気がしたので、あれは三かな?と思っていました。

十元は「ザクィ」!?全然違いますね。
44元を「スースースー」と言われたことがあったので「十」は巻き舌じゃなく「スー」というのがこちらの方言だと思っていました。

杭州弁は更に違うんですね。勉強になりました。

あのー。もし良ければ1~10までの杭州弁の言い方を教えてもらえませんか?
知識として知っているだけでも、聞き取りの助けになると思うので…。
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Unknown (舞蹴)
2010-05-26 14:08:55
「イェッ、アル、セー、スー、ウー、ロッ、チェッ、バッ、ジュー、ザッ」です。44は「スーザスー」になります。「10」の発音は英語の「THE」に近いという感じかな?

杭州は、「元」の代わりに「塊(块)」を使うのが普通なんで、前は発音は「クィ」と書いてましたが、よく考えたら「クェイ」の方が近いですね。
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杭州弁 (sakura)
2010-05-26 14:13:35
私も市場で買い物してますけど、あれって杭州弁で話されていたんですか?!!!っというーか私には杭州弁と普通語の区別もまだついてません。というーか野菜市場では聞き取れないときは大きめのお金を出すようにしちゃってます・・そして 買い物の時は筆談可能なように あらかじめ中国語を書いておくとか 困った時の筆談頼みです。。。私はきっと向上心があまりないんだろうなって思いますが、あっちが私の中国語を分からなくて怒る時にはこっちも日本語で文句を言ったりします。大人げないけど、、。でも お互いに悪口はなんとなくわかりますよね。。あはは。
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Unknown (舞蹴)
2010-05-26 14:36:11
追伸。お金のことになると、「アル」は「リャン」と発音するのが多いですよ。二元の場合は「リャンクェイ」、二百元は「リャンバクェイ」(百と八の発音は同じ)。二十二元だけは「アルザアルクェイ」、因みに二百二十二元は「リャンバッアルザアルクェイ」です。

別の話ですが、「100パーセント」という表現は中国語で「百分之百」と言います。杭州弁は「百」と「八」の発音は同じなんで、そのまま言ってしまうと、8%か100%か分かりませんよね?そこでちゃんと「百分之一百」を言わないといけませんよ。
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舞蹴さんへ (はる)
2010-05-26 18:54:16
教えてくれてありがとうございます!
そういえば、水道代のおじいちゃん、いつも「ザッ」って間に言っていました!
「十」って意味だったんですね。
今度はおじいちゃんの杭州弁の聞き取りも頑張ってみます!!

「塊」は普通語は「クァイ、クワイ」と聞こえますが、杭州弁では「ケッ!」とか「ケェ!!」と聞こえていました。
実際は「クェ!」って感じなんですね。
(といっても、カタカナで無理やり表記するのには限度がありますが…)

百と八が同じというのも面白いですね。
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sakuraさんへ (はる)
2010-05-26 19:07:12
うーん。市場の人がみんな杭州弁ってことはないと思うんですが…。
たぶん、聞き取りにくいのは訛っているからだと思います。

私も普通語と訛った言い方の区別がやっとつくようになったんですが、それがどこの方言かまでは分かりませんよ。

聞いた感じ語尾が強くて、促音で終わる感じが訛りなんじゃないかな?と思っています。
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