“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

詐欺師は不滅!いま巷で持ちきりの結婚詐欺女とクヒオ大佐

2009年10月30日 22時14分04秒 | Weblog
人の心は移り気ですね。
もう多くの人の関心はのりぴーの事件から離れ、
のりぴーに関しての新たな報道でもない限り、
昨日も書いたように例の結婚詐欺の女の事件に飛んでしまっているようです。

今日鑑定に来たお客さんとの会話でも、打ち合わせに行った放送局でも、
帰りに寄った「居酒屋(店名)」でも然り。

中でも、行きつけの「居酒屋(店名)」の常連さん達は男女とも独身の人が多く、
今日も東スポや日刊ゲンダイに載った容疑者の女性の顔写真を前に、
「この女性とつきあうか?」
「このタイプの女性に何百万円も出してしまうか?」
「いや、オレは貯金ゼロだから・・・」
「女より馬のエサ代を出したほうがいい(競馬の馬券に使ったほうがいい)」
と、かまびすしく会話を弾ませていました。
いうならば、ややもすると大量殺人につながる可能性を持ったこの結婚詐欺事件が、
みんなの何よりの酒の肴になっているのです。

たしかに僕もそう思います!
あの写真の女性に言い寄ってこられて、
なぜに何百万円も貯金を出してしまうのかな???と。
もちろん、今の僕は占いという道楽(?)みたいな天職にお金を使ってしまって、
出せるようなお金なんてほとんどありませんが・・・

もう25年以上前ですが、
僕が六本木で家2軒分くらいのお金を使って派手に遊びまくっていた時代に、
行きつけのバーに時折ぶらりとへんな男の客が来ていました。
髪を栗色に染め、いかにも整形手術でもしたような不自然な鼻を持ち、
へんなイントネーションでしゃべる
どう見ても外人のマネをしているとしか見えない奇妙な日本人(笑)・・・
それが今、堺雅人主演で映画も公開されている稀代の結婚詐欺男“クヒオ大佐”でした。

僕はクヒオ大佐が来るたびに、マスターに、
「あの人、どう見たって日本人なのに、なんであんな外人のマネしてんだろう?」
と言ったものですが、それが女性を騙して貢がせるためだったなんて・・・

クヒオ大佐は毎回一人でぶらりと現われては、ちょこっとだけ飲んで、
決して長居することなく、一陣の風のように去っていきます。
つまりそれは、詐欺の獲物となる女性客を物色して回っていたのです。
クヒオ大佐にとっては、六本木のあちこちのお店に顔を出すのは、
獲物探しの行脚だったわけです。

あとでクヒオ大佐の詐欺事件が公になった時に、
あれほど胡散臭いニセ外人みえみえの男の話に、
なんでコロッと騙されてしまう女がいるんだろう???と、
ソートーに疑問に思ったものですが、
騙し騙されるというのはクヒオ大佐の事件を見ても、
今回の結婚詐欺女の事件を見ても、
意外に単純で簡単なものなんですね。

そうかと思うと、以前僕の友人のお母さんが、ヤクルトの発明者と名乗る男に、
新たな乳酸飲料の研究費にと1千万円近い金を貸してしまい、
同じくお金を貸した別のお母さんともども、
その発明家にトンズラされてしまいました。
お金を貸した当初は、騙されているとは知らないので、僕に、
「これで次の新発見新発明がうまく行くと倍にして返してもらえるの」と、
嬉々として話していたものですが、結局はパー(笑)

というか、それ以上に「詐欺師というのはすごい!」と思ったのは、その後そのお母さんが、
「聞いて!聞いて!あの詐欺男の居場所がわかったの!池袋にいるんですって!
こんどお金を返してもらいに行ってくるの!」
と言うので、へえ~っ、面白い、その修羅場を見てみたいなぁと思っていたら、
後日、その追加報告が・・・
「私、行ってきたのよ、その男のところに・・・」
「で、どうなったの?」
「うん、また五百万円貸しちゃったの」
「うっそ~~~っ、なんでまた?」
「う~~ん、それがよくわかんないんだけど、うまいのよね~~」ですって!
それにしても、このオバハン、よく金を持ってるなぁと感心したものですが・・・(笑)
かくして浜の真砂は尽きるとも、いつの世にも詐欺男・詐欺女は生き残る・・・


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