つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

ぼくたちの失敗

2005年04月28日 23時29分24秒 | クラシック
かって,こんな題名の曲がありましたよね?


さて,明日からついにGWですね。
大型連休に備えて,本屋に雑誌を買いに行きました。

とりあえずめぼしい書籍を数冊選んで,お店の閉店も近づいたのでそろそろ帰ろうとしたとき,こういう本が目に入った。

「指揮者の名盤~50人のマエストロを聴く」(平凡新書)

著者名は武士の情けで伏せておくが,とにかく閉店の音楽が流れるものだから,追い立てられるようにまとめ買ってしまった。

さて,この本,読み始めて驚いた。
私の好きなカール・ベームでの記述。
『カラヤンが起こした一大ブームメントに同乗する(中略)カリスマ性のなさ,スター性のなさ』
『ヨーロッパではすでに忘れ去られた存在になりつつある』
などなど,引用していても腹の立つ紹介ばかり。
この著者は一体,読み手に何を伝えたいのかさっぱり分からない。
自分の感じたことをただただ書いただけ。これじゃ私のブログと同じ。売り物ではないわな(笑)

じゃあ,小澤征爾先生についてはどうかというと,ただ略歴だけ。
読んでも何も得るところナシ。

私は読むのをやめて,床に放った。
こんなことならFLASH増刊号買っときゃよかったと悔やんでも後の祭り。


この本を買う私も私だったが,出版する方もよく出版したなあと感心した。

明日中には「ブック・オフ」の書棚に並ぶと思いますので,興味ある方はどうぞ。新品ですよ!

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