つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

【赤っ恥日記】クラシック編

2005年02月27日 22時05分29秒 | クラシック
昨晩は,土浦の夜空の下で大いに賑わってきました。
やっぱり,気心知れた人たちとお酒を飲むのは楽しいものですね。
帰りは明け方の3時でした。あはは・・・。

さて,本日は,前の書き込みでもお知らせしていたコンサートに行ってきました。
会場は我らのノバホール!
『曽根麻矢子(チェンバロ)高木綾子(フルート)古部賢一(オーボエ)トリオコンサート~早春のバロック~』である。

会場に入ると,寂しいかな空席祭り。
後方は見渡す限り,ほとんどお客さんがいない。
うーん,これだとさすがに演奏者もがっかりしてしまうだろう。
とりあえずは,昨晩のお酒で寝過ごさずに会場入りできて一安心した(笑)
お客さんは一人でも多い方が奏者も燃えるはず!

さて,今回のプログラムは全く予習なく聴きに行った。
最初がチェンバロとフルートとオーボエの3人で奏でる,テレンマン:ターフェルムジーク第2楽集4番三重奏曲 ホ長調だ。打ち込みながらも舌を噛みそうな長い題名だ。

しかし,おかしい。例のチェンバロとは一体どれだ?!
あれがフルート。それがオーボエのようだ・・・・。
あとはピアノしかないじゃないか。

首をかしげながらも,知ったようなフリで曲が始まるのを待つ。
曲が始まると,さっきのピアノが琴のような繊細な音を出すのだ。
「あれ?ピアノにしちゃだいぶ繊細な音を出すんなあ」。
私はピアノにも色々あるもんだと感心した。
もしかすると,あれは有名なスタンウエィかもしれない。
などと思っていたが曲が進めどなかなかチェンバロが出てこない。
勘の悪い私もそろそろ嫌な予感がしてきた。


案の定,3曲目で曽根麻矢子さんがピアノとおぼしき楽器の前で「これがチェンバロです」と詳しい説明をしてくれた。
な,なるほど。チェンバロって顎に挟んで弾く楽器じゃなかったのね(T▽T)
大変な勘違いをしていました。曽根さんごめんなさい。
初めてチェンバロの音色を耳にしたが,綺麗な音色だった。
この先何があろうとチェンバロだけは一生忘れない。


コンサートでは,なによりフルートの高木綾子さんが素晴らしかった。
ソロで奏でるバッハの 無伴奏フルート・ソナタ(パルティータ)イ短調 BWV1013が一番心に残った。フルートの音ってあんなに綺麗なんですね。もう一度聴きたいなあ。

あと,ここだけの話,高木さんのお美しいことといったらありませんでした!
遠目の席からの鑑賞でしたが仲間由紀恵ちゃんをさらに美人にしたようなかんじで,二重の意味でノックアウトされました。
他のお二人にはすいません(笑)


ただ,一つ感じたのは楽器は一つでももちろん良いんだけど,それが2つ,3つと重なるともっともっと素晴らしいものになるんだなということ。
オーケストラとはひと味違った楽しさを体験できました。
曽根さん,高木さん,古部さん,そして企画や裏方の皆さん,ありがとうございました!!

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2 コメント

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チェンバロ (OGT)
2005-02-28 21:40:58
僕も初めてチェンバロの音を聴いたときには

その繊細さに、思わず持っていたプログラムを取り落とし、周りの客に「シーッ!」と怒られた覚えがあります。



半ば眠りの世界に入ってしまっていたのが

最も大きな原因の一つなので、

悪いのはこちらなんですが。



ああいう狭量な人たちがクラシックの敷居を

あげてしまっているんだろうな、と

自分を棚に上げたことを思い出しました。



赤髪で穴あきジーパンに

「女王を殺せ」という内容の英文が

書かれたTシャツを着て、演奏会を見に行ったのも悪かったのかもしれません。

チケットもぎりの方が、入場前に

「今日はクラシックの演奏会ですよ」と

丁寧に教えてくれたくらいでしたから。
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ええんでない?! (つくばのド・音楽同好会管理人)
2005-02-28 22:27:41
いつもながら,アバンギャルドでアナーキーな話題をありがと(ワケワカ)



私は高木さんを目で追うのが熱心で眠気はこなかった。

ある意味幸せ(´∀`)

高木さんのCDの廉価版希望(笑)



ところで来月(ってもう明日か!)の東フィルはやはり行きたいのでスケジュールに入れてしまった!

ノリントンの「運命」と聴き比べてきます。
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